BUZ LIFE

毎度ご乗車ありがとうございます。

2005年最後の日

2005年12月31日 | Weblog
あっという間の2005年、どんな年だったかな、と振り返る。

1月は後期試験のため勉強
2月は上旬にフランス・イギリス旅行、下旬は高校の頃の友達と会っていたかな。
3月は沖縄家族旅行、高校友人と京都卒業旅行、平塚へ帰省、恒例の小学校友人と箱根旅行ととにかく家をあけた。
4月はさて、新学年、履修を決めたり、新入生を勧誘したり。とにかく新しい生活に慣れるのに苦労した。
5月、ゴールデンウィークは新勧合宿で河口湖へ。新入生と触れ合う楽しい合宿だった。
6月はついに20歳という節目の誕生日を迎えた。誕生日会らしきものを開いてくれたが、試験がある、との理由で行かなかったことを覚えている。
7月、前期試験、そして夏休みのための新しいバイトの研修。
8月は9月の尾瀬合宿の下見で幕を開け、いつものバイトをしたり、新しいバイトをしたり、中旬には家族でタイ旅行にいったり、平塚に帰省したりととにかく、死ぬほど忙しかった。新しいバイトはなかなかうまく仕事をすることができず、かなり精神的苦痛を味わった。
9月は夏合宿へ尾瀬へ。幹事学年、会計担当ととにかく大変だった。往復のバスがやたら豪華だったのが記憶に残っている。そして伊豆に旅行に行き、資格試験を受け(落ち)、大学友人と万博旅行へいき、高校の文化祭に行き、と割と忙しかった。
10月は日雇いのバイトを経験し、サークルの総会があり、母校で悲しい事件があり。
11月も日雇いのバイトをしたりOB会に参加したり、そしてなにより、大学の文化祭。初めての出店という事で、いろいろかなり大変だったが一応なんとか終了させる事ができたとともに、自分の実力のなさを痛感。
12月、つくばへいき、メガライナーに感動、日光旅行、など。

ざっと振り返れば以上のような感じだろうか。総じて、平和な一年であったと思う。それは逆を言えばあまり刺激おなかった1年といえてしまうかもしれない。はたしてこの1年、自分はいかほどまでに成長する事ができたのだろうか。充実した、価値ある1年だったか、と聞かれれば、胸をはって「イェス」とは答えられないかもしれない。とにかく時間が経つのがはやくなっている。その中でどれほど濃い内容を詰め込めるか。意識してきた課題だが、実現されたとはいいがたい。特に勉学の面においては顕著にそれがあてはまる。来年は学年もあがる、改善しなくてはならない。また、新しいことにチャレンジできたか、ということにおいても厳しい。概して、既存の与えられた環境において生活してしまった感がある。

2006年。どんな年になるのか。上記の反省を真摯に受け止め、充実したものにしていくことを誓う。

横浜3往復!

2005年12月30日 | Weblog
早朝バイトへ行き、横浜往復。今日で仕事納め。

午前中~午後、高校の頃の友人に会いに横浜往復。大阪では大学の学年のことを「1回生」「2回生」「3回生」・・・というのだそう。京都大の教授がいつまでも「年生」を使うのは好ましくない、という発言がきっかけで、このように関西方面では「回生」が使われるようになったらしい。

夜、バイトの忘年会に出席するために横浜往復。と今日は自宅と横浜を3往復してしまった。
忘年会は2次会から出席。一次会でも結構飲んでいたようで、普段は大人しい人が、カシスソーダのグラスを頭にのせ「救急車」などのネタを連発するなど盛り上がる。10月に退職された方も参加され、酔っていてお話しするどこではなかったが、懐かしさを感じた。

最後は恒例(?)のチークダンス。去年もチークダンスを踊ったというのだが、このチークダンスがきっかけで、付き合い始め、ついにはゴールイン、という魔力が潜むチークダンスである。自分は踊った事ないので、上司(男性)に教わりながら適当にやりすごす
。今回はカップル誕生したのかな?

