学ぶ喜びを生きる力に☆奥田塾

三重県桑名市にある小さな英語塾・奥田塾のブログです。テーマは、学ぶ!楽しむ!分かち合う!

岡村孝子 「T's BEST」

2021年10月19日 | 音楽の愉しみ
岡村孝子さんのソロデビュー35周年記念ベストセレクションアルバム『T's BEST -season 2-』を買いました。



ジャケットを見て、「これは孝子さんからの『みんな、上を向いて歩いていこうよ!』というメッセージだ!」と感じたのは僕だけでしょうか?

勇気』(2011年)、『NO RAIN, NO RAINBOW』(2013年)、『fierte』(2019年)など、ソロになってからの後期のアルバムに収められている曲を中心に、全31曲。
まさに孝子ワールドの決定版です。

身の回りの小さな幸せに気づかせてくれる歌。
疲れた心にさりげなく寄り添ってくれる歌。
「あなたはあなたのままでいいのよ」とそっと背中を押してくれる歌。

僕はもう彼女の歌声なしに生きていくことはできません。(^^♪


♪ たやすく生きていく 時代じゃないからきっと
♪ 心を砕くことも ままあるけれど
♪ 何かに負けるとか そんなに追いつめないで
♪ 自分にやさしくして 越えていて
(「大切な人」より)

今はちょっとしんどいけど、大丈夫。
きっと何とかなるから。
あまり頑張りすぎないでね~。(^^)/


♪ 誰かが差し伸べた あたたかいぬくもりに
♪ 私は導かれ 今を生きている

♪ 紡ぎ続けていく 名もなき愛のうたを
♪ 明日がある限り 祈りをささげて
(新曲「女神の微笑み」より)

大病を克服した彼女の言葉だけに、心に深く響くものがありますよね。

誰もが人の温もりに導かれながら、今を生きている。
生かされている、と言ってもいいのかも…。
感謝の気持ちを込めて、今の自分にできることをひとつひとつ丁寧に積み上げていく。

そんなふうに、上を向いて歩いていけたらいいな。
(*^^*)

夏の惑星

2021年08月14日 | 音楽の愉しみ
夏のBGMといえば、やっぱり今年もこれだ~!



T-SQUAREの『夏の惑星』です。
リリースは1994年4月なので、このアルバムと過ごす夏も、もう28回目になるんですね。
(^o^)♪

収められている全8曲の中から、ベスト3を選んでみました。


第3位…「夏の蜃気楼」(作曲:本田雅人)
明るく伸びやかなギターと、夏らしい爽やかなサックスが、エメラルドグリーンの海にスプラッシュ!
そんなイメージの曲です。
弾けるようなブラス・セクションもビシッと決まっています。

第2位…「COPACABANA」(作曲:安藤まさひろ)
イントロが始まった瞬間、リオデジャネイロのコパカバーナ・ビーチが目の前に広がります。
もちろん行ったこともないし、映像を見たこともありません。
でも間違いなく、ここは夕暮れ間近のコパカバーナ・ビーチです!
デジタルなのに何となく郷愁を誘うような EWI(ウィンドシンセサイザー)の音色。
そして、それをさりげなくゴージャスに飾ってくれるストリングス。
ギターのカッティングは打ち寄せる波の音のよう。
どこからか心地よいそよ風が吹いてきます。

第1位…「SWEET SORROW」(作曲:和泉宏隆)
オレンジから薄紫のグラデーションに染まるコパカバーナの空と海。
愛を語るには最高のロケーションです。
\(^o^)/
本田さんのサックスはどこまでも甘美で…。
和泉さんのピアノソロはどこまでも切なくて、それでいて包容力にあふれていて…。
日常の喧騒をすべて忘れさせてくれるような、安らぎの時間を演出してくれます。

※「SWEET SORROW」は、「心に傷を負ったとき、そっと寄り添ってくれる優しい曲」として以前にも紹介したことがあります。
コチラの記事です。 ⇒ 「FORGOTTEN SAGA


本物は決して色褪せない。
本物は時を経て、さらにその輝きを増す。
(*^^*)

ふーちゃん でておいで

2021年05月26日 | 音楽の愉しみ
以前に紹介した『世界じゅうメリークリスマス』と同じく、童謡研究会(僕が大学時代に所属していたサークル)創作童謡シリーズ・第2弾をお届けします。(^^)
(以前の記事はコチラ → 「世界じゅうメリークリスマス」)

歌のタイトルは『ふーちゃん でておいで』です。
(作詞・作曲:A.K.さん)

作詞・作曲の A.K. さんは、僕がサークルに入ったとき、会長さんだった人です。
会長といっても、メンバーをぐいぐい引っ張っていくタイプのリーダーではなく、
自分の話は後回しにして、まず人の話を聞き、それらを尊重しながら穏やかに着地点へと導いていく、いわゆる調整型のリーダーでした。
時折顔を出す天然キャラも相まって、その親しみやすさから、みんなに慕われていたKさん。
部室で一緒になると、
「おくだ~、またメロンパン食ってんの~?」
といつも気さくに声をかけてくれるのが、とても嬉しかったですね~。

そんなKさんの、人を見つめる温かい眼差しと豊かな感性が凝縮された名曲がこの『ふーちゃん でておいで』です。

それでは、Kさんワールドを存分にお楽しみください。
(二十数年前に録音した古い音源ですが…)

