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大勝利は退路を断って手に入れる

2022年10月07日 | 世間一般

私は軍事には全くの素人ですが

毎日ウクライナの戦況を確認してると

今までは全く見えなかった戦争の実態

これがはっきり分かるようになりました。

これまで戦争は領土の奪い合い

そんなイメージが強かったために

面で戦争を捉えていましたが

実際の戦争は線の奪い合いです。

そしてその線の奪い合いは

点を取るために行われるのです。

具体的には道路が線です。

今の時代は

この道路に沿って物資も人も運ばれますから

道を確保しなければ攻め入る事ができないのです。

守る方も道を失なわないように

防衛線を築くのです。

しかし道を制しても

後ろに兵站基地が無ければ

その意味がありません。

だから

ウクライナは

道は抑えられていても

長距離砲で後ろの弾薬庫やなんかを叩いてるのです。

道を使って攻め入った軍隊

後ろを叩かれると補給が切れて

孤立します。

これが戦争の悲惨な場面につながります。

食べ物も水も無く

弾も無いのに

撤退も投降も許されない

まぁ地獄ですよね。

初期の頃はマリウポリのウクライナ兵がそうでしたが

今はロシア兵はあっちこっちで逃げ場を失って

その地獄を味わってるのだと思います。

つまり

戦争は勝ち負けが定めですが

負けであっても

退路があれば最悪な状態は避けられますが

包囲されて退路を断たれた軍隊は

地獄

これが戦争の本質です。

この本質が見えると

ビジネスも全く一緒だと思いますね。

退路が確保できていれば

仕事の失敗によるダメージも大した事がありませんが

それが無ければ

戦争と同じように負ければ地獄となります。

ただ

戦争でもビジネスでも

退路を確保すれば良いのか?

と言えばそうでもありません。

大きな戦いをするには

退路を断つ気持ちが無ければ勝てない

これもまた戦争の本質です。

ビジネスでも

安全な道ばかりを進んでは

業界の覇権を取る事はできません。

ですから

大きな会社の創業者は

ある意味

皆さん勝負を賭けて来た人たちです。

私はそれが良く分かりますから

その勝負に負けたとしても

尊敬の気持ちは強くあります。

私自身は

いつも安全確認をして生きてきた訳ですからね。

退路を断つ猛者たちに比べれば

大した存在ではありません。

ですから

そんな人たちは尊敬しますが

決して同じ道を歩む事はありません。

安全運転は臆病者のやる事

それが分かってますが

実際に私は臆病者ですからね。

その道を歩むしかないのです。

勇者の皆さんは

離れた所から見物はしますが

自分がなろうなんて

到底思わない訳です。

 

コメント
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