4:00に起床、4:20に横浜自宅を出発。第三京浜手前の電光表示板にはすでに東名高速40キロメートル渋滞の表示。日本人は、朝もはよから、なんて真面目なんだ、と痛感。今日は山の日だけど、お盆初日とも重なり、帰省ピーク。
センター南、新宿駅までは順調で、新宿駅を定刻5:30に出発する。
中央道に入ってすぐに渋滞。相模湖の先まで続いている模様。一般道に降りれば、30分以上早着できるとのグーグルマップ、血気盛んな我々は早速稲城ICで中央道とお別れ。たった15分程度の走行であった。
さて、八王子駅過ぎまでは順調であった一般道も、高尾駅を過ぎたあたりから動かなくなり、大渋滞にはまる。相模湖付近も渋滞表示のため、諦めて高尾口から圏央道へ。
八王子ジャンクション手前で、ほぼほぼ動かなくなり、これ、本当に着けるのか、とものすごく絶望したが、何とか中央道へ合流。ふと横を見ると、松本行きのアルピコ交通。後で時刻表で調べると新宿駅6:05発の便と思われる。
30分以上、ロスしてしまったわけだ・・・。まあ、仕方あるまい。上野原を過ぎると流れ始めたが、談合坂SAに寄りたいとの同乗者の強い要望。1キロ手前からの車列も、ちょろちょろと動いており10分程度で到着。すでに9時近くなっており、家を出てから4時間以上。ここでようやくドライバー交替。正直、自分よく頑張ったと思う。。
この先は渋滞にはまることなく、三つ峠登山口へ。車を置いて、10:10から登山開始。
完全に予想外であった。登れど登れど、山頂は現れず、曇ってはいるものの湿度が高いからか、水分が奪われていく。
対向する人に思わず「山頂はまだですか?」聞かれたおばちゃんは「まだまだ序の口よ!」
休憩していると、友人が手を出してくる。よし、出発か、と手を取ろうとすると、「車のキー。」
まさかの離脱宣言。しかし、そこであきらめさせる我々ではない。「みんなで登るんだ」
どこの青春ドラマだよ、と言う感じだが、結局みんなで登り始める。その先も休み休み登って行き、降りてくる人に尋ねる。「山頂は、もう少しですか?」
「まだまだ、2時間かかるわよ」と言われた時には本当に絶望。空腹に耐えきれず、山頂待たずして昼食をとった際には、さすがに下山するだろう、と思ったが、なぜか「行こう」という熱い雰囲気が漂い始め、そのままついに山頂へ。標高は1,800メートル近い。駐車場が400メートルほどだから、1,400メートルを登り詰めたわけだ。
さすがに感動、というか達成感。本当に何度か、無理だろうと思っていただけに、やればできる、ということが実感できた。
残念ながら曇っており、雄大な景色はみられなかった。時間に余裕なく、すぐに下山。これまた、足に負担が相当かかる行程であったが、無事に全員で車までたどり着いた。
温泉に寄り、疲れを癒す。
談合坂SAで夕食も、酒が売られておらず、アルコールに飢えた我々は、そのまま横浜に向かい、打ち上げをすることに。小仏トンネル、大和トンネル手前で渋滞があるも、行きに比べると軽いもの。
横浜でさらっと飲み、解散。いやー、大変疲れたが、充実した山登りであった。