学ぶ喜びを生きる力に☆奥田塾

三重県桑名市にある小さな英語塾・奥田塾のブログです。テーマは、学ぶ!楽しむ!分かち合う!

第52回 韓国語能力試験の結果

2017年06月30日 | 韓国・韓国語
第52回韓国語能力試験(TOPIK)の結果が郵送されてきました。
4月16日に受験したものです。



聞き取り:96点
作文:60点
読解:96点
合計:252点

おかげさまで、前回(1年前)に続いて、6級に合格することができました!

以前の記事「テスト週間始まる!?」で書いたように、気楽に受験したのが良かったのかな。

ちなみに前回の得点は、聞き取り84点、作文58点、読解90点、合計232点だったので、各分野とも少しずつ得点はアップしているんですが、相変わらず作文はなかな点がとれません。(^^;)
今回は次のような内容でした。

男女別の出産に対する意識調査のグラフの読み取り問題。(300字)
意思疎通の重要性や、上手くコミュニケーションをとる方法を論じる問題。(700字)

約1時間のリスニング試験の直後に、これらの作文を50分で仕上げるのは、やはりかなりしんどいです。
まだまだ修行が足りないということですね。

それでも一応「6級合格」なので、良しとしましょう!
素直に嬉しいし、自信になります。
ああ、ありがたい、ありがたい。(*^^*)
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異文化交流の楽しみ

2017年06月26日 | 中国・中国語・台湾
数日前に香港在住のNさんからメールが届きました。

*   *   *

我没去日本之前周围的人都说
私が日本に行く前、周りの人たちは皆言っていました

日本人的很多地方的确很值得学习。
日本人の多くの部分は、まちがいなく学ぶ価値があると

我去了日本半个月以后也确实感受到
私が半月間日本に行った後、確かに感じるようになりました

你们的良好的国民素质和友好,
日本のすばらしい国民性と友好の精神は

尤其是在东京以外的城市。
とりわけ東京以外の都市にあると

*   *   *

こんなふうに思ってもらえるなんて、本当に嬉しいですよね。
(東京の人には申し訳ない気がしますが… ^^; )

彼女は広東省出身で、数年間の社会人生活を経て、現在は香港にある大学院で学んでいます。
親友のLさんと二人、今回が初めての日本旅行。
大阪エリアから名古屋エリアへ、そして最後に少しだけ東京を巡る半月間の滞在を通して、「日本」を満喫したようです。

僕が彼女たちと出会ったのは、なんと桑名駅西口改札口。
こんなところにも外国人観光客がやってくる時代になったんですねぇ。
ちょっとしたことで手助けをしてあげたのが縁で、友だち(!?)になりました。(^^)/

英語が堪能な二人を塾に招いて、塾生の英会話の練習相手になってもらったり…

日本の家庭料理を味わってもらったり…

神社での結婚式を見学してもらったり…


↑ 5月14日、雅楽の演奏で出かけた名古屋市内の川原神社にて。
僕(一番右)の隣りがLさん、その隣りがNさんです。
二人とも巫女の衣装がお気に入りの様子でした。
宮司さんの優しい心遣いに深く感謝。m(__)m

彼女たちと過ごした時間は、僕にとっても大切な宝物です。(*^^*)


「異文化交流」とは?
僕はこんなふうに考えています。

違いがあるように見えても、根っこの部分は実は同じ。
そのことに気づき、喜びや悲しみを分かち合う仲間を増やしていく過程のこと。
また、その過程におけるさまざまな楽しい活動のこと。
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饭后走一走…

2017年06月18日 | 中国・中国語・台湾
最近覚えた中国語のことわざです。



ECC日本語学院で学んでいる中国人留学生のPさんが教えてくれました。
とても勉強熱心な彼女。
日本の大学への進学を目指して頑張っています。
彼女の真面目さが几帳面な文字に表れていますよね。(*^^*)


饭后走一走,活到九十九。

どういう意味だと思いますか?

