嘘の吐き方(うそのつきかた)
人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。
 



どんな永遠も塗り潰す、
どんな永遠にも刃向かうことの出来る、
どれだけ大きく広がるものであろうと凌駕できるような、
そんな一瞬があるとすれば

それは、
どんな一瞬なんだろうか。

真っ暗な宇宙に光が射し込むあの一瞬は
誰かにとって、永遠なんだろうか

光と水とが溶け合う、
あの語りかけるような揺らぎの海は、
たゆたう意識の中で、
永遠を超える、一瞬のきらめきなんだろうか。

出会いについて考える。
ハレー彗星の電気について考える。
あるいは、この世界にある、同じと、違うの、間にある、変化について考える。

呼吸が苦しい。
星の瞬きが語りかけるあの声に、
光の匂いがもたらすあの突き刺さるような痛みに、
呼吸が苦しい。

どれだけ頑張っても、俺の宇宙は開かなかった。
あるいは、僕が頑張らなかったからだろうか。

どんな出会いが、同じ物を、違う物に変えるだろうか。
どんな出来事が、この世界を、終わりに導くだろうか。

耳の奥にずっと聞こえる音に
いつまで翻弄されながら過ごすのだろう。

声の無い場所
音のない場所
静止した場所
しずかな、痛みの無い場所に行きたい。
あるいは、逃げたい。

ずっとずっと、音に怯えながら暮らすんだろうか。
ずっと同じ、声に震えて共鳴しながら過ごすんだろうか。

いつまでも、内部に怯えながら暮らす。
いつまでも、外部に依存しながら世界は存立する。
許されるはずがない。
奪うことで、発生することで、成り立っている世界なのだから。

時を止めたいと思う心が
あとどれくらい、必要なんだろうか。
必要なんだろうか。

必要、なんだろうか。

胸が苦しい。
僕は、本当に、この世界に、必要だろうか?


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