BUZ LIFE

毎度ご乗車ありがとうございます。

Buongiorno Italy~イタリア旅行6日目

2006年08月14日 | Weblog
・今日は一日自由行動。8:20にホテルを出て、テルミニ駅から地下鉄に乗る。4€で1日乗車券を購入。この券一枚で市内のバス・地下鉄・トラム全てに乗ることができる。来た地下鉄は落書きがいっぱいされていた。でも加速はとてもスムーズで、しかも音が静か。2駅先のコロッセオで下車。

・昼は混むといわれたが、朝のまだ9時前とあってか、コロッセオは待ち時間なく入場することが出来た。部分部分で崩れ落ちてはいるが、今でもその巨大な建造物を目の当たりにすることが出来る。ここで古代ローマ人が、闘技を観戦していた。そして今、まったく同じ場所を自分は歩いている。なんか不思議な感じに襲われる。

・コロッセオから歩いて約15分で真実の口に到着。ローマの休日で、新聞記者がかまれたふりをしてオードリーヘップバーンを驚かせた、あの真実の口。こちらも昼にいくと1時間ほど待つこともあるといわれたので早めに来ておいた。それでもちょうど中国人の団体が前に入ってしまい、真実の口の前で写真を撮影するまでに約15分並んでしまった。目の前で見ると結構大きい。背の高さくらいまではあろうかという感じ。実際に手を入れてみると・・・うそつきじゃないからもちろん噛まれなかった。

・次に、フォロロマーノという遺跡を見学。民主政治が行われていた舞台だという。完全な建物は残っていないが、広大な敷地に大きな建物があったことを思わせる残骸がある。当時の建築技術は相当なものであっただろう。

・・・また今度


Buongiorno Italy~イタリア旅行5日目

2006年08月13日 | Weblog
・出発7:30と少々早め。

・バスは高速道路に乗り、ひたすら走る。日本の高速道路と違い、サービスエリアはほとんどなく、次の目的地アッシジまで役3時間、ノンストップでの走行。高速道路では、日本のように”スピード落とせ”とか渋滞情報などの看板がほとんどといっていいほど見当たらない。出口にその名前が掲げてあるぐらい。だから非常にすっきりした感じがする。

・長距離の移動の際、添乗員の方が話をしてくれる。内容は歴史的なものが多い。会社で勉強させられて、という範囲をはるかに超えて、自分の趣味の領域としか思えないような、非常に細かい歴史の話。キリスト教や建築についてが多い。

・丘の上に立つ、中世の街、アッシジに到着。坂道を少し上り、サンフランチェスコ教会を見学。日曜日にあたるため、ちょうどミサが執り行なわれていた。天井が高いせいか、歌声が非常によく響き渡る。信者でなくとも、つい足を止めてしまう。

・アッシジの街を少し歩くが、丘の上に立つ街なので、坂がすごく多い。所々から眺められる遠くの風景がきれい。車も通れないような細い路地が通じ、いったいどこへ行くのか迷子になってしまいそう。歩いていて非常に楽しい街だ。

・アッシジから2時間ほどまた高速で走り、ついに永遠の都、ローマに近づいた。郊外のレストランで昼食。ピザが出される。同じツアー客と相席になる。こういう席での会話もまた、団体旅行の楽しみのうちの一つ。

・このレストランで現地のガイドと合流して、いよいよローマ市内での観光が始まる。ローマ市内もやはりバカンスの時期にあたるそうで、250万人の人口が今は10分の1くらいしかおらず、ほとんどが観光客だという。

・最初の観光地は、サンピエトロ寺院。バチカン市国内にあるが、いつのまにか国境を越えていた。それほど、隔てのない国境だった。最大の教会、入場まで20分ほど並ぶ。中は、天井が非常に高く、天井にもきれいな絵が描かれている。また、壁に絵が掲げられているが、これはモザイク画らしく、確かに目をこらしてみると、石の継ぎ目のでこぼこが見られた。

・このサンピエトロ寺院は、スイス兵によって守られているという。

・次にトレビの泉に移動。街の中心部に突如、それは現れた。すごい観光客の数で、泉の周りは観光客であふれている。泉の近くまでいき、後ろを振り返り、右手にコインを持ち、左肩越しにそれを投げる。一枚投げると再びローマを訪れることができ、2枚投げると結ばれた人と来ることが出来、3枚投げるとその人と別れることが出来るらしい。

