BUZ LIFE

毎度ご乗車ありがとうございます。

うつくしま~福島一人旅二日目

2007年08月20日 | Weblog
朝は7:00に起床、8:00に宿を出発。

会津若松駅前のバスターミナルから8:43発喜多方駅行きの会津バスに乗る。ここからの乗車は一人。同発で喜多方営業所行きが出ている。営業所から駅まで徒歩数分とのことだが、あえて時間も料金もかかる駅行きのバスの乗ることにする。

バスは両脇が田んぼや畑の田舎道をぐいぐい進む。時折幹線道路をそれたかと思うと、旧道沿いの集落の中を抜けていく。それでも乗る人は少なく、結局終点までの間で数人の客しかいなかった。

喜多方駅前から歩いて市内の中心部まで行ってみる。蔵の街で、確かに蔵が点々と道沿いに存在する。北方風土館というところでは無料で蔵の中を案内してくれた。蔵の中は薄暗くひんやりしていて、確かに酒の貯蔵には向いているのだろう。蔵の中は音響がいいらしく、現在ではちょっとしたライブなどのイベントにも用いられるという。

さらに安勝寺という、日本で唯一の蔵でできた寺を訪れたが、特に変わった印象は受けなかった。そうこうしているうちに、昼になったので喜多方といえばラーメン、ということで街の中にラーメン屋が数多く存在する中で、たまたま近くにあったラーメン屋に入ってみることにする。550円で醤油ラーメン。残念ながらラーメンに対する舌の反応は鈍感なので、喜多方ラーメン、という名前を理解するには至らなかった。

昼にもなると、観光客の人がけっこう街中を歩いている。そう広くはない街なので歩いてでも十分に回ることができる。静かな落ち着いた街で歩いていて飽きない。蔵という日本の昔の建築がそうさせてくれるのかもしれない。

再び喜多方駅まで戻る。3時間弱で市内をざっと一周してきたことになる。ここから会津若松駅まで電車でもどる。12:24発、AIZUマウントエクスプレスという名のついた鬼怒川温泉行き。車両も特急のような感じだが、追加料金は一切なく普通の料金で乗車できた。

会津若松までものの15分。あっという間の快適な移動だった。

先程のホテルで荷物を預けていたのでそれをピックアップし、バスターミナルへ。ここからいわきゆき13:50発の新常磐交通のバスに乗る。駅発ではなく市内の鶴ヶ城発で、途中道路が混んでいたのか5分ほど遅れてやってきた。ここから10名ちょっとが乗り込む。

途中郡山に寄るが、ここでほとんど全員が下車、かわりにまた10名少々が乗車。3都市を結ぶ高速バスはこれまでに記憶がなく、ちょっと珍しい感じがする。2都市間の高速バスなら無数にあるが。それだけ、福島県は広いのかもしれない。

さて、いわきまでも順調に高速を走り、ほぼ定刻どおり16:35に到着した。

しかし、まあ、なんか、いわき、って・・・駅前があまり美しくない。再開発中で大きな新しいビルが姿を現していたが、それを除くと雑居ビルが所狭しと並び、ちょっと古い町だなといった印象。市役所方面に向かって少し歩いてみたが、やはり古い建物が多く、ちょっと見慣れない風景に当惑する。

いわき駅からは、この旅行最後の高速バス、東京駅行きに乗る。予約制だが、夕方は30分ヘッドで運行されており、特に予約はしておかなかった。空席状況を聞くと18時の便は少々込み合っているとのこと、次の18:30の便で一席とってもらう。10分


うつくしま~福島一人旅一日目

2007年08月14日 | Weblog
23時横浜駅東口発盛岡行き岩手県交通の車両に続いてJRバス東北の三菱が入ってきた。まだ開業されて間もない23:05発郡山駅経由の福島駅行きだ。車両も最新。

若者を中心に10人程度が乗り込む。大学も休みに入り、帰省する人が多いのかもしれない。自分は7B席と決して当たり席とはいえない位置。3列シートの真ん中で、少々落ち着かない。車内は毛布、スリッパなどは一切なく、必要最低限な設備といったところ。福島まで5300円でいけるのだから文句は言えないが、ちょっと物足りない気持ちは抑えられない。

首都高にのって東京駅へ向かうが、工事で車線が規制されており、渋滞にはまる。よって定刻東京駅発23:59に5分ほど間に合わなかった。ここからまた10人ほど乗り込み、20人少々が福島へ向かうことに。平日木曜夜にしてはまあまあといったところだろう。

当路線は夜行にしては珍しくJRバス東北の単独運行。東京側の事業者は採算が見込めないと踏み手を組まなかったのかも知れない。また運転士は一人しか乗っていない。途中SAで休憩しながら、福島まで乗りとおすのだろう。

東京駅を出てすぐに消灯。自分も寝る体勢に入り、日ごろのバイトの疲れのおかげで、すぐに眠ることができた。途中、何度か目が覚める。どうもバスが止まるとおきてしまうのだ。しかし、ずっと眠れないということもなく、郡山駅に到着のアナウンスで再び目が覚めた。ここで半数以上が下車。時間はまだ4:50とかなり早いが、ここからみんなどうやって移動するのだろう。自分はまたすぐに眠り、福島駅到着15分くらい前にまた起きた。われながら、しっかり時間を読める体を持ったものだ、と感心してしまう。