なにはともあれあっという間の2時間であった。

日光旅行3

2005年12月29日 | Weblog
宿泊地は鬼怒川温泉地区。日光駅から下今市で電車を乗り換え、鬼怒川温泉駅でおりる。車内の大半の客が下車。

宿を目指す。駅から15分ほど歩き到着。雪は積もっていないが、逆に溶けた雪か、路面が凍っていて非常に歩きづらい。

「鬼怒川観光ホテル東館」本日のやど。近畿日本ツーリストの宿泊のみのプランで、通常7800円だが、メイトーデイやら社割やらで結局1人6500円で一泊2食とかなり安い。

チェックインを無愛想なスタッフに対応され、鍵を渡される。5階。部屋はかなり広い。もとは6人部屋だという。ベットが一つあり、あとは和室。

まだ16:30.時間があるので、すぐに出発し、鬼怒川温泉地区をみてまわる事にする。橋から鬼怒川を見学。水の量は少ない。この川沿いにいくつもの旅館が林立する。歩いても人と出会う事はほとんどなく、店もぱっとしない。そのまま、結局1:30分も歩いてしまった。旅館をながめたり、鬼怒川をながめたり・・・。途中セブンイレブン発見。日光に来てはじめてのコンビに感動、夜の菓子類を購入。また酒屋に立ち寄り、鬼怒川の地酒を2200円で購入。散歩は非常に楽しい。

夕食はバイキング。お世辞にもおいしいとはいえない。「すしくいね~」の曲が永遠にリピートされるが正直耳障り。

夕食後温泉へ。東館は非常に古い。しかし別館の温泉はリニューアルオープンしたばかり。バスで送迎してくれるというので、いってみた。確かにきれいだし、広いしで最高。やはり温泉はよい。さきほどの中禅寺湖での寒さがうそのよう。露天風呂もあり、本当によい温泉だった。人も少なかったし、ほぼ貸しきり状態。久々の温泉にゆっくり入ることができ、やはり日光に来て正解だった。

東館に帰り、ロビーで冷たい飲み物を飲むと、まったく動けなくなった。温泉に完全に打ちのめされた。

夜は部屋で酒をあける。2時くらいまで、永遠に話す。やはり旅の醍醐味はここらへんか。楽しくすごす事ができた。

二日目は東照宮や輪王寺、二荒山神社を、ゆーっくり見学。陽明門に友人は異様に固執していた。最後に駅前でチーズケーキを食べ、16:59の浅草行き快速電車で帰路についた。

2万円を切った。安いたびであったが、個人的には非常に楽しめた。

日光旅行2

2005年12月29日 | Weblog
ところがいろは坂を登り始めると景色は一変、雪景色となる。登り始めて10ふ分としないぐらい。道にも雪が降り積もり、アスファルトが見えない。運転士は手馴れたもの、落ち着いた走りでゆっくりと道を進む。道はがらがらで、バスを追い抜く車がちらほら。走行するは第二いろは坂で、登り専用の一方通行。各カーブに「いろはにほへと・・。」と標識がつく。大きなバスはカーブごとに減速し、それでも確実にひとつづつカーブをこなしていく。なれていないと大変な道だろう。

途中明智平で客を2名拾う。

とまもなくして中禅寺温泉に到着。日光駅から約45分。ここから華厳の滝がすぐ近くであるが、フリーパスが使えるのでまずこの先の湯元温泉方面にある二荒山神社中宮覗をみることにする。中禅寺温泉バス停で数分の時間調整。先発の中禅寺温泉止まりのバスが停車している。

数名の客が加わり発車。5分ほどで着く。バス停目の前がもう二荒山神社。足元は雪。しかもかなり深い。東京地区で降る、じめっとした重い雪ではなく、さらっとしたきれいな雪。踏みしめる感触が心地よい。神社前の駐車場には日光の定期観光バスが止まっていたが、客が誰も乗っていないで走っていってしまった。定観は客がいなくても走らせるんだっけ・・・。