・トレビの泉、想像以上に大きく、写真では全体が収まらないほど。

・徒歩でスペイン広場に移動。そう、名画ローマの休日でも登場したあの広場。スペイン大使館に面しているため名づけられたという。ここもすごい観光客。その観光客を狙い、ミサンガ売りが出没する、とガイドブックに書かれていたが、実際に目撃。日本人が25ユーロを請求されているところだった。

・オードリーヘップバーンが広場の階段でジェラートを食べていたが、いまはその階段、飲食禁止となってしまい、彼女の真似はできなくなってしまったとのこと。

・ここからホテルまではバスで移動。ものの10分で到着。ここで、ミラノ到着時から一緒だったバスドライバーはお別れだという。ローマのバスだから、もう戻るのだろう。一緒に夕食を食べたり、写真を撮ってくれたりと、非常にフレンドリーな方だった。そして、快適な運転。お別れがさびしい。

・ホテルの場所はなんとまあ、ローマの鉄道の玄関口、テルミニ駅の目の前であった。徒歩30秒に近さ。室内は、まあ最低限のレベルという感じ。空調が動くとファンの音がやたらうるさい。テレビが小さい、眺めが最悪、床がタイル、などと文句を上げればきりがないが、まあなんとか過ごせるだろう。

・イタリアのホテルのトイレは少々面白い。というのも、便器がひとつあるのは当然のこととして、さらにもう一つ、便器と同じような形のトイレのようなものがあるのだ。これは、ビデ、と呼ばれるもので、これに水をためて石鹸で、自分でお尻を洗うのだそうだ。日本でいうウォシュレットの役目。日本ではまったく見かけない代物で、もちろん使うことはしなかったが、現地の人に言わせると、石鹸で洗うと結構すっきりし、風邪などで風呂に入れないときは、ビデを使うだけでもずいぶん違う、と。ちなみにホテルに限らず、一般家庭にも必ずあるそうで、建築法により設置が義務付けられているのだそう。こんなお尻きれいにしたがるイタリア人に、日本のようなウォシュレットを販売しようとしたところ、石灰質な水のイタリアでは、ウォシュレットのノズルがつまり、失敗してしまったとのこと。

・夕食は駅のホテルとは反対側にあるレストランで。ここも通りにテーブルが設置されているオープンレストラン。ラザニアを注文したが、なんとまあ、生まれて食べてきた中でベスト10に入る勢いなおいしさであった。

・イタリアのレストラン、食べ物意外に飲み物を注文しなくてはいけないし(水も有料)、サービス料15パーセントも請求されるし、強制的にパンが出されそれも請求されるしで、一人あたり軽く10ユーロはいってしまう。


・さて、20時を回っているが、ホテルには帰らず、ナボーナ広場にバスで向かう。ローマのバスも、乗車券は駅構内のキオスクのような売店で購入し、乗ったときに刻印機に通す。1ユーロで75分有効。刻印機に通したときに、有効な時間が記される。

・バスは大型連接バス。前ドアはノンステップ、後ろドアはワンステップの構造。車道も石畳のため、車内が小刻みにすごく揺れる。タイヤが小さいせいもあるのだろう。

・車内放送も案内表示もないため、運転士にナボーナ広場に行きたいことを伝え、着いたら教えてもらえるようお願いする。

・ナボーナ広場、夜なのに人が多く集まり、活気がある。オープンレストランも立ち並んでいる。大道芸人が、自由の女神の格好をし、静止している。目の前の缶にコインを入れると、写真を一緒にとってくれる。ツタンカーメンの格好の人もいたが、なんとまあ動きだし、中から黒人の人が出てきてしまった。興ざめだ。