福島駅にはほぼ定刻通り6時過ぎに到着。さて、ここからはノープラン。一人旅の時には、大体の予定を組むだけで、現地での細かい行動については、その場の流れに任せることにしている。とりあえず、自分のいるところを知らないと落ち着かない、ということで福島駅を反対側まで行ったりしてブラッとしてみる。市街のマップを手に入れたが、特に観光地らしきところはないようだ。それでもせっかく来たから、と市内を歩いてみることにする。

街を歩くのは好きだ。観光スポットがなくてもただはじめて訪れる場所を歩いているだけで楽しい。福島市内は歩いても特に何の変哲もない街、といったところだが、とりあえず阿武隈川まで歩いてみる。やはり特に変わったところのない川。近くに「福島本城跡」と書かれた看板があったが、本当にただの”跡”、なにもない。何もないのが逆に面白い、写真を撮っておく。

福島駅に戻ることに。途中、停車中の仙台行き高速バスに見とれているうちに自分がいる場所を見失ってしまった。地図と格闘してやっと現在位置を把握。けっこう駅の近くまで来ていた。この街一番の繁華街、と思しき通りを通るが、まだ朝が早いため、どの店もしまっている。特に”福島”らしさを感じることはできない。それでも、やはり街歩きは楽しい。

駅前のドトールでコーヒーを飲み目を覚ます。バスターミナルが目の前すぐに見える。福島交通の路線バスがたくさん。ほとんど、というか全車両が三菱で統一されている。またJRバス東北の路線バスもちらほら見かけるが、こちらはいすゞや日野とバラエティーに富んでいる。路線バスに混じり仙台行きなどの高速バスも頻繁に出ている。見ていて飽きない。

でも満足できない。よって実際乗ってみることに。次乗る郡山駅行き高速バスは福島駅始発ではなく、福島競馬場前となっているのでそこまでバスで行ってみることに。

その福島競馬場前から、9:12発郡山駅行き高速バスに乗る。ドライバーは乗り込む客一人ひとりに「お疲れ様です」と声をかけている。先程の福島駅を経由する。そのほか市内の停留所に何箇所か停車していくうちに車内の半分くらいの座席が埋まった。東北道を南下するが、バスの心地よい揺れに負け、眠り込んでしまう。

気付くと郡山市街に入っており、やはり郡山市街でも何箇所かバス停に止まりながら、終着郡山駅に10:35に到着。さて、再びノープラン。要領は同じでとりあえず、自分の居場所の郡山駅をぐるっと見て回る。自分の陣地を知らないでは落ち着けない。福島駅より、近代的なビル、といった感じで駅前のビルも福島駅より多い。郡山駅のほうが栄えている印象。

で、郡山市内にも観光スポットがないようだ。それでも、やはり郡山を歩かなくては。というわけで開成山公園というところを目指すことに。街のメーンストリートを通り抜けると着けそうなので。

・・・甘かった。歩けど歩けど、その開成山公園につけない。地図でみるとそれほど遠くもなさそうなのに、もう30分以上歩いている。数百円のコインロッカー代をケチって大きな荷物を持って歩いているので、だんだん疲れてきた。

というわけで、途中で引き返すことに。歩いていても、これが郡山!、といった感じのするところはないので、正直面白みに欠ける。一本通りを変えて、福島駅を目指す。21世紀記念公園という公園で一休み。これくらいの公園ならどこでもみれるな、と文句を言いたくなるほどに疲れており、やっとの思いで郡山着。駅を出て、90分以上歩いたことになる。んー、福島、郡山は、観光で来る様な場所ではなかったのだなあ。

ここで昼食をとり、駅前のビッグアイという建物に行く。24階建ての高層ビルで、展望台に無料であがることができた。高いところは大好き。ここから市内を一望するが、意外と開けた街なんだな、と。以前仙台駅前の展望台上ったときは、山が近くまで迫ってきていて”狭さ”を感じたのとは対照的。この展望台、有料のプラネタリウムが併設されており、夏休みとあってか子どもがいっぱい。彼らをみているだけで疲れそうだったので、早々とまた下に下りる。

さて、郡山駅からは次に会津若松駅行きの高速バスに乗る。郡山駅13:30発福島交通の便。この便は郡山駅始発だが、便によってはいわき駅始発となる。10数名が乗り込む。日中でも30分ヘッドで運行されており、便利な路線だ。

郡山市内を抜け東北道、磐越道と経由して会津若松駅まで郡山市内の道路混雑で少々遅れたがあっという間の80分。15時前には着いた。

会津若松駅は先程の郡山駅とは打って変わって素朴な田舎の駅といった感じ。2階建てくらいの横長な駅舎があり、小ささは感じさせないが、都会からは離れたことを実感する。さて、ここから喜多方まで電車で移動しようと思ったが・・・電車が2時間近く来ない。観光地だからもう少し本数あるかと踏んでいたが、甘かった。バスも出ているが、案内所で聞くとやはり時間が開くようだ。

