BUZ LIFE

毎度ご乗車ありがとうございます。

江ノ島~Adventure Island(2)

2005年09月21日 | Weblog
江ノ島の帰りは鎌倉に抜けて鎌倉も観光しよう、という計画は降りだした雨によって断念。仕方ないから藤沢に出る事にした。行きは片瀬江ノ島駅から歩いて江ノ島に上陸したが、雨で歩くのは億劫。ちょうど江ノ島からバうが出ていたのでこれに乗る事にした。運賃は240円、小田急線で片瀬江ノ島でるより90円高い。定刻より少し遅れてバスが到着。10名少々の乗客を拾い、バスは出発した。歩くと時間のかかった橋もバスではものの一分ほど。途中江ノ電の路面区間を横切りさらに湘南モノレールの駅近くも通る。しかし乗降はわずかで、立ち席がでることもない。このまま藤沢まで順調かと思われた、その時、渋滞が始まった。一直線の道路、ずっと先まで車が連なっている。しかもなかなか進まない。逆方向はすいすいいくが、こちらはほとんど動かず。結局しびれを切らして藤沢駅手前でバスを降車。駅まで歩く事にした。こっちの方がよっぽどはやい。江ノ島から30分以上が経過していた。

雨で車が増えたのかもしれないが、それにしてもひどい。バスの折り返しなどの運行上の問題もさることながら、この道路、明らかな生活路線。江ノ島方面からの主要道路であろう。地元の住民の生活にかなりの悪影響を及ぼしているに違いない。駅に出ようにも毎回渋滞にはまっているようでは、不快であろう。経済的な損失もバカにならない。なんとか改善できないものだろうか。渋滞の先頭はみてみると何の変哲もなさそうな駅前の交差点。信号操作を見直したり、道路を拡張するなどしてバス路線がある道路、住民の利用頻度が高い道路を優先的に、流れのよい道にすることを行政がしっかり考えていってもらいたいものである。

江ノ島~Adventure Island

2005年09月20日 | Weblog
行ってみて初めて気づいたが、意外と近い、江ノ島。横浜方面からだと東海道線で藤沢駅に出てそこから小田急江ノ島線に乗り継いで10分もしないくらいで終点片瀬江ノ島駅に着く。駅前にはコンビにとマックが一軒ずつ、それから土地柄釣具店っぽい店がちらほら、程度のあまり大きくはない駅。首都圏の大動脈である東海道線からほんの少しはなれるだけで、まったく違った雰囲気な駅となるのには少し気持ちの切り替えが追いつかない。

駅前で友人が魚のえさえお350円で購入して、江ノ島へむけ歩き出す。橋を渡り始めると、いきなりに匂う。磯の香り?いや違う、なにか違う、橋げたの下に捨てられたごみの匂いではないかということで意見が一致。おえっ。でもそんなにおいもすぐしなくなり、ちゃきちゃきと橋を渡ること10分強か、江ノ島に上陸した。朝もまだ早いせいか(10時すぎころ)、人出はまだまばら。メインストリートを折れ、住宅の間の狭い道を行き、磯辺へと抜ける。釣り客がちらほらする中、われわれはすこし磯辺を歩き、人影のないところを選ぶ。岩の上にはさすがは自然、虫(フナ虫?)がたくさんいるが臆病なのか、足音がするとすぐに逃げてしまう。

友人はつりをはじめる。残された組もしばらくその場でぼけっとしているが、さすがに手持ち無沙汰、江ノ島を巡ることにした。メインストリートをのぼりきり、左に折れると、階段が続く。階段がつらい人のために「エスカー」と名づけられて有料のエスカレーターがあり、頂上まで3区間350円、途中から乗り2区間だと180円、最後の区間だけだと100円。有料のエスカレーターなんてはじめてみた。が、貧乏で若いわれわれはもちろん階段を選択。さすがに疲れた。さらに道を進む。沿道には土産屋や旅館、食事どころが立ち並び、各店、店員が店の前で呼び込みを行っている。なかには「江ノ島丼」というのぼりをだしている店もあったが江ノ島丼とはいかなるものなのだろうか?。