・ジェラートを食べた。やはり本場はおいしい。2段でたったの2ユーロ。味の種類も豊富だが、表示が読めないので、見た目で判断し、注文してみた。

・帰りもバス。75分の有効が切れていたが、検察官は乗ってこないだろう、とふみそのまま乗車。無事にたたで駅まで乗ることができた。22時すぎにホテルに帰着。

・我が家ではホテルの滞在時間が短い。夜でも観光にどこかしら行ってしまうからだ。あとは寝るだけ。去年のタイ旅行でも夜な夜なトゥクトゥクを乗り回していた。

Buongiorno Italy~イタリア旅行4日目

2006年08月12日 | Weblog
・ベッドが小さい。起床は6:15。朝食で初めてラスクを食べてみる。日本のそれとなんら変わらない。

・8:00ホテルを出発。朝は冷え込む。20度は下回っているのではないだろうか。モンテカッティーニの街の朝は遅いようでまだひっそりとしている。

・1時間と少し走ってフィレンツェの市内へ。この市内に観光バスが入るためには料金が必要なようで、200€、およそ3万円かかるという。この収入で街を修復したり、観光バスの市内流入自体を防いでいる。

・最初の見学地はミケランジェロ広場。ボーイスカウトの訓練の関係で入れないかもしれないといわれながら、すんなり入ることが出来る。小高い丘になっており、ここから市街が一望できる。逆に一望できてしまうほど、フィレンツェ市街は規模があまり大きくないようだ。朝で気持ちのいい空気を吸うことが出来る。町並みを見渡すと、大きな建物が一切なく、オレンジ色の屋根が並び、統一感のあるヨーロッパ独特な空間が広がっている。

・免税店に立ち寄る。自分はどうもこういった免税店の類が好きではないので、冷やかすだけで特に何も買うことはしない。

・続いてシニョーリア広場。このあたりは街の中心部で、バスは規制されているので全て徒歩での観光となる。オープンカフェが立ち並んだり、馬車が待機していたりと風情のある大きな開放的な広場。多くの観光客が集っている。日本では街の中心部にこういった広場的な存在が少ない。

・このシニョーリア広場に隣接しているウフィッツ美術館に入る。団体で予約してあるが、そうでないと数時間待つこともあるという人気の美術館である。この美術館の外の入り口には、ミケランジェロが作ったダビデ像が置いてある。室内で飾られることを嫌い、わざと頭でっかちに作成し、そとに置かせたという。

・美術館館内は人が多い。現地のガイドの人と、主な絵を見て回る。世界史の資料集でも見たことのあるミロのヴィーナスくらいしか知っている絵はなかったが、各絵どのような意味があるのかガイドさんの話を聞きながら回ると結構面白かった。ほとんどがキリスト教にまつわる宗教画。字の読めない人のために、絵で布教の活動をしたらしい。

・10分ほど歩いて、ドゥオモ(大聖堂)へ。相当でかい。中に入ると天井が非常に高く、果たしてどうやって作ったものかと感心。ドゥオモより高い建物の建設は禁止されているとのこと。景観を無視し、高層ビル・マンションが乱立する日本とは考え方がまたっく違うのだろう。こちらはまず歴史・文化・町並み・景観を重視するようだ。

・午後は自由行動。いち早く解散し、向かうは市内最大の駅、サンタマリアノベッラ駅。斜塔で有名なピサに行くためだ。駅構内で切符を購入。片道4名で20.60€。往復買って41.20€。50€札を出すと、なぜかおつりで20€札が混じっていた。ミスったのか。

・電車の発車番線は掲示板で確認。13:57発の電車に乗る。乗る前に、ホームの端っこに設置されている刻印機に先ほど購入した乗車券をいれ、日付と時間を乗車券に入れる。

・車内はボックスシートが並ぶ。いすが少々汚い。でも広々とした間取りで、快適にピサまでの1時間を過ごすことが出来た。車内放送は一切なし。駅にある表示と予定到着時刻だけを頼りに下車。

・駅前は黒人がたむろし、一気に治安が悪くなった感じ。斜塔までは駅前からバスに乗る。バスの切符は駅構内のキオスクみたいな売店で買う。0・85ユーロで一時間有効。

・バスに乗る。先ほどのバスの切符を車内の刻印機に入れる。これで使用済みということになり、刻印機に通さないで、検札官にみつかると罰金らしい。

・10分ほどで下車。門をくぐると・・・斜塔!一目見てびっくり、本当に傾いている!感動。斜塔横に低い建物があるので、それと見比べてみると、傾いていることが鮮明にわかる。上には予約制だったので登ることはできなかったが、どんな感じなのか非常に気になった。

