学ぶ喜びを生きる力に☆奥田塾

三重県桑名市にある小さな英語塾・奥田塾のブログです。テーマは、学ぶ!楽しむ!分かち合う!

「まいにち中国語」 完走しました!

2015年09月28日 | 中国・中国語・台湾
4月にスタートした2015年度前期の『NHKラジオ・まいにち中国語』講座。
おかげさまで無事に“完走”することができました!
6か月間、心強い“伴走者”としてゴールまで導いてくださった豊嶋裕子先生、李軼倫さん、李茜さんに心から感謝しています。



最後の放送での3人の言葉は胸にジーンときました。

李軼倫さん・・・「この講座は今日で終わりますが、講座で習った中国語をこれからどんどん活用してくださいね」

― もちろんです。ここからが本当のスタートだと思っています。少し前に『プログレッシブ 中国語辞典』(小学館)を購入しました。軼倫さん、執筆者の中にあなたの名前を見つけましたよ。この辞書もしっかり活用しますね!

李茜さん・・・「ここまで勉強し続けてきたことはとても素晴らしいです。続けることは力ですね。これからも自分を信じて頑張ってください」

― 「素晴らしい」だなんて、ちょっと照れますね。茜さん、6月26日の記事「発音のお手本」にも書いたように、僕はあなたの声が大好きです。(*^^)v だから少し淋しくなりそう…。でも大丈夫。NHK国際放送の中国語ニュースで、あなたの声を聞くことができますよね。頑張ってみます!

豊嶋裕子先生・・・「今日まで学習を続けてこられた皆さんは、かなり中国語の力がついてきたことと思います。これからも気負わず、楽しく中国語の学習を続けていきましょう。それではまたいつかお会いしましょう」

― 裕子先生、15分×120回の講座、本当にありがとうございました。先生、僕は「予習」と「授業(放送視聴)」は頑張ったつもりですが、「復習」ができていません。学んだことを実際のコミュニケーション活動に生かすために、これからていねいに単語を覚えたり、さまざまな表現を暗記したりしながら、時間をかけて復習を進めるつもりです。この講座のおかげで、中国語の勉強が楽しくなってきました。先生のおかげです。またいつか先生の講座を受講できることを楽しみにしています!

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秋分の日

2015年09月23日 | 中国・中国語・台湾
今天是秋分。
在附近的菜地里开着很多石蒜。
真好看。

今日は秋分の日だ。
近所の畑に彼岸花がいっぱい咲いている。
すごくきれいだ。



真っ赤なヒガンバナを見ていたら、何となく中国語で書きたい気分になりました。(表現が正しいかどうか、自信はありませんが… ^^; )
調べてみると、この花は中国原産のようです。

幼い頃、この畑は僕らにとって格好の遊び場でした。
「だれや~、畑を踏み散らかしたのは~!」
怖いおじさんに叱られたこともあったかなぁ。

茎をポキポキと細かく折りながら、皮の部分は切れないように残して輪を作ると…
「ヒガンバナのネックレス」の出来上がり!
遠い日の懐かしい思い出です。



4月から聴き始めたNHKラジオ「まいにち中国語」講座。
6か月間のこの講座も、いよいよ大詰めを迎え、今日を除くと残すところあと2日となりました。

畑の中にできたヒガンバナの道は、僕が歩いてきた中国語学習の道?
この赤い花束は、ひょっとして「半年間よく頑張ったで賞」? (^^)/

我很高兴。非常感谢。
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僕は銀杏の木 2-(3)

2015年09月22日 | 日々の雑感
(「僕は銀杏の木 2-(2)」より続く)

僕はあの人たちに言いたいです。
いや、お願いしたいです。
「どうかもう一度、考え直してください」と。

Aという考えを持つ人がいて、それと正反対のBという考えを持つ人がいる。
社会全体でみるとBが多数派だが、採決に参加できるメンバーで多数派を占めるのはAだ。
結局Aに決まり、Aを強いられる社会になる。
そうなると、Bグループの人たちにとっては「平和な暮らし」どころではありません。
Aグループの人にとっても、自分と反対の考え方が主流の社会で生きていくのは楽しくないと思うのですが…。

それなら、AでもBでもない、CやDという別の道を探してみてはどうでしょう。
お互いに話し合い、少しずつ譲歩し合って、お互いが納得できる新たな道を見つけ出すのです。
それが本当の民主主義ではないでしょうか。


