オンライン・ハッピーバースデー！

「When is your birthday?」
「Today」
「えっ、きょう誕生日？」
「あっ、えーっと、Tomorrow」
「えっ、あした誕生日なの？ おめでとう！ よし、あとで何かプレゼントあげよう」

一昨日のオンライン授業の一場面。
僕と中２の塾生Ａさんとのやりとりです。

学習のテーマは「～とき」という意味の接続詞 when。
復習として、以前に学んだ「When is your birthday?」という質問をしてみました。
こういう場合、教科書で習った通りの「It's May 8th.」のような答えが返ってくることが多いのですが、Ａさんはごく自然に「Today」「Tomorrow」と答えてくれました。
これ、簡単そうに見えて、実は結構難しいんです。
彼女はかなり優秀だと思います。

それにしても何という偶然！
何気なく「誕生日はいつ？」と質問したら、たまたまその日が相手の誕生日だった（誕生日の前日だった）なんて。
オジサンはすっかり嬉しくなってしまい、気がついたら「プレゼントあげよう」と言っていました。(*^^*)

予定していたメニューを最後までこなし、「はい、じゃ、今日はここまでにしましょう」と授業終了。
すぐに、「ちょっと待ってね～」と言いながらギターを取りに行き、再びパソコンの前にスタンバイします。
Zoomの画面は、共有で表示したパワーポイントの英文のままです。
画面右上の小さな四角の中にギターを抱えたにやけたオジサンがいて、そのすぐ下の四角の中にＡさんの顔が見えています。
（オジサンのにやけた顔を画面に大映しにするわけにはいきませんよね…）

「Ａさん、誕生日プレゼントで～す！」
オジサンは歌い始めます。
「♪　ハッピーバースデートゥーユー　・・・・・　ハッピーバースデー　ディア　Ａさん　ハッピーバースデー　トゥ－ユー　♪」

オンライン・ハッピーバースデー！

彼女の反応は？
苦笑い…かな？

「では、もう１曲歌います！」
調子に乗るオジサン。
「♪　たとえばきみがーきずついてー　くじけそーになーったときは　♪」

オンライン・ビリーブ！

彼女も口ずさんでいる…みたい？
「♪　かならずぼくがーそばにいてー　ささーえてあげるよそのかたをー　♪」
今回は辛うじてここで踏み止まりました。
「また今度一緒に歌おうね～」

ジャーン〔Ｃ〕（姿勢を正して）、ジャーン〔Ｇ７〕（礼）、ジャーン〔Ｃ〕（はい、ニッコリ）。
「ではまた～」
ミーティング終了ボタンをカチッ。



Ａさん、変な先生でごめんね。
そして、Ａさんのお母さん、すみません。
これからはもっと真面目にやります。(^^;)

お土産ありがとう 〔'16 修学旅行〕

中３の塾生のＫ君、Ｒさんから、修学旅行のお土産をいただきました！
どうもありがとう！

Ｋ君は２泊３日で東京へ。
東京ディズニーランドの「チョコレート・クランチ」です。



もちろんディズニーランドは思いっきり楽しんだらしいのですが、今回の修学旅行で一番印象に残っているのは、そのディズニーランドではなく、「満員電車」だとのこと。
２日目の都内分散学習で電車に乗ったときに、生まれて初めて経験し、あまりの凄まじさに衝撃を受けたようです。
ぎゅうぎゅう詰めの車内で身動きが取れず、「ずっとこんな格好だった」とその時の状況を再現しながら、「僕は都会では暮らせない…」と泣きそうになっていました。(^^;)

一方Ｎさんは、２泊３日で飛行機に乗って沖縄へ。
めんそ～れ！ 「北谷の塩サブレ」です。
１枚１枚、かわいいイラストがカラーでプリントされています。





「沖縄、ホントによかった～」というＲさん。
「そうか、そんなによかったんか～。いや～実は、沖縄、行ったことないんや」
「先生も行ったほうがいい。特にガマには絶対行ったほうがいい…」
Ｒさんにとって、今回の沖縄への修学旅行は、戦争について、そして平和について、じっくり考える貴重な機会になったようです。

