昨日は突如気分が悪くなったので今日はその続きを。
木張りのバスは銚子駅で7名の客を乗せ、定刻15時ちょうどに出発した。すぐに銚子大橋を渡る。利根川にかかる橋で、もう河口付近なのでかなりの長さ。これを渡るともう茨城県だ。少し走ると、見慣れた店が。そう、去年サークルの合宿で訪れた場所付近を走行しており、宴会の買出しに来た店の目の前を通過したのだ。懐かしい。
段々と客は降りていく。乗ってくる人は誰もいないので、ついに車内に一人になってしまった。一番後ろに座っている自分と、前で運転している運転士。この2人だけを乗せ、バスはずいぶんな田舎道を走っていく。センターラインもないような狭い道で、両側には田んぼが広がっている。幹線道路の一つ左の道を行っているようだ。たまに幹線道路に戻ったかと思うと、またおもむろに左折し、田舎道へ入っていく。急にハンドルを切る運転士、ひょっとしてあんまり道を覚えていないんじゃないだろうか。
やっと1人乗ってきた。「いってらっしゃい」の言葉を背中に受けながら乗り込んできた若い男性。Uターンだろうか。日にち的にちょうどピークである。そんな彼も途中鹿島セントラルホテルで下車。ここから東京駅行きの高速バスが出ているので乗りかえるのかもしれない。また1人。
この辺りは幹線道路を走り、交通量も多い。途中でおばさんが1人乗ってきたが、また途中で降りてしまった。住友金属というバス停を通過するが、たしかに右手には工場らしきものが。正月のためかがらんとしている。
こう乗客が乗ってこないと、この路線の将来が心配になってくる。廃止されはしないだろうか。ふと不安になった。バス路線、とくにこのような駅と駅を結ぶ路線は自分のような旅行者にとっては貴重な足だ。これが廃止されていくと自分の将来の趣味もなくなるのと等しい。切に存続を願った。
道がやや込んできたところで鹿島バスターミナルバス停着。京成バスが数台待機している。この辺りにきてドライバー氏の運転が少々荒くなった。出発して、もう1時間30分以上が経過している。さすがに一般路線の車両を操るのには疲れるだろう。直線の高速道路を走っているわけでも、オートマの車両を運転しているわけでもないのだから。
結局16:45、定刻より7分遅れて鹿島神宮駅に到着。運賃1360円を支払う。最後まで1人の乗車だった。駅前は特に大きな建物があるわけでもなく、人影もまばらだったが、木々にイルミネーションが施されており、非常にきれいであった。
このまま帰るのはもったいない、ということで、予定外に鹿島神宮を訪れる事に。駅前から坂道を登り、10分ほどで歩く事ができた。初詣の時期で、出店も沿道に出ていて、人も結構いるし、にぎやか。賽銭を・・・と思ったら行列ができており、10分ほど並ぶ。思わぬところで時間を取られてしまった。手をあわせ願い事・・・と、となりのおじさんたちの「あんまり多く願い事しちゃいかんよな~」の会話にはっとし、慌てて顔を上げる。
おみくじも引いてしまった。出たのは吉。縁談はよろしいが、願い事は一つだけ叶うとの事。一番の願いは彼zy・・・ではなく内定だ。
時間がないので、足早に駅に戻る。17:20。ここから東京駅まで高速バスで帰る。乗り場に行くとすでに数名の待ち客。その後も自家用車で送られてくる人がかなりいて、10名くらいが列を作った。見た感じ、やはりUターン客がおおいようだ。ここで、一つの迷いが。17:30発のJRバス関東便か、17:40発関東鉄道便か。JRは繁忙期、普段は出ない貸切車両が来る可能性もある。関東鉄道はいすゞの古い車両が来る可能性。どちらも捨てがたい・・・。しかし、少し遅れてきたJRは普通の三菱。関鉄便に決定。
このJRは最近できた東京駅までの直行便のため、乗客はほとんどがこのバスに乗車。時刻表で見ると30分ほど違うから、ずいぶんと早い。このバスがまだ改札中に、40発の関鉄便が後ろに来た。あら、JRとまったく同じごく普通の三菱だ。がっかりだが、車内はすいていて、一番前にゆったりと座る事ができた。
自分を含め4名の乗客とともに定刻に出発。鹿島バスターミナルで若者1人を拾い、暗い一般道路を走行。途中のバス停で7名が一気に乗り込み、さらに鹿島セントラルホテルから12名が乗車。車内がにぎやかになった。最後の乗車地水郷潮来で3名が加わり、自分の隣にも乗客が。
すぐに東関東自動車道にのり、一路東京を目指す。また睡魔に襲われたが、習志野料金所あたりで意識を取り戻す。渋滞は予想外にもまったくしておらず、快適にバスは走る。さすがは三菱で、坂道もぐんぐんあがっていく。揺れも心地よくとても幸せ。
首都高に入って少し渋滞したが、終点東京駅日本橋口には15分早着の19:45に到着した。もっと乗っていたかったのに・・・。降りる際、乗客のほとんどが運転士にお礼をいっていたのが印象的であった。
さて、就職活動前の旅行はこれで最後だ。次は内定が決まった後に・・・。我慢できるだろうか。