300円払うはずの窓口が無人。これはラッキーと構わず中へ進む。賽銭して辺りをぶらつくがこれといって特徴のない神社。人も数人しか見当たらない。早々と観光を終え、神社を後にする。先ほどの中禅寺温泉バス停まで戻るが、バスに乗る距離ではないと判断(そもそもバスが全然来ない)、歩く事にする。目の前には中禅寺湖が広がり、気持ちよく歩く事ができる。人も歩いていないし、車も数分に1回通る程度。本当にさびしい。店もカーテンやシャッターをおろしているところが多い。

中禅寺温泉バス停に向かう途中に、昼食をとれそうな店を発見。この先店があるか不安になったので、ここに決定。ごくごく普通の店だ。カレーを注文。しかし、景色は絶景。目の前に中禅寺湖や雪景色の山々を眺めることができる席。店内にはもう一組しかいない。暖かい店内、幸せを感じる。

店を出る。とてつもなく寒い。湖近くを歩くと風が強くさらに寒い。しかし、バカだ、そんな湖の間近で写真撮影。とまると寒い!シャッター押すのも寒い!

華厳の滝を先に見ようかと思ったが、位置的に中禅寺を先にしたほうが効率がよさそう。ということで予定変更。中禅寺に向かうために道を右折。しかし・・・。”強風!!”途端に風が強くなった。湖の東側を歩くのだが風の通り道なのだろうか、とにかく風がとてつもなく吹き付ける。尋常ではない寒さを感じる。我々は思わず顔を見合わせる。「どうする?」と横を1人の外国人がすっと通る。「負けてられない」・・・単純バカな選択肢が採択され、風のなか中禅寺を目指す事にする。すごく、すごく寒い。雪山で遭難することを想像してぞっとしながら、歩くが・・・引き返しやがった!あの外国人が引き返してこっちに戻ってくる!さすがにリタイアか。そしてまたバカな選択。「よし、勝てる」さらに進むが・・・つきそうにない。おまけに強風で、雪が巻き上げられていて凄く寒そう。また談合「どうする?」やっと正しい解答「引き返そう」

自然のすごさを味わった。こんな寒さ、絶対に耐えられない。顔がいたい。冬の日光に観光に来た事を心の底から後悔したときであった。

体勢を立て直して、華厳の滝に行く。エレベーター代530円を払う。大きなエレベーターで一気に下に降り、華厳の滝を見学。滝の一部が凍っている。んー、やはり高い滝だ。しばらく見飽きない。まわりは高い岩肌で自然のど真ん中にいる、といった感じ。滝の下のほうはツララみたいなのがたくさんできていた。美しい景色。デジカメで写真を撮るが、あまりの寒さのためか、あるはずの電池が赤く点滅。

エレベーターでまた昇る。道に出ると日光駅行きのバスがすぐ来た。自然博物館をみようか迷っていたが、寒い中にはもういたくない、という気持ちが強くバスに乗り込む。いろは坂を下る。景色を見ようと思っていたが、暖かい車内、気づくといつのまにか眠っていた。



日光旅行

2005年12月28日 | Weblog
ただでさえ寒いのに、行って参りました、日光へ。修学旅行の聖地であるが、わが小学校はなぜか修学旅行を行わない、という悲しい伝統があるため、修学旅行で訪れた事はない。家族旅行で2度訪れた事はあるが。

横浜駅から浅草へ。安さを重視して東横線、銀座線を使う。まだ朝早いので、どちらも座る事ができ、爆睡。旅行に備える。

浅草で友人と合流。8:10発の快速電車を待つ。ホームには雪が落ちている。おそらく日光方面からの電車が落としていったのだろう。そんなに雪があるのか?と期待。

10分前、8時ちょうどに電車が入ってくる。車内に乗り込むが、乗る人は少なく、空席が目立つ。日光まで1320円。快速電車で2時間あまり。特急電車も出ているが、特急料金1400円、確かに車両はかなりよいものに乗れるがそれでも所要時間は20分と変わらない。普通乗車券のみで利用できる快速電車はボックスシートだからまぁなんとか旅情気分は味わえるだろということで、快速で行く事にした。8時ちょうどに特急が発車していったが、車内はがらがら。快速を利用する人が多いのかもしれない。