そのまま突き進み、岩の洞窟まで来た。けっこうアップダウンのある道であったが、都会の道とは違って、海もながめれたりと、楽しく歩く事ができる。岩の洞窟は入場料500円。あっさりパスしてきた道を戻る。店先のショーウィンドウのかき氷にやたらひかれる。店内は海に面しており、窓を設けず、海側の席は絶景を楽しみながら食事ができるようだ。でも我慢、400円も払っていられない。店内はさすがに平日だからか、ほとんど客がはいっていない店すらあった。

しかしここは本当に藤沢市だろうか?私がしっている藤沢市は太平洋の絶景が眺めれたり、釣りができたり、土産物屋が建ちならんでいるところではない。しかし、十分楽しむ事ができた。自然を満喫。磯辺で海の音を聞きながら、のんびり、とは幸せな時間であったし、観光もできた。正直、江ノ島がこんなに山がちなところであるとは思わなかった、かなりの運動量になったと思う。

横浜からだと1時間程度、都内からでもそんな長時間はかからないであろう。日常の生活を忘れ、思い出に残す休日にするにはもってこいの場所であるように思えた。

都内巡り

2005年09月19日 | Weblog
今日は都内へ。初めに柴又に到着。とらさんで有名なこの街、だんごやなどが建ち並び、なかなかいい雰囲気である。朝もまだ早いので人の出も少ない。次に向島百合園へ。果たして観光地なのだろうか、近所の人が散歩がてら訪れる、といった感じ。昼過ぎに皇居大手門前に到着。東京駅に程近いこの場所、外国人観光客も多く見受けられた。案内パンフレットを見たが、とにかく広そう。また都内でこんなに緑が密集しているところはないのではないのだろうか。皇族はここでどんな生活をしているのだろう、と思いをはせているうちに、汐留もすぐ目の前、浜離宮恩賜公園に着いていた。今日は気づいてみれば敬老の日、なんでも65歳以上のご老人は300円の入場料が無料になるとのこと。結構人が多かった。

もっとも、自分は仕事で行ったので、観光などしていない。ただ、そんな中でも見て感じ取った内容を書いてみた。考えてみると、しっかり東京観光などしたことないかもしれない。たまには、違った東京の一面を探しに、時間を割いてみるのもいいかもしれない。

愛・地球博旅行記~万博をたずねて(4)

2005年09月15日 | Weblog
11時をまわり、昼時はきっと混むだろう、ということで少し早いが昼食を取る事にする。せっかく万博にきたのだから世界の料理を楽しみたい。ちょうど近くのアジアの外国館ゾーンのフードコートへと足を踏み入れてみる。早い時間にもかかわらず、結構混んでいる。メニューを見ると・・・インドカレーやベトナムのフォーなどが売られているがいまいちぴんとこない。よって、ここではかけないほどしょうもないものを買い、昼食とする。

昼食をすませ、友人きっての希望でなぜかインドネシア館を訪れる。館内は多くの人がいたがみんなほぼ素通り状態、大して面白い展示も何もなかった。5分かからず見学終了。さきほどのグローバルループへ戻り、さらに下の方、奥の方へと進む。目指すはヨーロッパ各国の外国館があるグローバルコモン4地区。この道、照り返しが強いためか、さらに暑く感じる。それでもとぼとぼ歩き、到着。会場全体でみると一番した、はずれに位置する。コーカサス共同館に入るがここもさしたる面白い見ものもなく、外へと出る。山登りが体験できるという、スイス館へ入ろうとするが待ち時間40分。あっさりパスとなる。

待ち時間についてだが、各パビリオン、外国館の待ち時間が携帯でリアルタイムで把握できる。これからどこを見ようか、と計画をたてるときに大いに役に立つ。ちょうど正午くらいに見てみると、人気の企業パビリオン、三井・東芝館は240分、三菱120分、NIPPONNーKAN140分など、思わず笑いたくなるような待ち時間。トヨタ、日立館は整理券がないと入れないようで、あきらめが肝心といった感じ。

スイス館パスなのでこの地区には用はない、続いて森林体験ゾーンへと足を向けることに。途中、給水スポットなるものがあった。冷たい水を提供してくれ、ペットボトル、水筒などにも補給してくれる。自販機で買ってばかりいられないので、ここをうまく利用。持ち込み禁止の割に、ペットボトルは場内でしかっり販売されている。値段は通常どおり150円だが、持ち込み禁止にして場内での売上をのばそうとの作戦だろうか。