予定変更。今日は、会津若松市内を観光しよう。本当は次の日の午前中にいくはずだったが、喜多方と順序を入れ替える。

観光する前にホテルにチャックイン。駅前フジグランドホテル、という名前。その名前に嘘はまったくなく、徒歩1分で到着。バス降り場からもう見えていた。5200円と値段も高くなく、部屋も悪くなかった。

部屋でいらない荷物を放出し、いざ若松市内へ。地図を見ながら、観光周遊バス”ハイカラさん”の運行ルートを沿って歩いてみようと決断。土地勘がないので、きっとこのバスのルートに沿っていけば見所があるのではないかと踏んだのだ。

果たして、七日町駅付近まで歩いてくると、昔の建物が並び雰囲気がよい、やはりこのルートで正解だった。さらに歩を進めると、あの野口英世が青年時代をすごしたという通りに来た。通りの街灯にはかわいらしい野口さんの似顔絵がぶらさがっていて、目を楽しませてくれる。

そのままハイカラさんのバスのルートに沿っていき、ついに鶴ヶ城に出た。閉城間近だが、多くの観光客がまだ訪れていた。気付くとこの会津市内、女性の一人旅が多いように感じるが気のせいだろうか。城内をざっと見学。白虎隊の悲劇について絵をみながらまなべた。白虎隊の隊員たちの肖像画が掲げられているのが印象的だった。

鶴ヶ城からはまた会津若松駅に向かうことにする。行きとは違って、メーンストリートを通る。両側に店が並び、それなりの賑わいを見せている。と、一つ気になる店が。名前はリオン・ドール。さっきも駅前でみたが、この通りにも存在していた。スーパーマーケットだが、地元の人に混じって入ってみる。何の変哲もないスーパーだが、賞味期限切れ間近のドーナッツが63円と破格で売られていたので夜食に購入。

駅に戻り、一度ホテルに戻ってから、すぐに駅構内の店に行って夕食。店内に入って衝撃的な言葉が告げられる。「ご飯、ただいま切らしております。」そういうことはもっと早く、店に入る前に行ってよね!

と怒りながらそば注文。夕食にそばかよ。でも、ご飯ものを消去するとそれしか残らなかった。食べ終わって、駅前から先程ルートを辿ったハイカラさんのバスに乗る。夜19:30発だが、金・土のみ夜間も運行されており、ライトアップされた市内を一周してくれる。200円払い、一応聞いてみる。「200円で、一度も降りないでまた駅まで戻ってきていいですか」変な客が一人いることをあらかじめ知らせておかないとね。

乗客は自分だけ。昼には続行便をつれての運行だったが、夜は閑散としている。PR不足かもしれない。特に最新のガイドブックにも載っていなかったし、今日はじめて駅前のチラシで知った。

何はともあれ、夜のドライブは、沿道のライトアップされた古い建物を見ながらあっという間、1時間で終了してしまった。心地よいエンジンの振動と、興味深い景色とで、非常に楽しめた。

駅に戻り、そこから徒歩数分の、スーパー銭湯みたいな施設に行く。今日宿泊しているホテルと同系列のようで、宿泊客は無料でいけるのだ。それほど込み合っておらず、ゆっくりと旅の疲れを落とすことができた。

ホテルまでも徒歩数分、なんとも便がいい。時刻はもう21時を回っていた。

片付け

2007年08月14日 | Weblog
久々に家でまとまった時間がとれたので、やろうやろうと先延ばしにしていた家の片づけをすることに。

就職活動関連の本やノート、授業のレジュメや教科書など山積みになっており、一山づつ崩していった。


・・・が、いつもの悪い癖で、どうも片づけが途中で飽きてしまうのである。最初は威勢よくてきぱきとやるのだが、だんだんそこらへんのノートを見返したりと脱線が始まる。

結局、始める前と比べて見た目余計汚くなった形で一旦終了させることに。また、明日やるかな~。綺麗好きな自分としては少々落ち着かないが、まあ仕方ない。

そして、驚いたことに、昔の日記が出てきた。昔といっても高校2年生くらいの。日記をつけていたこと自体すっかり忘れていた。

「今日は学校のことを考え7:10におきてみたが勉強し始めたら眠さ爆発!あまり意味なし。昼は下のスリーエフまでいった。散歩にはちょうどいい天気。今日は午前も午後も夜も勉強。春休みも残り少ないので夜、もう少し早く寝ないとね。今日は全体的に気分がよかった。」

気分がよかったそうです。4月7日は。何があったんだろ。眠いし、勉強しかしてないし、春休み終わる直前だし・・・ずいぶんてきとうだな、この日記は!

うつくしま~福島一人旅

2007年08月05日 | Weblog
2日 23:05発

3日 6:05福島駅着

   10:35郡山駅着
   
   14:50会津若松駅着

4日 9:40喜多方駅着
   
   16:40いわき駅着

   22:30東京駅着

ざっとこんな感じで旅行してきた。2日間で福島の主な都市を回るというちょっとハードなスケジュール。でも、楽しめたかな。