出発。車内を見渡すと、なんと外国人が二組くらい乗っている。おそらく日光観光だろう。正直びっくりした。停車駅は少ないが、あまりスピードは出ない。北千住、東武動物公園と進んでいく。まだ都会といった感じだが、栃木、板倉東洋大前などへいくと田舎なかんじがしてくる。時間的に意外と早く群馬県、栃木県へと入っていくが、日光到着はまだ先。

下今市で、前2両を切り離す。後ろ4両が鬼怒川温泉、会津方面となる。10:16、定刻に東武日光駅到着。結局車内のボックスシートほとんどすべてがそれなりに埋まる乗客数。駅につくと一斉に改札へと人が流れる。

改札を出て、コインロッカーへ荷物を預け、バスのフリーパスを買う。二日間有効で、日光駅~中禅寺温泉地区が乗り降り自由となる。日光~中禅寺温泉の片道が1100円だから、単純に往復しただけでももとがとれる。

10:30分。湯元温泉行きのバスに乗る。10:27に中禅寺温泉まで同経路のバスが出たばかりなので、車内はがらがら、5本の指におさまりきるくらいの客しか乗っていない。27分発もそんなに客が乗っていなかった。やはり閑散期なのか。東武バスの子会社、東武バス日光による運行、車両は日野セレガと観光タイプを使う。

バスは日光市街を通り抜け、いよいよ紅葉で有名ないろは坂へと進んでいく。ここまで、日光市内に雪は見当たらない。雪の積もった東照宮を見たかった友人は早くもがっかりしていた。・・・続く

わんこそば

2005年12月26日 | Weblog
来年が戌年、というわけだからではない(主催者談)。とにかく東白楽の駅近くにある蕎麦屋で「ワン」こそばを体験してきた。

7人に対し、店員2名がそばを投げ入れる。最初こそ2人では人手不足の感があったが、終盤では店員が暇を持て余すほど、みんなペースダウン。そばを空けると、すぐに次のそばを投げ入れてくる。

15杯でざるそば一つ。結果は・・・63杯。男性平均80を軽く下回ってしまった。限界までまだいけたと思うが、その限界に達する価値を見出せなかったので、ストップ。しかし周りに友人は100杯を越えた人もいて、最高150杯までいっていた。100杯を越すとノートに記念に記名できる。住所をみると愛知県や土浦市など遠方からも。

タモリ倶楽部の番組も来たらしい。実際味はなかなかのもの。今度はもっとゆっくり食べたい。

クリスマス

2005年12月25日 | Weblog
クリスマスもなんのその、春休みのアメリカ方面旅行の計画。初めは西と東の両海岸を制覇するツアーを申し込んだが、現実的に金銭面でアウト。

東と西、どちらかにすることにした。

東:トロント市街、ナイアガラの滝、ニューヨーク、ワシントンなどをめぐる9日間byHIS

西:グランドキャニオン、モニュメントバレー、ラスベガス、ロスアンゼルス市街、USH(USJのアメリカ版)、(メキシコ) byエスティーワールド

HISは取れたが、西のラスベガスが、大きなコンベンションが開かれ、ホテルの空室があやいい、ということで回答待ち。一応同時進行で2つかけることにした。キャンセル料かからないし。HISでは正直に、同時進行していることを告げた。すると最初は取れるか分からないと言われたナイアガラの宿も確保され、なぜかエスティーワールドはきっと取れないでしょう、などという予言までしていただいた。どのような根拠か知らないが。

どちらにも行きたいんだけどね・・・。

郵便局

2005年12月22日 | Weblog
年末年始はやはり郵便局でアルバイト。在学中に一度は経験してみたいアルバイト、ということで、本日面接に行ってきた。職員通用口を通り、6階まであがり、書類を記入し・・・いよいよ面接。