僕はきのう夢を見ました。

あの人たちが「やはりあの強行採決はまずかった。申し訳ない」と、いったん元の法案の状態に戻すことを宣言し、議事堂から出てきます。
(そうです。あの殺伐とした雰囲気の委員会室や、空気のよどんだ議場では、建設的な議論はできません。)
やがて、抜けるような秋の青空の下、この僕たちのイチョウ並木で、賛成派と反対派があちこちで車座になって話し合いを始めます。
多くの一般市民も加わり、安全保障について、憲法9条について、お互いに相手の意見に耳を傾けながら、それぞれの思いを伝え合う画期的な集会です。
ケンカばかりしていた2つのグループが仲直りしていく様子を、お日様がニコニコ笑いながら見守っています。
「互いに手を取り合って、新しい道を切り拓いていこう!」
そんな空気に満ち溢れています。

爽やかな風に乗って、どこからか美しいハーモニーが聞こえてきます。
どうやら「表参道高校合唱部」のようです。
ちょっと耳を澄ましてみましょう。

♪ 縦の糸はあなた 横の糸は私
♪ 織りなす布は いつか誰かを 暖めうるかもしれない
♪ 織りなす布は いつか誰かの 傷をかばうかもしれない

中島みゆきさんの『糸』という歌です。
だれもが皆、穏やかな表情でほほ笑んでいます。
一緒に口ずさんでいる人もいます。

国民の気持ちが分断されていては、「命」や「平和」を守ることはできません。
「命」や「平和」は、縦の糸と横の糸で丁寧に一枚の布を織り上げるようにして守っていくものなのです。

僕は夢見る銀杏の木… (*^^*)

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僕は銀杏の木 2-(2)

2015年09月21日 | 日々の雑感
(「僕は銀杏の木 2-(1)」より続く)

先日の関東・東北豪雨の被災地では、家を失い、避難生活を余儀なくされている人たちが大勢います。
そして、そんな被災者のために、自衛隊員や一般のボランティアの人たちが、さまざまな救援活動を行っています。
彼らは被災者の気持ちに寄り添いながら、崇高な精神で尊い汗を流しています。

あの人たちは言います。
「国民の命と平和な暮らしを守り抜くため…」と。
ところが不思議なことに、あの人たちがその言葉を繰り返せば繰り返すほど、ますます空虚に聞こえてしまうのです。
本当にこの安全保障関連法が「命」や「平和」を守ってくれるのでしょうか。
僕は疑問に思います。

「命」や「平和」は、フッと息を吹きかけただけで消えてしまうロウソクの炎のように、儚く壊れやすいものです。
法律だけで守れるものではありません。
「命」や「平和」を守るのに必要なものは、一人ひとりの小さな手、温かい眼差し、優しい言葉、そしてそれらを支える深い思いやりの気持ちです。
今まさに被災地で救援活動を行っている人たちこそ、国民の命と平和な暮らしを守り抜くためにそっと立ち上がった、控えめだけど最高にカッコいいヒーローです。

僕はあの人たちに言いたいです。

(「僕は銀杏の木 2-(3)」に続く)

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僕は銀杏の木 2-(1)

2015年09月20日 | 日々の雑感
僕は銀杏の木。
国会議事堂をほぼ正面から見ることのできる位置に立っています。
大勢の仲間たちも一緒です。
人は僕たちのことを「国会議事堂前のイチョウ並木」と呼びます。
7月18日の記事「僕は銀杏の木 1」を担当したのは僕の親友です。

この数か月、僕の周りでは連日のように安全保障関連法案に反対する人々のデモが行われてきました。
その規模は日に日に大きくなり、老若男女10万人を超える人が集まったこともあります。
雨の日も風の日も、真夏の太陽が照りつける日も、彼らの声が途切れることはありませんでした。
僕も精いっぱい彼らを応援しましたが、残念ながら彼らの思いは、議事堂の中にいるあの人たちには届きませんでした。

あの人たちは言います。
「国民の声に耳を傾けながら…」と。
「耳を傾ける」は「無視する」と同意語なのでしょうか。

あの人たちは言います。
「ていねいな説明を心がけ…」と。
「ていねいな」は「乱暴な」と同意語なのでしょうか。

あの人たちは国民によって選ばれ、国民から負託を受けた人たちです。
国民の信頼を裏切るようなことは絶対にしないはず・・・そう信じたいです。
けれどもあの人たちの言葉を聴き、行動を見ていると、「本当に信じていいのだろうか」と不安になるのです。

(「僕は銀杏の木 2-(2)」に続く)

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