駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

自信は劣化の始まり

2022年10月28日 | 社内事情

時々担当社員を飛び越えて

私に直接相談に来る売主や家主さんがいます。

その相談を受け止めて

社員に伝えると

明らかに不機嫌な態度を取る

そんなケースがあります。

まぁ厳密に言えばありましたですね

私が徹底的に指導しましたから

今はそんな社員はいなくなりました。

どうして不機嫌になったかと言うと

大体

私は一生懸命やったのに・・・

って言葉が返ってきます。

どうして一生懸命やったのに

お客様は本人を飛び越えて私に来るかと言うと

社員の力量を見極めたからです。

つまり

頑張ってはいますが力不足

そう感じてる訳です。

担当社員も何となくそれは分かってますが

プライドがありますからね。

経験を積んで自信があったのに

そのプライドを傷つけられた

だから気持ちが不安定化する訳です。

しかしそれではダメですね。

仕事に限らず

プライベートでも人間は去ってく事があります

離婚が良い例ですよね。

奥さんが離婚したい

って言い出したら

その言葉で取り乱す人

多いと思いますが

こんなケースも構造原理は一緒です。

プライドが傷つく訳ですからね

その傷を最低限に抑えるには

大体相手が悪い

そんな結論で終わります

がこれではもったいない

私はいつも感じます。

確かに相手に原因がある

なんてケースは多いのですが

では100%相手が悪いか?

と言うとそうではありません

人の関係は大体お互い様です。

まぁそう言っても頭に血が上ってると

中々理解できないし

理解しようともしませんが

そんな人たちにとっても良い言葉があります。

それは

“他人は自分を映す鏡”

って言葉です。

良く社員が

あの家主は

歳を取ったら人格が変わった

なんて嘆きますが

これ

大体逆ですよ

人格が変わったのは相手でなく

自分が変ったのです。

私は客観的に見る立場ですから

良く分かります。

まぁ本人は自分では見えないから

相手のせいにして納得するのですが

それでは同じ事を繰り返しますからね。

人間40歳も過ぎれば

自分に自信もついてきますが

その自信は

自分を劣化させる原因でもあります。

ですから

その劣化を防ぐためには

自分から去ってく人がいたら

その人に映る自分の姿を

しっかり見る事です。

私自身は今の所妻は去ってはいませんが

社員は何人か辞めて行きました。

この辞めた社員達

ただそれを責めて納得したとしたら

当社はとっくにありません。

私は社員が辞めた時に

徹底的に相手の立場から見て

会社はどうだったのか?

それを考えます。

その事によって

それまで見えなかった会社の問題点

それを修正してるのです。

この話

社員の皆さんは良く分かってますよね。

休みが増えたのも

勤務時間が短くなったのも

給料が増えたのも

全て辞めた社員のおかげです。

私自身がそんな風にして生きてますから

家主が去って

ただ家主が悪い

って結論で終わる人を見ると

もうこれから先は下り坂

そう感じます。

ですから

そうならないために

再度しっかり頭に叩き込みましょう。

“他人は自分を映す鏡”

その鏡をしっかり見ると

未熟な自分の姿が

しっかり確認できる筈です。

コメント
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