*  *  *  *  *

ふーちゃん でておいで
(作詞・作曲:A.K.さん/編曲・歌・演奏:奥田善雄)

ふーちゃんの前歯が二本
ポロリポロリン とれちゃって
それからというもの ふーちゃん
ちっとも遊びに こないんだ

青い空に ぽっかり浮かんだ雲が
なぜだか ふーちゃんの 顔に見えてくる

ふーちゃん ふーちゃん でておいで
新しい歯が はえてくるまでなんて
待てないよ

ふーちゃんの前歯が二本
ポロリポロリン とれちゃって
それからというもの ふーちゃん
ちっとも遊びに こないんだ

赤いスカートをはいた 髪の長い子を見ると
おもわずその子の 顔をみたくなる

ふーちゃん ふーちゃん でておいで
そよかぜの中 二人でブランコ
こぎたいよ




*  *  *  *  *

すみません、1カ所、歌詞を間違えて歌っていますね~。
2番の歌詞の「おもわずその子の顔をみたくなる」の「おもわず」の部分が、1番の歌詞と同じ「なぜだか」になっています。
Kさん、ごめんなさい。

あっ、今「大丈夫。気にしなくていいよ~」というKさんの声が聞こえました。(*^^*)
Kさん、元気にしてるかなぁ。

FORGOTTEN SAGA

2021年05月03日 | 音楽の愉しみ
憧れのピアニスト・和泉宏隆さんの曲の中から、大好きな曲を10曲選んでみました。
(カッコ内は収録アルバム名。1曲を除き、他は全て「THE SQUARE」「T-SQUARE」のアルバムです。)

TRAVELERS(ADVENTURES)
「世の中にこんなカッコいい音楽があるんだ~」と、彼の名前を知るきっかけになった曲です。

OMENS OF LOVE(RESORT)
体中に力がみなぎってくる曲ですよね~。
思わず「Here We Go!」と叫びたくなります。
(4月29日の記事「Here We Go!」をご参照ください。)
宝島』とともに、吹奏楽の定番曲としても超有名です。

TRIUMPH(Welcome to the Rose Garden)
タイトルのイメージからか、「きっと上手くいく!」と信じる気持ちが湧いてきます。
煌びやかなブラスセクションのフレーズが印象的です。

次の3曲は…
WHITE MANE(NATURAL)
Dandelion Hill(IMPRESSIVE)
PIER 7(ソロアルバム「AMOSHE」)
どうですか?
恋人の手を取って、緑の草原を駆けていきたくなったでしょう?
(*^^*)

心に傷を負ったとき、そっと寄り添ってくれる優しい曲たち。
TRUE LOVE(SPIRITS)
SWEET SORROW(夏の惑星)
TWILIGHT IN UPPER WEST(TRUTH)

その中でも桁外れにスケールの大きなバラード曲。
FORGOTTEN SAGA(RESORT)
いつ聴いても、ジワーッと染みてきて、胸が熱くなります。
そして、不思議なことに、この曲を聞き終えると、今度は体の奥から『OMENS OF LOVE』のイントロが聞こえてくるんです。
僕にとっては、癒しと再生の曲なのかもしれません。



FORGOTTEN SAGA』が初めて世に出たのは1985年。
↑ 写真左の「RESORT」というアルバムに収録されていました。
LPレコードを買い、カセットテープに録音して、何度も何度も聴きました。

スコア譜も買いました。(まだ残っていますよ~)


バンドの仲間とスタジオで、『OMENS OF LOVE』や『FORGOTTEN SAGA』を演奏していました。(これもまだ音源が残っています!)


うわ~、こんなのも残っていました。
今から36年前の「ザ・スクエア・コンサート」のチケットです!


*  *  *  *  *

ここ数日、YouTubeで繰り返し『FORGOTTEN SAGA』の映像を見ています。
和泉さんのピアノソロ、涙が止まりません。

和泉宏隆さん、今までどうもありがとうございました。
ありきたりな言葉ですが、あなたが残してくれた音楽は、これからも永遠に僕たちの心の中で生き続けることでしょう。

ありがとうを君に(その2)

2021年02月22日 | 音楽の愉しみ
幻の(!?)卒業ソング、自作曲「ありがとうを君に」の音源を YouTube にアップロードしました!

以前の記事はこちら → 「ありがとうを君に



30年くらい前に録音したものです。
なかなかうまく歌えなくて、苦労したのを覚えています。
(^^;)

*  *  *  *  *

「ありがとうを君に」

振り返ればすべてが 輝いて見える
苦しかった日も 傷ついた夜も
うるんだ瞳の中で
思い出に変わる時間(とき)

春の陽射しの中に 揺れる君がいて
その後ろ姿 そっと見送った
君がくれたぬくもりを
この胸に抱きしめて

ありがとう 夢のように過ぎ去った
美しい日々を 僕は忘れはしない
ありがとう 遠く離れていても
君のやさしさを 僕は忘れはしない
いつまでも

出会いはいつのときも 別れの始まり
ステキな嘘だね 時が流れても
星の光のような
永遠を信じたい

ありがとう 夢のように過ぎ去った
美しい日々が 僕を支えてくれる
ありがとう 遠く離れていても
君のやさしさが 僕を支えてくれる
いつまでも

ありがとう 夢のように過ぎ去った
美しい日々を 僕は忘れはしない
ありがとう 遠く離れていても
君のやさしさを 僕は忘れはしない
いつまでも