・写真。斜塔の70メートルほど手前から撮影。このあたりから撮ると遠近法で人物と斜塔がほぼ同じ大きさになる。そしてみんながやることは・・・手で斜塔を倒れないように押さえるポーズ。ちょうど斜塔に手がくっつくようにもう少し右だの左だの注文しながらの撮影。我が家では、逆にピサを押して倒すポーズで撮ってみた。

・帰りの駅までのバス。乗車券を買わず、車内でドライバーから買おうとしたらタイミングを逃した。切符を持っていない状態で検札でもやられたら大変だ。と思っていたらいつの間にか駅に到着。さっと降りるとただ乗りの完了であった。

・帰りも電車。ピサは途中駅のためか、10分ほど遅れてやってきた。うわさ通りのアバウトな運行。途中飛ばしたのか、到着は定刻に回復。帰りの電車は行きとは違い冷房つき。

・ツアーのみんなと集合するためまた先ほどのドゥオモに戻る。少し時間があったので優雅にオープンカフェでカプチーノを注文。なんといっぱい6€、およそ900円したのだった。

・雷雨。ついてない。寒いし。ツアーのバスに乗り、またホテルのあるモンテカッティーニの街に戻る。こちらは晴れていた。夕食を街の中心部のオープンレストランで食べる。涼しいから外で食べると非常に気持ちがいい。とおりにテーブルといすとパラソルが並べられており、そこで食べるのだ。ピザを注文。薄い生地で非常においしかった。

・夜22時を過ぎたというのにさっきより人が多くなってきた感じがする。やはり夜の遅い町だ。

Buongiorno Italy~イタリア旅行3日目

2006年08月11日 | Weblog
・起床は6:30。朝食は昨日同様軽いもの。

・朝食後に散歩がてら駐車場まで歩いてみると、1年半前に訪れたエディンバラで見た観光バスと酷似のバスを発見。海を渡ってきた・・・のかな。

・出発は8:15。ヴェネチアの島へ渡るためバスを降り、船に乗る。50人くらい乗れる大きな船、との添乗員の話はどこへやら、われわれ20数名が乗ってもう満杯の小さな船で、もろ波を食らう。早く着かないと・・・と願うと10分ほどで到着。

・少し歩き、ゴンドラ乗り場へ。6人乗りの小さな船でヴェネチアの運河をゆっくりまわる。エンジンやモーターは一切搭載されておらず、船頭さんがオールでこいでくれる。なかなか様になる絵だ。

・現地のガイドさんと合流し、サンマルコ広場、ため息橋などを見学。

・ガラス工房を見学。ヴェネチアガラスは有名だそうだ。職人が目の前でガラスをふいて、花瓶を作ってくれるが、特にとっての部分など、技術の習得には10年以上かかるそうだ。

・自由時間には、6€払って90メートルの塔に登り、ベネチアの街を一望。家々の屋根はすべてオレンジ一色に染まっており、統一された町並みが眼下に広がる。

・ヴェネチアの街を歩くが、細い路地が入り乱れ、まったく方向がわからなくなり迷路状態。運河が現れたり、また細い路地に入り込んだり・・・。集合時間が迫っているのに、一向に場所がわからなくなる。近くの人に聞きながら、なんとかたどり着くが、時間に余裕があらば、ぜひともゆっくり歩いてみたい街である。

・昼食はイカ墨パスタ。外のオープンテラスで食べたが、ヴェネチアの街も涼しく気持ちがよい。目の前には海も広がり、絶好のロケーション。

・ヴェネチアは観光客で溢れ、すごい人だった。あふれているのは人だけで、この島の中には、車とかバイクといった類が一切走っていない。そもそも道が狭いため入ることが物理的に不可能であるが、それゆえ、非常に静かな感じがする街である。

・再び船でバス乗り場に戻る。バスは高速道路に乗る。エンジンはボルボ製。日本ではJRバス関東が数台保有しているが、ドライバーの評判はいまひとつであった。しかし、このボルボは新車とだけあってか、坂道でも失速することなく、安定した走りで上っていく。力強いエンジンだ。