木張りのバスは銚子駅で7名の客を乗せ、定刻15時ちょうどに出発した。すぐに銚子大橋を渡る。利根川にかかる橋で、もう河口付近なのでかなりの長さ。これを渡るともう茨城県だ。少し走ると、見慣れた店が。そう、去年サークルの合宿で訪れた場所付近を走行しており、宴会の買出しに来た店の目の前を通過したのだ。懐かしい。
段々と客は降りていく。乗ってくる人は誰もいないので、ついに車内に一人になってしまった。一番後ろに座っている自分と、前で運転している運転士。この2人だけを乗せ、バスはずいぶんな田舎道を走っていく。センターラインもないような狭い道で、両側には田んぼが広がっている。幹線道路の一つ左の道を行っているようだ。たまに幹線道路に戻ったかと思うと、またおもむろに左折し、田舎道へ入っていく。急にハンドルを切る運転士、ひょっとしてあんまり道を覚えていないんじゃないだろうか。
やっと1人乗ってきた。「いってらっしゃい」の言葉を背中に受けながら乗り込んできた若い男性。Uターンだろうか。日にち的にちょうどピークである。そんな彼も途中鹿島セントラルホテルで下車。ここから東京駅行きの高速バスが出ているので乗りかえるのかもしれない。また1人。
この辺りは幹線道路を走り、交通量も多い。途中でおばさんが1人乗ってきたが、また途中で降りてしまった。住友金属というバス停を通過するが、たしかに右手には工場らしきものが。正月のためかがらんとしている。
こう乗客が乗ってこないと、この路線の将来が心配になってくる。廃止されはしないだろうか。ふと不安になった。バス路線、とくにこのような駅と駅を結ぶ路線は自分のような旅行者にとっては貴重な足だ。これが廃止されていくと自分の将来の趣味もなくなるのと等しい。切に存続を願った。
道がやや込んできたところで鹿島バスターミナルバス停着。京成バスが数台待機している。この辺りにきてドライバー氏の運転が少々荒くなった。出発して、もう1時間30分以上が経過している。さすがに一般路線の車両を操るのには疲れるだろう。直線の高速道路を走っているわけでも、オートマの車両を運転しているわけでもないのだから。
結局16:45、定刻より7分遅れて鹿島神宮駅に到着。運賃1360円を支払う。最後まで1人の乗車だった。駅前は特に大きな建物があるわけでもなく、人影もまばらだったが、木々にイルミネーションが施されており、非常にきれいであった。
このまま帰るのはもったいない、ということで、予定外に鹿島神宮を訪れる事に。駅前から坂道を登り、10分ほどで歩く事ができた。初詣の時期で、出店も沿道に出ていて、人も結構いるし、にぎやか。賽銭を・・・と思ったら行列ができており、10分ほど並ぶ。思わぬところで時間を取られてしまった。手をあわせ願い事・・・と、となりのおじさんたちの「あんまり多く願い事しちゃいかんよな~」の会話にはっとし、慌てて顔を上げる。
おみくじも引いてしまった。出たのは吉。縁談はよろしいが、願い事は一つだけ叶うとの事。一番の願いは彼zy・・・ではなく内定だ。
時間がないので、足早に駅に戻る。17:20。ここから東京駅まで高速バスで帰る。乗り場に行くとすでに数名の待ち客。その後も自家用車で送られてくる人がかなりいて、10名くらいが列を作った。見た感じ、やはりUターン客がおおいようだ。ここで、一つの迷いが。17:30発のJRバス関東便か、17:40発関東鉄道便か。JRは繁忙期、普段は出ない貸切車両が来る可能性もある。関東鉄道はいすゞの古い車両が来る可能性。どちらも捨てがたい・・・。しかし、少し遅れてきたJRは普通の三菱。関鉄便に決定。
このJRは最近できた東京駅までの直行便のため、乗客はほとんどがこのバスに乗車。時刻表で見ると30分ほど違うから、ずいぶんと早い。このバスがまだ改札中に、40発の関鉄便が後ろに来た。あら、JRとまったく同じごく普通の三菱だ。がっかりだが、車内はすいていて、一番前にゆったりと座る事ができた。
自分を含め4名の乗客とともに定刻に出発。鹿島バスターミナルで若者1人を拾い、暗い一般道路を走行。途中のバス停で7名が一気に乗り込み、さらに鹿島セントラルホテルから12名が乗車。車内がにぎやかになった。最後の乗車地水郷潮来で3名が加わり、自分の隣にも乗客が。
すぐに東関東自動車道にのり、一路東京を目指す。また睡魔に襲われたが、習志野料金所あたりで意識を取り戻す。渋滞は予想外にもまったくしておらず、快適にバスは走る。さすがは三菱で、坂道もぐんぐんあがっていく。揺れも心地よくとても幸せ。
首都高に入って少し渋滞したが、終点東京駅日本橋口には15分早着の19:45に到着した。もっと乗っていたかったのに・・・。降りる際、乗客のほとんどが運転士にお礼をいっていたのが印象的であった。
さて、就職活動前の旅行はこれで最後だ。次は内定が決まった後に・・・。我慢できるだろうか。
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