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写真変更~正解~正解

2008年01月18日 | Weblog





1つ前の投稿記事の一番上に掲げたバスの写真だが、このバスはいうまでもなく

イギリス

で走っているバス。

バスの車体にも書いてある通り、大学のある学生街オックスフォードと、ロンドンとを結ぶ専用のバス。Oxford Tubeという愛称がつけられている。イギリスに旅行に行ったとき、自分の泊まっていたロンドンのホテルの目の前から出ていたので、思わず乗ってしまった。

このバス何がすごいって、まずその大きさ。日本では走れない12メートルを越す長さ。おそらく13メートルと少しだと思うが。で、2階建てだから乗車定員はかなりのものだろう。自分は2階席の一番最後部に座ったが、前方まで座席が永遠に続いていく感じ。
こんな巨体だが、坂道をものともしないエンジンの力強さ。車体はネオプランで、エンジンは・・・おそらくMANではないかと思うが、とにかく、ほとんどエンジン音なんて聞こえないのに、外の景色はどんどん後ろへ流れていく。感動した。

路線自体もものすごい。なんと終夜運転。朝は12分間隔、日中でも15分間隔、夜は20分間隔で走り、深夜でも1時間間隔で走る。夜中の2時、3時でも運行されているのだ。日本では残念ながら、一般の路線バスですら終夜運転が行われている路線は皆無。
こんなフリークエントサービスを行う路線だが、車両はすべて前述のネオプラン2階建てバスで統一されている。

実際自分が乗った便は朝8:30くらいの便だが、ちょうど車内の半分くらいが埋まっていた。国際学生証を日本で取得していたので、それを乗務員に提示し、さらに往復する旨を伝えると、往復9ポンドであった。当時のレートで2000円くらい。で、あっという間1時間23分ででオックスフォードの中心部に到着。せっかく来たのだから、とオックスフォードの町をぶらっと歩いてから、バスターミナルへと戻る。

ヒースロー空港行きのバスや、ナショナルエクスプレスのエディンバラ行きなどひっきりなしにバスが発着している。見ていて飽きない。驚いたことに、行きに乗ったOxford Tubeのほかにもロンドンとオックスフォードを結ぶ路線が存在していた。ダブルトラックだったのだ。1つの会社でもこんなに本数を出しているのに・・・。もう1つの会社は二階建てではなく、普通のバスを使っていた。

帰りの便は11:15発。バスを待っているときに気づいたが、この路線では、朝ではパンを無料で提供してくれるようだ。余ったパンを、待っている乗客にいらないか、と配っていた。乗り込むと、乗ってきたときと同じドライバー。2階の一番前に座ろうとしたらすでに埋まっていたので、1階の一番前に座る。車内放送が入らず、途中で降りなくてはならないので、都合がよい。

オックスフォード市内できめ細かくバス停に止まる。それぞれのバス停からそれなりの客が乗り込んでくる。需要は旺盛のようだ。高速にはいればまた快適な走行。一般道路に降り、行き乗ったときに必死に覚えた景色が見えてきた。そろそろ降りるとき。終点のロンドン中心部までは乗らず、ホテルのあるShepherd's Bushというバス停で降りる。一応ドライバーが車内放送を入れる。降車ボタンが見当たらなかったが、ちゃんと止まってくれた。ドライバーさんは顔を覚えていたのか「Bye-Bye]と言ってくれたのが印象的であった。

とまあ、かれこれ3年くらい前の話。それにしても、こんなハイレベルなバスサービス、素晴らしいの一言。日本でも見習う点はいくつも存在する。いつでも気軽に乗れる本数の多さ、外国人旅行者でも何の不自由もなく乗れる分かりやすさ、低廉な往復割引チケット、安心を与える全体的な統一感・・・。

嗚呼、イギリスに行きたくなってきた。ポンド高と原油高が恨めしい・・・。

※今回のトップのバスの画像は全英を結ぶナショナルエクスプレスのバス。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヨドバシ)
2008-01-20 00:46:04
ウェールズに行くなら、付き合うぜ!!
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Unknown (harborbeeline)
2008-01-20 09:05:11
Vietnam行かない?
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Unknown (Peter)
2008-01-20 20:04:56
ベトナムいいね!
カンボジアとかタイとかインドネシアとか!
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