こんな立派な面接が行われるとは。不意打ち。1対面接官2で行われる。

4人ほど列をなしていたので、その最後尾につき、待つこと15分くらい。ついに自分が呼ばれる。気づいてみれば自分の後ろには誰もいない。

「うーん厳しいな・・・。」と面接官。出勤希望日をあらかじめ記入した書類を見て、彼らは口をそろえる。少ないというのだ。旅行のため2連休、3連休と休みを入れたら、出勤日数が少なすぎるという。うわさには聞いていたが、本当に多くの出勤を要求されるとは。みんなほぼ毎日出勤するらしい。みなさん結構暇なのね。

別に能力がなかったわけではない。足りなかったのだ、時間がね。「申し訳ないんですが・・」「とんでもないです」とのやりとりをし、面接を終える。

地味な仕事をできると思ったのに。。時給は800円をきっていたが、やはりやりたかった。

東京~つくば:高速バスとつくばエクスプレス

2005年12月19日 | Weblog
先日に投稿した通り、つくば~東京間を電車とバスで往復した。

果たして、どちらに乗るべきか。比較検討してみたい。

【背景】
今年8月24日に秋葉原とつくば駅を最短45分で結ぶ夢の電車・つくばエクスプレス(以下TX)が開業した。つくばは研究・学園都市として発展しており、また筑波山を抱える観光地でもあり、東京との人の移動はかなり多かった。TXが開業する前はこの交通をほとんどすべてを東京駅から出る高速バスが担っていた。その需要はかなりのもので、朝夕10分、日中でも12分ヘッドというフリークエントサービス。繁盛な需要を受けて15メートル総2階建ての長大バス「メガライナー」が導入されたことはまだ記憶に新しく、導入当初は周囲に大きな衝撃をもたらした。しかし、TX開業後はその影響をもろに受ける形で11月に大減便、終日20分間隔の運行となっている。

【運賃】
秋葉原~つくばのTXは1150円。バスもそれにあわせて1150円に値下げして対抗。その後さらに1週間有効の往復割引券を1700円で発売、片道あたり850円とTXより割安感をアピールしている。

【便数】
以下すべてつくば発で検討してみる。高速バスは前述の通り、終日20分間隔。TXは区間快速と快速をあわせて日中一時間当たり4本、朝夕は最大1時間あたり5本。一番時間があいて25分である。本数的にはTXに軍配があがるようだ。しかしバスは毎時00、20、40分とかなりわかりやすいパターンダイヤ。利用客にとっては覚えやすいだろう。

【快適】
高速バスはごくごく一般的なバスで4列シートがずらり並ぶ。TXは一部車両にクロスシートが取り入れられているほかはロングシートと、通勤電車としての色合いが強い。どちらが快適かは個人差があるだろうが、バスには確実に座れる、という安心感がある。TXもクロスシート部分は一人当たりの占有面積が一般よりも広いなど、長時間乗車に対応する。

【所要時間】
TXは快速45分、区間快速52分。一方のバスは70分前後。これに付随して定時性の問題が生じるが、論を待たず電車の定時性にバスがかなうはずがない。専用のレールを走る電車と、混雑の激しい首都高や常磐道を走るバスとで定時性を語るのはそもそもありと象ではどちらが大きいか?という愚問に匹敵する。残念ながら道路状況に左右されるバス。その所要時間は2時間を越すこともあるという。もちろんTXも雪や大雨、事故等の影響を受けるだろうがそれでも日本の鉄道の定時運行には絶対の信頼がある。

【発着地】
東京側でみると、高速バスは東京駅と上野駅(平日の降車専用)、TXは秋葉原を始発に浅草、北千住がある。東京でこまめに幅広いエリアで集客するTX。そして、東京駅という各新幹線・東海道線や横須賀線などが乗り入れる一大ターミナルを拠点にダイレクトに発着する高速バス。利用価値の高い駅はそれぞれ人によりけりだろうが、TXの各停車駅はより多くの人にとって乗り換えなど利便性を高めてくれることだろう。
一方のつくばサイドでは始発のつくば駅はすぐ隣で近接している。TXは研究学園の駅でつくば中心部から少し離れたエリアをカバーできる。高速バスはつくば発車後、並木町など、より市内中心部に近い人口の多いエリアで数箇所のバス停を設置、、駅から離れたところで客をダイレクトに東京と発着させることができる。わざわざつくば駅までバスで移動してTXに乗り換えるより時間的にもコスト的にも有利な条件で客を運べる。