水をもらい、なにやらイベント中のEXPOドームを横目に、森林ゾーンへと踏み込む。入ってすぐに建物があり、そこで森を散策するための案内ビデオを見せさせられる。5分くらいで終了。カードを首から下げ、出発。その際、ペットボトル入りの水が無料で配布された。いきなりどうしたんだ、このサービス。

道はきれいに整備されていて、いかにも人工的な感じがするがそれでも、緑が目に新鮮である。程なくすると休憩所。屋根があり、風が通ると涼しい。さらに進むとまもなく出口が見えてきて、首のカードを返却。さらに少しいくとそこに見えたものは・・・そう、あのサツキとメイの家!ちょうど真下に見下ろす感じで見える。確かにアニメで見たとおりの家、忠実に再現されているようだ。アニメの世界が現実で再現されている、ちょっと不思議な感覚。中に入りたかったが、完全予約制、とうの昔に予約はいっぱいになっていた。でも遠目からでも十分感動。

グローバルループへ向け歩き出すと、左右には日本庭園やかえで池があり、日本的な風景を醸し出す。途中、水が流れるオブジェがありそこでしばし小休止。頑張って歩き、出た広場は日本ゾーンであった。

愛・地球博旅行記~万博をたずねて(3)

2005年09月14日 | Weblog
万博八草駅前にはほとんど何もない。お手洗いだけ済ませて、万博会場へと移動する。6:52発の藤が丘行きリニモに乗車。朝早いが、どこからわいてきたのだろうか、いつのまにか車内立ち席がでるほどまで客が乗り込む。作られたばかり、ホームドアもきちんと設けられており、なによりも車両が浮くリニア方式。実際走行部分を見てみると確かに線路も何もない。走り出すと、とても静か、ゆれもほとんどない。しかし、「浮いている」という実感はまったくなかった。

3分ほどで万博会場駅に到着。駅に入る直前で我が目を疑った。すでにゲート前にはかなりの人が開園を待っているのだ。リニモが到着すると、中には走り出す人もいた。そんなにあせってどうするの。今更慌てても仕方ない。われわれはゆっくり下車し、しぶしぶ列に並ぶ。朝から太陽が強い。あいにくの「晴天」で朝からかなり暑い。まだまだ時間があるのでみんな座り込んで待つが時折列整理のため前へと移動させられる。その間にもリニモが到着するごとにかなりの客が降りて、列はさらに伸びつづける。なんでもこの時間にリニモ、藤が丘駅での待ち時間が40分だそうで、相当な混雑ぶり。万博八草からの来場が賢明のようだ。夜行バスもこれを知ってか知らずか八草到着に設定していたのはありがたい。

そして時刻は8:30.いよいよ開場の時間。列が少しずつ前へと動き出した。入場前に荷物検査を受ける。ペットボトル持ち込み禁止、などわけのわからない決まりがある。いったい目的はなんなのであろう。かばんを自分であけて中を係員がチェックする。中奥のほうまでみられることはなく、すんなり通過。続いてX線検査。さながら空港。こちらもひっかかることなく、無事万博へと足を踏み入れる歴史的瞬間を体験した。

先ほど話し合ったとおり、入口からみて左のほう、日立館の予約を取りに行こうとする。そんな中絶望的なアナウンス。「トヨタ館の整理券の配布は終了しました」えっ、まだ30分しか経ってないのに・・・。恐ろしい。もうあたりは人であふれ返っている。めげずに日立館へ行くとさらに絶望。「予約は7月より、障害をお持ちの方に限られ・・」出足最悪。せっかく朝も早くから並んだのに。ここで軌道修正。右の方へ進むと、JR東海の超伝導リニア館が待ち時間15分。ラッキーということで早速並ぶ。40分間隔で3Dを上映しているようで9:40の回に入ることができた。建物に入ると、プレショーということで電車の発展の歴史的経過がスクリーンで上映される。そしていよいよメインショーへ。入口で渡された3D用のメガネをかける。上映内容は、山梨県でのリニアモーターカーの走行実験の映像が繰り返し流されるのがほとんど。はっきりいって、期待はずれ、といっていいほど、あまり大した画像でも内容でもなかった。500キロを超える速さ、はまったく体験できなかった。

