学ぶ喜びを生きる力に☆奥田塾

三重県桑名市にある小さな英語塾・奥田塾のブログです。テーマは、学ぶ!楽しむ!分かち合う!

日本語音声学

2017年06月10日 | 日本語教師
4月から通い始めた「日本語教師養成講座」も3か月目に入りました。
ちょっと疲れ気味ですが、それなりに元気に学習を続けています。
(でもブログの更新は1週間に1回がやっとですね~。)

これまでに、「世界と日本」「日本語史」「言語学」「教授法」「文法」という5つの単位認定試験を何とかクリアーし、残りは「音声学」、「語彙」、「言語習得」の3つです。
無事に合格できれば、基礎理論コース(前半3か月)を修了し、7月からは実践実習コース(後半3か月)に進みます。


さて、突然ですが、前回の記事に出てきた『青春の影』という日本語を音声学的に分析してみましょう。

せ…無声・歯茎・摩擦音
い…非円唇・前舌・狭母音
し…無声・歯茎硬口蓋・摩擦音
ゅ…拗音
ん…撥音
の…有声・歯茎・鼻音
か…無声・軟口蓋・破裂音
げ…有声・軟口蓋・破裂音(または鼻音)

上のような母音・子音の分類作業が「音声学」の基礎になります。

たとえば、「せ」という音は、次のように説明することができます。

舌端を歯茎のところに持っていって口腔に狭めを作り(=歯茎音)、呼気がそこを通るときに摩擦で息の流れに乱れが起きて出る音(=摩擦音)。そのとき、声帯は振動させない(=無声音)。


「音声学」の授業は昨日で終了し、いよいよ3日後の13日に単位認定試験があります。
だから今日はテスト勉強をしました。(^^)v
(子音の調音点、調音法などをまとめてみました。↓)



21日は「語彙」、30日は「言語習得」のテストです。
「日本語教師養成講座」前半戦最後の3週間、梅雨のジメジメに負けず頑張ります!

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