以上、いろいろな側面から比較検討してみた。

結論からいうと、バスはある程度の付加価値をつけないとTXと張り合うことができない、ということだ。やはり確実に45分、という定時性はかなりのアドバンテージ。今まで時間のよめない高速バスにたよってきた沿線のひとたちにとってみればそのアドバンテージはひとしおだろう。

ではどうバスが対抗できるか。時間で勝てない以上、別の付加価値を見出すことが必要だ。
1.安さ
前述の通り、一週間有効往復割引券を利用すれば片道850円、TXより300円安く移動できる。鉄道に対抗する上で、運賃の安さで勝負することは日本全国どこでみても常套手段。時間がかかってでも、安く移動したい、というニーズは十分に存在するとおもわれる(各地の割安な昼行長距離バスの台頭がそれを証明する)。一週間という期限撤廃や、双方向利用可能な高割引率の回数券の設定、学割料金が望まれる。安さ、という価値は十分に客を魅了する。

2.バス停
道路上、どこでも比較的簡単に設置できるバス停。特に駅から少し離れた住宅地や筑波大学など、人口の多いエリアでのこまめな集客は欠かせない。乗り換えなしでダイレクトに移動、は荷物の多い人や高齢者、疲れた人などにとっては魅力的である。

3.居住性
つくば~東京間においては上記の通り、メガライナーという長大バスが投入されている。TX開業前は大量輸送を主眼に、座席を限界まで車内にところ狭しと並べたが、いまではその大量輸送としての役割は薄い。この広い車内を有効につかえないだろうか。車内改装をし、一人の占有面積の増加(3列シート化など)、あるいは休憩スペースの設置などによって移動の時間の居住性をアップさせれば、通勤電車の狭い車内ではなく、優雅に移動したいという需要を取り込むことができそうである。一般の車両においても同様に、3列シート化などで快適さを追求すれば、電車のグリーン車的存在として、新たな価値を提供し、需要を吸収できるのではないだろうか。

以上つくば~東京駅を往復して、稚拙ながらふと考えたことを述べてみた。まだまだ今後も目が離せない区間であることは間違えない。

ザスーラ

2005年12月16日 | Weblog
という映画をみた。
『土曜日の昼下がり、パパは仕事で遊んでくれない、兄のウォルターも一緒に遊んでくれない。ひょんなことから弟ダニーは、地下室で見たこともない“ザスーラ”と書かれたボード・ゲームを見つける。リビングに戻りルールも読まずにネジを巻き、“GO”ボタンを押してしまう。勝手に動き出す宇宙船のコマ…。そして、「チンッ」という音と共に飛び出してきた、1枚のカード。これから始まる予測不能の危機が、書かれているとも知らず…。』
というのがこの映画の説明である。10年前の映画「ジュマンジ」と同じくボードゲームにまつわるストーリ。気づかなかったが、このジュマンジの最後とザスーラはつながっているのだという。個人的にジュマンジという映画は大好きで、ビデオで何度も見たくらい。だから今回の映画も期待したのだが・・・。

いまいち面白くなかった。話の運びはジュマンジと同じだが、ジュマンジほど内容が薄い、というか、魅了させてくれる映画ではなかった。ジュマンジでは、そのありえあさ(象が街中を走り回ったり、サルが白バイに乗っていたり、家の中に巨大な植物が生えてきたり・・・)に本当にひきつけられたし、セリフも笑いを意識しているような感じで面白い。目が離せない映画で、何度観ても飽きない。

さいころを振って、コマが動き、そのたびにイベントが発生するのだが、ザスーラではこのイベントのインパクトがどれもいまいとつ。はきっりいってしまえば、つまらない、映画であった。ジュマンジでのイベントはその一つ一つが衝撃的であった。

逆にジュマンジがみたくなった。