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野生の辛さを知らない者が自由を礼賛する

2023年04月16日 | 世間一般

Youtubeで視たベラルーシの街頭インタビューで

若い人が面白い事を言っていましたね。

同盟国として

ロシアと西側

どっちが良いかって質問されて

EUの方が良いと答えたあと

更にその理由を聞かれ

西側は自由な発言に耐えられる

そんな強い社会だから

って言っていました。

この言葉

物事の本質を上手く突いてますよね。

日本の政治家にも聞かせて上げたいです。

何が本質を突いてるかと言うと

自由な発言のできる社会は

それが許されるだけの強い体力が求められる

これを分かってるからです。

この話

いわゆる自由主義陣営と呼ばれてる国のエリートたち

分かって無い人が多いですよね。

特に私たちの国の政治家は

アメリカ追従が習慣になって

思考停止状態で

“自由と民主主義は人類の普遍的な価値感”

なんて言葉を簡単に口にしますよね。

中東にこの民主主義を定着させようと

西側の国はアラブの春を支援しましたが

結果はたくさんの人が死んで

そして今でも不安定なままです。

アフガニスタンに於いては

完全にタリバンの復権になりましたから

本当に死んで行ったたくさんの人達

気の毒でなりません。

これを見ただけでも

体力の無い国で

自由な発言を許せば

悲惨な事になる

はっきり見えますが

どうも日本ではその国の事情を一切考えずに

独裁者は悪

そう決めつけてる知識人が多いので

私は本当に軽く見えてしまいます。

自由と言うのは

本当はそれが理想かどうかも怪しい

私はいつもそう思っています。

どうしてそう思うかと言えば

小さな会社であっても社員がいるからです。

私自身は

昔から体育会系の体質の会社には合いませんでしたので

自分では意識して

社員一人一人が自由に働ける

なるべくその環境を作るようにしてきました。

それでも辞めてく社員はいます

どうして辞めてくかと言うと

自由はキツいからです。

自由と言う事は

ある程度自分の知恵を使って生きてく

って事になります。

そしてその事が苦手な社員は

それが苦痛になり辞めてく訳です。

それを見てきましたから

人によっては

自由は残酷

そう思っています。

だから

私は自由は人類の普遍的な価値観

なんて口にする人たちに言いたい訳です。

あなた達は本当に自由な環境で生きて来たんですか?

って

政治家を見ると

大体裕福な環境に生まれて

家庭教師をつけてもらい

偏差値と授業料の高い学校に入り

大学を卒業すれば

上場会社で通り一遍の社会生活をして

しばらくすれば

親の秘書をして

それから親が引退すれば

その基盤を引き継いで議員なる

こんな道を歩んで来た人ばかりですよね。

にも関らず

自分が自由に生きて来た

なんて勘違いしていますが

どうして勘違いしてるか?

って言うと

本当の自由を経験して無いからです。

そう言う私自身

本当の自由は経験していませんが

少なくとも

政治家の皆さんよりはそれを経験しています。

中2で一人で沖縄から出てきましたからね。

勉強しようがしまいが

自分の勝手です。

ただし

生きて行かなければなりませんからね。

年齢を隠して日雇いの仕事しましたし

時には食べ物も満足に食べられませんでした。

ですから

しっかり理解してる訳です。

自由の辛さも・・

自由の国アメリカは

トランプのように

自家用ジェット機の生活の人もいれば

道端で亡くなるホームレスもたくさんいます。

これが自由の本質です。

ですから

アフガニスタンのように貧しい国は

自由なんか要らないから

安全で安心な暮らし

これを求める人が

タリバンを支持してるのです。

ロシアも似たような物です

プーチンがあんな事をやらかしたのに

未だに8割もの国民が支持してるのは

ソ連が崩壊して

自由を手にしましたが

その時に地獄の辛さ

これを味わったから

もう自由は要らないから

貧しくても安心して生きられる生活を求めたのです。

そしてそれを実現したのがプーチンですから

むしろ独裁者の方が良い

こう思ってる国民が多いのです。

そうやって考えれば

自由と言う物が単に理想ではなく

実際には大きな苦しみをもたらす

そんな物である事が理解できるはずです。

まぁいつものように政治は私にはどうしようもありませんが

私自身は

いつも自由の辛さ

これも理解しながら会社経営をしていますので

政治家が口にするほど単純な物では無い

って事が分かっているのです。

当社は割と自由

そう言いましたが

実際に当社に残ってる社員は

この厳しさに耐えた人間ばかりです。

アメリカと同じで

自由の中で生きてくには

知恵を絞り汗を流して生きてくのです。

それが出来なければ

私たちのような零細企業は絶対務まりません。

ここまで言っておいて何ですが

自由は素晴らしいですよ。

私自身この開放感を楽しみながら人生の大半を過ごせた

これは本当に幸運だった

そう思っています。

収入面でも

仮に上場会社に務めて偉くなった

としても

とても私の得た給料はもらえなかったはずです。

自由で豊かな生活ができる

これは本当に理想ですが

ただ

そこに至るには

たくさんの苦しみもあった

って事です。

一々語りませんが

自由は

苦しみの上に成り立つ

私の持論です。

だから

私はいつも偉そうにしてる大会社の社員を見て思う訳です。

“アナタ大きな組織では務まるかもしれませんが当社のような零細企業では生きて行けませんよ”

って

そうなんです

零細企業で生きてく事は

本当に凄い事なんです

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1 コメント

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Unknown (武ちゃん)
2023-04-16 20:03:47
自由のつらさについてしっかり学ばせていただきました。ありがとうございました。
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