・途中トイレ休憩も兼ね、土産店に立ち寄る。明らかに日本人向けの店で、土産品が所狭しと並べられている。「日本で買うと2000円する岩塩がたったの1€、ためしに買って見て、やっぱり重いなと思ったら、どうぞ空港で捨ててください」などとよくわからない館内放送が入る。なんか不思議な店だ。こういうツアー客でなければ誰も来ないであろう。

・ホテルには18:50到着。モンテカッティーニという小さな街にあるホテル。今回は正真正銘のCランクのホテルといった感じで、ベッドは日本人でも狭く感じるほど小さく、床はカーペットではなくタイル張り、バスタブはなく、シャワーのみ、部屋の中はなんともいえないにおいが立ちこめ、隣の部屋で水が使われると如実にその音が伝わってくる。最初は正直戸惑ったが、途中で慣れた。

・夕食はホテル内でスパゲッティ。ここもまあまあといった感じ。飲み物のリストは最初テーブルにおいてあったものが、いつの間にかさし代わり、やたら高いメニューしか載っていないものになっていた。HISのツアー用とのこと。安く泊める分、飲み物代で少しでも稼ごうという魂胆らしい。

・夜少し街中を歩く。一応温泉街ということだが、日本のそれとはまったく異なり、やはりヨーロッパらしい町並み。21時をまわっているというのに、オープンカフェには多くの客が居座っており、歩く人も多い。温泉街ということからか、高齢者が多い感じがした。危なさそうなところは一切なく快適に歩くことが出来た。

Buongiorno Italy~イタリア旅行2日目

2006年08月10日 | Weblog
・起床は6:30。朝食はコンチネンタル形式で、パンとジュースのみの最低限のレベル。朝弱いからこれで十分だが。

・ホテル出発は8:15。バスで移動。日本のバスと同じ長さだが、日本の12列に対し、14列もあるので少々窮屈な感じもするが、22名しか乗っておらず、一人で二席使える分、快適に過ごすことができる。ほかのグループはおとなしく隣同士で座っているが、しょっぱなから我が家族はばらばらに一人で2席を使う。

・ミラノ市内には1時間もかからず到着。最初の見学地は大聖堂のドゥオモ。現地の日本語のガイドの方が説明してくれる。イタリア人と結婚し、つい先日その始末をつけてきたという、40代くらいの女性。

・ドゥオモは大きい。天井が非常に高く、窓にはめ込まれているステンドグラスも相当な大きさ。赤のステンドグラスには純金が使われているそうだ。

・次に徒歩でヴィットーリオエマヌエーレ2世のガッレリア、というショッピングのアーケード街みたいなところに行く。そこに入っているマクドナルドはロゴから文字まで全て金色で店構え。目の前にはプラダの本店も構えている。そこを抜け、スカラ座を外装だけ見学。非常に素朴な外装となっているのは昔はスカラ座の付近には建物がたくさんあって、外から建物を見られることがなかったためだそうで、でも内装は相当豪華らしい。

・自由行動となり、ドゥオモに戻り6€払って、その屋根に上る。細長いやねがいくつも連なり、屋根の上には人が乗っかっている。随所に彫刻が施されており、屋根の上といえどもぬかりなく作られている。ちなみにこの大聖堂は500年かけて作られたそうで、どこの大聖堂も入り口が最後に作られるということ。金が一番かかるらしい。

・バスに戻り、スフォルツェスコ城を外壁だけ見学。城自体を見ることは出来なかった。

・ミラノ市内は日中でも涼しく、半そで1枚では物足りない。またミラノ市内、この時期は市民は長期のバカンスにでかけているので、人口がやたら少なくなっているとのこと。

・ガイドの人から聞いた話だが、イタリア人の趣味は掃除。暇があれば掃除をするらしい。窓もつきに何度も磨く。日本人の家がミラノで泥棒に入られるのは、窓を全然掃除せず、汚いのですぐに分かってしまうからだという。

・一軒家はほとんどない。7~8階建ての建物が多い。現地の人は、泥棒に一番入られにくい、最上階の部屋を好むそうだ。

・昼食はミラノ風カツレツ。期待していたほどではなかった。

・バスは高速道路で次の目的地、ベローナという小都市に向かう。イタリアの高速道路は有料のようで、料金所が各所に設けられている。当バスは、いわゆるETCを搭載しているのか少し減速しただけで、ノンストップでゲートを通過していく。