沖縄への旅。
実現させたいな…

中間テスト迫る！

１学期の中間テストが迫ってきました。
新学年になって初めての定期テストです。
奥田塾の塾生たちも、本と相撲をとりながら（!?）頑張っています。

※お隣の韓国では、「一生懸命勉強する」ことを「本と相撲をとる（책과 씨름하다）」「勉強と相撲をとる（공부와 씨름하다）」と表現したりします。 )^o^(

昨日の日曜日も、テスト対策の特別授業を行いましたが、中学３年生３人が参加してくれました。
そのうちの一人、Ｈさんは、朝早くから「部活の記録会」→「数学の塾」→「奥田塾」というハードスケジュールで、さすがに午後６時半に教室に入ってきた時はかなり疲れた表情でした。(*_*)
しかし、本と相撲を取りながら（!?）徐々に元気を取り戻し、問題演習を中心に、重要単語の暗記など、終了時間まで集中して取り組んでくれました。

それにしても、今年から公立中学が３学期制に戻ってホントによかった。(^^)/
（今まで誰がどういう目的で前後期制にしていたのか、僕にはよくわかりませんが…）
日本での季節の移り変わりや、４月から３月までの１年間の大きな流れを考えると、やはり３学期制がベストだと思います。

「この期末テストを乗り越えれば、楽しい夏休み（冬休み）が待っている！」
だからこそ頑張れるんじゃないかな。
長い長い夏休み明けの、まだまだ猛暑の続く９月の第１週目にいきなり前期の期末テスト…と言われても、勉強モードに切り替えるのは大変だったろうなぁ。
とにかく、その状態が解消されてホントによかった～。(^^)/

３学期制になってテストの回数は１回増えますが、その分１回のテスト範囲が少なめになったことで、勉強しやすくなっているはずです。
これまで思うような結果が残せなかった人も、この中間テスト、頑張ってみる価値はあると思いますよ！



「파이팅（パイティン）」（がんばれ！）
「집중집중（チプチュン・チプチュン）」（集中集中！）

パイナップルケーキ

「お土産ありがとう」シリーズ第５弾です。

先日、元塾生のＮ君がひょっこり訪ねてきてくれました。
彼はこの春、工業高等専門学校（５年制）を卒業し、４月から大学の３年次への編入が決まっています。
中１の時から、昨年秋の編入試験合格まで、奥田塾に足掛け８年も通ってくれた、最長通塾記録保持者です。(^^)v

彼から「お土産です」と手渡されたのがこれ、パイナップルケーキ！
中国語で「鳳梨酥」（フォンリースー）といいます。



台湾土産の定番中の定番ですよね。
Ｎ君は、２月に卒業旅行で友人４人と台北を訪れたとのこと。

（うゎ～悔しい、先を越された～！）

「食べるものは美味しいし、すごく楽しかった」という彼に、「一番の思い出は？」と聞くと、「『ディンタイフォン』という有名なレストランへ行って、美味しい台湾料理をお腹いっぱい食べたこと」という答えが返ってきました。
どうやら「男５人の台湾グルメ旅行」だったようです。 (^^;)

グループの中に、英語と中国語が堪能なマレーシア人の留学生がいて、旅行中ずっと彼が添乗員兼ガイド役を務めたとか。
そのおかげで、他の４人は何の不安もなく、「麗しの島・台湾」の魅力を満喫できたというわけです。

８年前の春、入塾面談のときにお母さんの隣に座っていたＮ君は、まだ幼さの残る甘えん坊の男の子という印象でした。
そんな彼も立派に成長し、今や友達と海外旅行を楽しめるほどの年齢になったんですね。
ちょっぴり感慨深いものがあります。



それにしても、このパイナップルケーキ、美味しすぎです！ (^O^)／

親子で乗り越える受験

受験シーズン真っ只中です。
本日、塾生のＳ君とＭさんは地元で、Ｎさんは東京で私立大学入試に臨んでいます。

昨日、Ｎさんのお母さんからメールが届きました。
「今、東京に向かう途中です。・・・力を発揮できますようにと祈るだけですが、私がドキドキしています」
（僕もまったく同じ気持ちです。今はもうただ祈ることしかできませんよね。）

夕方届いたＮさんからのメールは、次のような力強い言葉で締めくくられていました。
「今まで勉強してきた成果が出るように頑張ります！」
（‘ドキドキ’はお母さんが預かってくれるから大丈夫、安心していいよ。平常心さえ保てれば、きっとうまくいくから！）

受験生の皆さん、ここまで来られたのはご両親のおかげです。
お父さん、お母さんは、皆さんの「最強の応援団」なのです。

受験は親子で乗り越えるもの・・・

東京・文京区にある湯島天神。
来週からは「梅まつり」が始まります。
今日そこには、娘を想い、目を閉じ手を合わせるＮさんのお母さんの姿があるはずです。(*^^*)