それでも企業パビリオンを一つ制覇。次にモリゾー・キッコロメッセや地球市民村方面へと歩いてみる。観覧車の真中にはモリゾーがLED(?)表示されかわいらしい。地球市民村地区はさきほどの混雑が嘘のように閑散としている。確かにこれといって面白い事はなにひとつなかった。

ここを抜け出し、グローバル・ループという会場内を大きく一周している歩道を使いアジアの外国館が集まるグローバルコモン6地区へと行く。このグローバルループ、かなりの広さで、会場内を一周するグローバルトラムや自転車タクシーなどもここをとおる。そして面白いのが暑さ対策のために、上から霧(ミスト)が吹き付けられているのだ。その下を歩くと心持すこし涼しい。霧といっても微細な粒子で、服がぬれたりする事はない。暑い日にはありがたい設備だ。実際今日はかなりの暑さ。太陽が容赦なく照り付け、水分補給が欠かせない。体力も順調に奪われ、正直歩くのがかなりしんどい。それもそのはず、帰って記録を見てみると、この日の気温は37.5度。8月、9月のなかで一番暑い日であった。


愛・地球博旅行記~万博をたずねて(2)

2005年09月13日 | Weblog
出発後程なくして、今度はバス運転手からも簡単な挨拶があった。車内を見渡すと若年層ばかりが目立ち、自分の隣に座っている中年の男性が浮いた存在となっている。なんでも岐阜の親戚宅を訪れるとのこと。と、ここで「安さ」の弊害第二点目について触れておきたい。それは「車内設備」である。乗車した車両は横4列シートのごくごく普通の観光バスの車両。トイレもついていない。これに対し、JR系バスの車両は横3列シート、それぞれの席が独立していて、毛布、スリッパも完備、トイレももちろんついている。まさに「夜行バス」のための車内設備であり、快適な夜の旅を提供してくれる。高い料金を支払う、当然のサービスであろうが、さすがに結構眠る事ができる。わがバスに目を戻すと、「夜行」のための仕様は皆無といっても良い、カーテンすら閉められていない状況である。安いだけのことはあり、多くを期待してはいけないが、正直いって、快適、とは程遠い車内空間である。若者グループが多いため、ざわつきも気になる。それでも「安さ」にこだわれば利用価値はじゅうぶんあるのかもしれない。若者なら体力勝負で乗り切れる。

バスは一般道路を少々走った後すぐに首都高にあがった。ここからの経路であるが、首都高を経由して東名高速を使って名古屋まで向かう。JR系の新宿発の名古屋行きが中央高速を使うのと対照的であるが、万博へ乗り入れることを考えると東名のほうが後々便利なのかもしれない。渋谷辺りで少々渋滞につかまるが、その後は順調に走行、最初の休憩地である足柄SAには1:00ちょうどに到着した。ここでお手洗い休憩となる。

SA内にはさすがに深夜のため乗用車の数は少なかったが、トラックや、われわれと同じ格安高速バスと思しき貸しきりバスが数多く駐車されていた。車内にトイレがついてないため、この機会でのお手洗いは必須である、車内のほとんどの人が下車していた。さて、車内にそろそろ戻ったほうがいいのかな、と時計を見たところ、ふと気づいた。そういえば出発時刻が告げられていない。たいていは15分前後であるが、少々不安になる。と近くを運転士が通りかかったので聞いてみると、「まだ大丈夫」とだけの返答。彼自身明確に何時とは決めていないようであった。それでも適当に時間を見計らって車内にもどると、多くの人はすでに戻ってきており、運転手が人数確認をして出発となった。結局停車時間は15分であった。