・ベローナではロミオとジュリエットの家を見学。何の変哲もない家。そして円形競技場も外から見学。その前は大きな広場になっており、観光客でにぎわっていた。

・再び高速道路に乗り、今日の宿泊地であるヴェネチア郊外のパークヴィラフィオリータホテルには19時に到着。一応Cランクホテルだが、なぜか一部屋に3つベッドがあるなど、非常に快適に過ごすことが出来た。

・夕食はホテル内でみんなで夕食。ツナパスタで、味はまあまあ。この夕食ではドライバーのアントニオさん、添乗員の方と同席した。アントニオさんは英語を上手に操り、われわれツアー客も片言の英語で会話する。彼は来年日本に来るそうで、秋葉原=electoric cityという知識はもうすでに得ていた。添乗員さんは、イタリア専門というわけではなく、日本国内も案内するし、このツアーの三日後にはエジプトの添乗をするとのこと。

・ホテルの周りには何もなかったので、今日もおとなしく就寝。

Buongiorno Italy~イタリア旅行1日目

2006年08月09日 | Weblog
HISの添乗員付きのIMPRESSOというブランドのイタリアのツアーに参加。その模様を箇条書きで。出発は8月9日、帰国は8月16日。ミラノ→ベローナ→ヴェネチア→フィレンツェ→アッシジ→ローマの順にまわる行程。

8月9日
・YCAT8:40発リムジンバス。乗車10名。ベイブリッジの渋滞とアクアラインの迂回の影響で20分遅れの10:27に成田空港到着。

・添乗員と一緒ということで成田空港でツアー客全員と添乗員の顔合わせ。20代の夫婦、40代の夫婦、家族連れ1組、親娘2人1組など総勢22名。

・出発はアリタリア航空13:05発787便。普段水曜日には運航されない便だが、お盆の繁忙で臨時運航か。

・機内はほぼ満席。9割以上が日本人。機内食は2回、飲み物のサービスは一切なし、乗務員の態度は非常に横柄、笑顔のひとつもなし、テレビのエンターテイメント機能は一切使えない(故障?)など、期待はずれな内容。これではノースウェスト同等かそれ以下。

・ミラノマルペンサ空港に定刻より30分ほど早く17:35に到着。12時間近いフライトだったが機内で8時間くらい寝てしまったので、長さはぜんぜん感じなかった。時差は-7時間。

・入国審査はまったく問題なし。むしろ審査官はパスポートに一切興味を示さず、隣の同僚とのおしゃべりに夢中。おそらく猿が入国してもばれない。

・スーツケースは空港係員がバスまで運んでくれた。自分たちもバスに乗り込む。ローマまでずっと同じバスを使用するとの事。ドライバーはアントニオさん。あとで知ったがこのバス、まだ卸して5日目の新車だそうだ。

・20分で今夜の宿のウナマルペンサホテルに到着。このツアーが使用するホテルは基本的にCランクとなっていたがこのホテルはBランク。まだ新しいようで、イタリアらしくなかの家具や内装などのインテリアがものすごく美しい。部屋にある大きな鏡はおとなしく収まり、赤と黒に染まった廊下も躍動感の中にどことなく落ち着きを感じさせる。

・夕食は近くのショッピングセンターまで歩いて、パンを食べる。イタリア語がぜんぜん分からないので、指差してこれとこれ、と注文。十分通じた。

・外の気温はとても涼しい。20度を下回っている感じ。

・時差ぼけという時差ぼけは感じなかったが、早々と就寝。


久々に

2006年08月08日 | Weblog
人を本気でむかついた。メールで激しくやり取りをした。まあ親しい人ではないからどうでもよいのだが。

どうしてああいう人がいるのだろう。自分が正しいと信じきっている。聞く耳を持たない。人を傷つけるようなことを平気でつらつらと述べる。何様のつもりなんだろうか。

結局、くだらないから自分から、はいはいすいませんでしたー、と断ち切ったが、微塵もそんなこと思っていない。楽しいはずの夏の一日を、台無しにしてくれてどうもありがとうございました。今度あったら(会うこともないだろうが)心のそこからお礼を言っておこう。