 ↓
 ↓
 ↓

まず、「」は「飯」の簡体字で、意味は日本語と同じく「ご飯、食事」です。
」は「後」の簡体字で、これも日本語と同じく「(空間的に)後ろ、(時間的に)後」という意味です。
その次の「」は注意が必要です。
人間についていう場合は「歩く」という意味で、「走る」ではありません。
走一走」は「動詞の重ね型」と呼ばれる形で、動詞を重ねて、「ちょっと~する」のように動作量が少ないこと、動作に気軽に取り組むことを表します。
後半の「」は「生きる」、「」は「着く、到着する」という意味です。
「動詞+“到”…」は、動作がある時間まで続くことを表し、「…まで~する」という意味になります。
つまり、「活到九十九」は「九十九まで生きる」ですね。

全体をまとめると、こんな感じでしょうか。

「ご飯を食べた後、少し歩きましょう。そうすれば、99歳まで生きられます」
「食事の後、少し歩くだけで、長生きできますよ」
「食後の散歩が健康の秘訣」


最初にこの言葉を見たとき、「99歳ってやけに中途半端だなあ…。どうせなら100歳にすればいいのに…」と思いました。
「99という数字には、何か意味があるのだろうか?」
でも発音を確認してみて、その謎が解けました。

走一走」と「九十九」がきれいに韻を踏んでいるんです。



上のピンインでわかるように、「走一走」(zouyizou)と「九十九」(jiushijiu)の声調が全く同じなので、覚えやすいし、記憶に残りやすい!
それともう一つ。
「九」(jiu)と発音が同じで、「(時間が)長い」という意味を持つ「久」という文字があるのですが、そのために、「永久」や「永遠」とも結びつく「九」は縁起のいい数字と考えられているようです。
だからやっぱり「九十九」でないとダメなんですよね~。 (^^)/


食後の散歩。
あるいは、食後のちょっとした運動。
意識してみようと思います。

Pさん、ありがとう!
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日本語音声学

2017年06月10日 | 日本語教師
4月から通い始めた「日本語教師養成講座」も3か月目に入りました。
ちょっと疲れ気味ですが、それなりに元気に学習を続けています。
(でもブログの更新は1週間に1回がやっとですね~。)

これまでに、「世界と日本」「日本語史」「言語学」「教授法」「文法」という5つの単位認定試験を何とかクリアーし、残りは「音声学」、「語彙」、「言語習得」の3つです。
無事に合格できれば、基礎理論コース(前半3か月)を修了し、7月からは実践実習コース(後半3か月)に進みます。


さて、突然ですが、前回の記事に出てきた『青春の影』という日本語を音声学的に分析してみましょう。

せ…無声・歯茎・摩擦音
い…非円唇・前舌・狭母音
し…無声・歯茎硬口蓋・摩擦音
ゅ…拗音
ん…撥音
の…有声・歯茎・鼻音
か…無声・軟口蓋・破裂音
げ…有声・軟口蓋・破裂音(または鼻音)

上のような母音・子音の分類作業が「音声学」の基礎になります。

たとえば、「せ」という音は、次のように説明することができます。

舌端を歯茎のところに持っていって口腔に狭めを作り(=歯茎音)、呼気がそこを通るときに摩擦で息の流れに乱れが起きて出る音(=摩擦音)。そのとき、声帯は振動させない(=無声音)。


「音声学」の授業は昨日で終了し、いよいよ3日後の13日に単位認定試験があります。
だから今日はテスト勉強をしました。(^^)v
(子音の調音点、調音法などをまとめてみました。↓)



21日は「語彙」、30日は「言語習得」のテストです。
「日本語教師養成講座」前半戦最後の3週間、梅雨のジメジメに負けず頑張ります!

☆関連記事 ⇒ 「日本語を教えよう!
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祈りをこめて…

2017年06月05日 | 音楽の愉しみ
昨日は久しぶりに、少しだけピアノで遊びました。(^^♪

大好きなあの曲が弾きたくなったんです。
「歌いたくなった」と言ったほうがいいのかな。

1小節目の1拍目。
左手は小指と親指で「ソ」のオクターブを押さえ…。



右手は人差し指と薬指で「ソ+シ」を弾いたあと、1拍目の裏で親指の「レ」に移ります。



ライブで演奏されるバージョンを耳コピして弾いていたので楽譜はありません。

冒頭の部分だけを楽譜にしてみました。



ベース音となる左手は「ソ→ファ→ミ→レ」という安定感のある順次下降進行。
和音を奏でる右手の最高音の「シードー・レードー・シーラソ・ファーミレ」という流れをちょっとだけ意識しながら…。
それでもできるだけ感情を抑え、淡々と弾くのがコツですね。

4小節のイントロに続いて歌が始まります。

きみの~こころ~へつ~づく ながい~いっぽんみ~ちは~
いつ~もぼ~くを~ ゆう~き~づ~けた~

やっぱり『青春の影』はいいなぁ。


★関連記事はこちら → 「財津和夫さんの『この道』」「青春の影1」「青春の影2」「さよなら道化者」「心の旅

*  *  *

財津和夫さん、どうかお大事になさってください。

祈りをこめて…
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