夜の東名ハイウェイは渋滞するはずもなく、バスは快走、というか怪走する。追い越し車線をぶっ飛ばし、大型バスであるにもかかわらず、向かうところ敵無し、抜かれる事もなく、挙句の果てには前のJRバスをあおる始末。ここで「安さ」ゆえの問題点の3つ目を書いておきたい。それは「安全面」についてである。まず、名古屋~新宿間を一人乗務、という点である。JR系では新宿~名古屋間は走行中乗務するドライバーはひとりであるが途中で交替をするのだ。ちょうど半分くらいのところで、バスをリレーさせる。片や「安い」バスでは乗務員を2人乗せる人件費があるはずもなく、また途中交代させるようなシステムもあるはずがない。夜通し一人で運転する事になるのだが、いくらすいている高速だからといって疲労はたまるであろうし、集中力が持つかも怪しい。また、車両のナンバープレートを見ると「山梨」。新宿出発の前にも回送その他の運行を一人に任せられているとしたらなおさらである。到着地、あるいは途中のSAで長時間の休憩を取りたいがために超高速運転をして時間を浮かせようとするのであろう。また車両についてであるが、某雑誌にも取り上げられていたが、かなりの年代物の車両が使われる事もあるそうだ。多くの人命を預かるわけであるが、「安い」から事故を起こしてしまいました、では言い訳にならない。この点だけはしっかり管理してもらいたいものである。

相変わらずの暴走ぶりで、最後の休憩地浜名湖SAには3:15に到着した。ここの出発時間はなんと5:00、2時間弱にも及ぶ休憩となった。SA内のフードコートは24時間営業しており、休憩には困らないが、正直長すぎる。バスが止まっている状態では眠れない性質なので、仕方なく外で時間をつぶす。浜名湖湖畔への遊歩道が整備されているが、暗すぎてさすがに行く気にはなれなかった。

そうこうしているちに出発時間が近づき車内へと戻ると、他の乗客は結構寝ている人が多かった。5:00定刻に出発し、その後は自分も寝てしまい、気づくとそこはもう終着地、万博会場にリニモですぐの「万博八草」駅に到着していた。驚いた事に、到着のアナウンスはなく、車内でもちらほら目覚める人が出る中、「ここはどこ?着いたの?降りていいの?」といった雰囲気。降りるタイミングは乗客の自主性に任せますよ、といわんばかりに、運転士は車外でぶらぶらしている。車内にいつまでも残っていても仕方ないので、さっさと降りる事に。時計は6:30を指し示していた。時刻表には8:00到着とかかれていたので、かなりの早着であるが、そもそもこのバス寄るはずの岡崎駅や名古屋駅を経由していない。5号車も出す中、行き先別に乗客を分けての運行だったのだろう。

なにはともあれ、無事、愛知県に上陸する事ができた。

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愛・地球博旅行記~万博をたずねて(1)

2005年09月12日 | Weblog
生きている間に日本で万博が開催されるのはこれが、最後、これを逃したら一生後悔するかも、何かと話題になっているし、行っても損はない、というわけで行ってまいりました、愛知万博。

往路は、一番安い手段、夜行バスで行く事にした。しかも近年はやりの旅行会社主催の格安夜行バス。片道新宿~万博間なんとたったの3,400円。YCAT~成田空港90分のリムジンバスが片道3,500円、同じ新宿~名古屋間のJR高速バスが6,420円などと比べても歴然とした安さ。ただ安いだけあってそれなりのことはある。それは後述する事にして、何はともあれ出発地の新宿には自宅で夕食をとったあと、22時30ころに到着した。

出発まで時間があるので少々新宿の街をふらつく。京王バスがらみの高速バス発着所である新宿高速バスターミナルをのぞいてみると、ちょうど名古屋行きの夜行バスが入線してきた。平日にもかかわらず、2台の続行便を連ね、計3台運行。新宿~名古屋間は先述のJR系列の路線もあるダブルトラック区間であるがなかなか健闘しているようだ。でもひょっとしたら万博による一時的な利用かもしれないがその辺りの事は定かではない。

そうこうしている間に時間が迫った。バスの出発時間は23:30発であるが、その20分前の23:10に一度新宿西口八十二銀行前に集合しなくてはならないのだ。「安さ」の欠点第一点目。それが乗り場、である。八十二銀行前は西口から徒歩5分と立地条件はよくまたわかりやすい場所にある。ただ、そこはただの歩道。待合所はおろかトイレもバス停もない。屋根もない。バス利用者は地べたに座ったり、立ちすくんで時間をつぶさなくてはならない。一方の京王系やJR系の新宿の乗り場には待合所、洗面所などが備えられており、利用客を「迎える」設備を持っている。安いが為、このような施設を作る金も、場所もないのだろう。しかし格安バス利用者はそんなことを気にする風でもなく、歩道に散らばって待機している。かなりの人数がいた。