富士急ハイランド→横浜駅西口

2006年08月07日 | Weblog
赫々云々のことがあり、富士急ハイランドからの帰り。

昨日電話で確認したときには満席で予約が取れなかった富士急ハイランド18:07発横浜駅西口行き最終便だが、出発30分前に携帯電話で確認してみると、2号車の続行便が出ていることが判明。急遽18:32発の新宿行きをキャンセルし、18:07発の横浜駅行き乗車券を、富士急ハイランドバス停近くの案内所で発券してもらう。

18:35発、18:40発の新宿行きが遅れて18時を過ぎたあたりにやってきた。また18:04発の1号車も遅れているようで、山中湖方面が渋滞していた模様。しかし、案内所のおばさんの話どおり、河口湖駅始発の横浜駅行きはほぼ定刻どおりにやってきた。1号車は富士急行、自分の乗る2号車は相鉄自動車の担当。てっきり2台とも相鉄でやってくるかと思っていたが(時刻表上では相鉄の担当便)、予想に反し、2社混じっての運行であった。

さて、1号車は昨日電話で満席だと言われたとおり、かなりの乗客が乗り込んでいる。一方の2号車、今日急遽設定されたためかほとんど乗客はなく、自分を含め3名の乗車。予約なしの飛び込み乗車もかなりいるかと思ったが、どうやらみんな予約をしての乗車であったようだ。満席だといわれ、この便の乗車をあきらめた人がいるかもしれない。2号車の設定はもっと早くすべきであろう。しかし、自分にとっては非常に都合がよい、2Aと一応座席が指定されているが、ドライバー氏に尋ねてみると、すいているからどこに座ってもいいとのこと。さっそく見晴らしの良い右一番前の席に移動する。前のほうは冷房が強く入りますので・・・とに案内に他2名の女性客は逆に後ろのほうへと移動していった。

1号車の乗車扱いを待ち、出発となった。

時間がないので割愛しての内容となるが、とにかく東名高速が混んだ。秦野中井周辺で10キロ以上の渋滞。結局40分遅れの21:10に横浜駅に到着した。しかしドライバー氏の運転はさすが落ち着いたもので、危なげない運転で快適に運んでくれた。乗客があからさまにいないようなバス停でも、わざわざ一回止まり、ドアを開け「横浜駅行き発車します」と車外放送を入れるあたりからも余裕がうかがえる。

数年前までは定期運行ではなく会員制のツアーバスであった横浜駅~富士急ハイランド線。この日は朝も2台続行での運行をしているなど、なかなか盛況のようだ。平日や昼間の運行便の入りはわからないが、とにかく今後も横浜と山梨県の行楽地を結ぶ重要な足として君臨し続けるだろう。


投稿200回記念

2006年08月02日 | Weblog
・・・気づいてみれば投稿200回目。記念、といえど、ごく普通の話題を。

新宿に行った。8月の新宿はもっと暑かったはずだが、今日は一切汗ばまない。アイランドタワーに向かう。損保ジャパンや野村の超高層ビルをながめながら、10分ほどで着いた。個別指導のバイトの試験・面接を受けに来たのだ。

2日前に電話で数学と英語の試験をやります、との電話。英語はともかくとして、数学はここずっと触れていなかった。で、慌てて青チャートを引っ張り出してきて内容を思い出す。サイタコスモスコスモスサイタなど懐かしい公式が目白押し。到底2日じゃ覚えきれない。まあ英語が出来ればよいか。

と、実際試験を受けてみると、英語は満点の自信あり。片目つぶってでもできたわ。でも数学は案の定・・・でも7割りは埋めたから上出来か。

その後面接。なんかお偉いさんっぽい人が出てきて、いろいろ話しが。はい、なるほどの連呼で30分ほどの時間をやり過ごす。しかし、8月のみで希望し、その8月もあまり入れそうもないことを告げると、難色を示された。出勤日数が少なすぎるというのだ。ひょっとしたらだめかも、といわれつつ、結果は今週中に、ということで終了となった。

新宿を少しうろうろしたかったが、どうにも気分が乗らず、新宿ラインで足早に横浜へ帰った。