BUZ LIFE

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歓迎搭乗!台湾のバスたちと触れ合う(桃園~台中~高雄)

2018年04月01日 | Weblog

1月の3連休を利用して、台湾へ。
去年も同時期に台湾に行ったが、友人たちとであったため、思うようにバスに乗れず、「あれ乗ってみたい」という気持ちが募ってしまい今回は単独で旅することに。

驚いたことがいくつか。

①バス無料
台中も高雄も、冬の大気汚染対策のため、行政がバス乗車無料キャンペーンを展開中。
ICカードを持っていれば、それをかざすことにより、無料で路線バスが利用可能。最初はこのキャンペーンに気づいておらず、ICカードの残額が減らないことを不思議に思っていたが、車内広告にてこのキャンペーンを知り納得。
普段もそうなのかは不明だが、乗客の99%はこのICカードにて利用。現金利用客はごくわずかで、それだけバス利用が浸透しているのか、支払手段としてICカードが日常に浸透しているのか。日本のバスの方がはるかに現金比率が高い。

②ダイヤ運行
高雄市内のバス停をみると、なんと時刻表が掲載されている。日本と同様、何時何分と明確に。日本以外のバス停でこの表示を見たのは初めてで、大概運行間隔くらいしか書いていない中、ダイヤを組んで運行しているのは珍しいのではないか。
時間通りにバスが来るケースもあれば、突拍子もない時間に来るケースもあったりと、その正確性は不明だった。

③謝謝
台中から高雄の高速バスに乗車した際、バスを降りるときにドライバーからありがとうございましたの言葉。高速バスのサービス、上がってきたかな、と思っていたら、高雄市内の路線バスでもドライバーからありがとうの言葉。
運転に徹し、サービスをほぼ提供しないのが海外、特にアジアのバスであるが、これにはびっくり。しっかり「接客」をしていたのだ。”優良ドライバー”みたいなバッジをつけていたから、中でも優秀なドライバーなのかもしれないが、さらなるサービスの向上が期待される。

台湾のバスは、全車方向幕かLEDによりしっかり行き先を表示しており、IC払いもできるなど利便性も高く、「歓迎搭乗」とLEDに大きく表示されているものだから、これ、乗らないわけにはいかないことだよ。