それもそのはずで、どうやら新宿発着の格安高速バスは会社が違っても、すべてここを集合場所として使っているらしく、名古屋をはじめ大阪方面のバスもあるようだ。銀行前には緑色のジャンパーを着たスタッフがいて、利用者の点呼を取っている。数名スタッフがいて、誰が自分の乗るバスの担当者か分からない。が、「23:30分発、名古屋方面のお客様はこちら~・・・」という声がし、そこに並ぶ。自分の名前を告げ、名簿と照合される。乗車券の類は一切ない。電話予約した際、その確認の内容がパソコンのメールに届き、それをプリントアウトしたものを持参するよう案内されていたが、それをチェックされる事もなく、ただ名前を確認されただけであった。これだけで十分なのか、と疑問だが、実際予約もなしに「鈴木です」などといってバスに乗り込む人でもいない限り、問題はないのかもしれない。

乗るバスの号車を告げられ、乗り場はあちらの地図を参照してください、とスタッフの指差す先には、東京三菱銀行の建物の壁に貼られた地図を眺める人だかりが目に入った。自分もそれを確認し、バスへと向かう。地図には他の会社を含めたバスが数台、示されていた。地図で示された場所まで50メートルくらい歩くとそこには確かに乗るべきバスが止まっていた。書き遅れたが、今回のバスはhttp://stj.iibus.com/で予約したJAMJAMバスである。今夜は5台でるとのことで、かなりの盛況ぶり。自分のバスはそのうちの3号車、芙蓉観光バスの車両であり、他の号車の車両はよくわからなかったが、それぞれ別のバス会社のようであった。

車内に入ると階段の右側に座席表が貼ってあり、自分の名前を確認して所定の場所に座る。23:30分定刻を少し過ぎた頃、45名満席の乗客が揃った車内にスタッフが乗り込み、人数確認と簡単な挨拶をして去っていった。とここで一路名古屋へ向け出発となった。


映画「NANA」鑑賞

2005年09月06日 | Weblog
映画を観るのは電車男以来か。友人に誘われNANAを観に行く。テレビCMでもけっこう流れており、前から気になっていた映画ではある。

平日午後にもかかわらず、若者を中心になかなかの入り。漫画は一切読んでいないのでまったくストーリーを知らない。が話の内容はごくごく簡単で、漫画を読んでいなくてもまったく問題はなかった。ふたりのナナ、宮崎あおいと中島美嘉が演じるわけだが、なかなかキャラに当てはまっているという感じ。ただ中島の勢いが少し足りない気もした。宮崎は表情豊かに演技をし、ファンな友人はとても満足していた。
中島の曲も普通にいい。さすがは歌手、聞きほれる。また映画のなかではトラネスというバンド名だが、レイラの曲も負けずと印象的。歌あっての映画であった。

久々の映画っていうのもいいものですね。

合宿IN尾瀬~最終日

2005年09月05日 | Weblog
早かった合宿、もう最終日。外はあいにくの大雨。14:30配車予定の貸しきりバスが13時前に早々とお迎えにきてくれたので、予定よりも早く帰ることにする。融通をきかせてくれた運転手に感謝。宿のおばちゃんに別れを告げる。いい人であった。
関越を順調に飛ばすも首都高で引っかかる。夕方の渋滞か。それでも行きとは違ったルートでたくみに迂回。大して時間かかることもなく帰りも4時間と少しでキャンパスに到着した。さすがはプロドライバー、道には詳しい。

疲れた、の一言に尽きる合宿であった。

合宿IN尾瀬~四日目

2005年09月04日 | Weblog
合宿最後の夜、ということで、盛大(?)な飲み会。ビール、チューハイ、カクテルが缶でこれでもか、というほど出てくる。酒には弱いほうなのでさっさと御いとまして、部屋に戻る。残る人は明け方まで残り、愛してるよゲームなどを楽しんだようだ。みなさんお元気ですね。