頼みがあるから、叫んでる。
好きな人が居ない。
大事な人が居ない。
大事な場所が無い。
それでも、知らない他人に縋って。
全く知らない、会ったこともない、違う世界の人を望んで、
今の日常をいつまでも繰り返す。
どんな人間にも、優しくする。
どんな他人でも、罵倒する。
どれだけ正しい奴でも、批判する。
どんな生き方をしていても、俺だけは、否定できる。
だけど、好きなものが無い。
この世界に、大事な物が無い。
この世界に、さよならの、挨拶だけを書き続ける。
どんな終劇なら、きみらを納得させられるのか。
どんな死に方をすれば、見知らぬ生物に許してもらえるのか。
どんな風に終わったら、物語は閉じるのか。
どんな完結なら、君たちは笑ってくれるのか。
どうせ俺のこと、許すつもりなんか無いんだろ?
なぁ、そうだろ?
お前だって、そこのお前だって、
これを読んでるお前だって、
俺のこと、なんにも知らなくて、
どれだけ知ったかぶりしても、絶対に分かり合えない、世界の境界線って、あるだろ?
どれだけ理解がすごくても、
どんなにしつこく想いをつらねても、
わからないことだけが、わからないことだらけで、
どうしてもわからなくて、
それで、俺に聞くんだろ?
どうしてそんな風に考えるの?」って お前は聞くんだろ!?
いいよ、訊ねろよ。
どんな質問でも受けて立つよ。
どんな馬鹿な質問にも、答えてやるよ。
それでもお前、俺を救わないだろ?
俺のこと、どうでもいいだろ?
わかってるよ。
俺もそうだ。
会ったことない奴どころか
家族だってどうでもいい。
自分の事もどうでもいい。
人間の事もどうでもいい。
世界っていう抽象的な言葉だけを追いかけて
ずっと世界の外について考える。
ずっと、この世界に無いものばかり求める。
ほとんどの人が、この世界の外を求める。
俺は違うんだ。
俺は弱い。
どうしようもなく弱い。
俺は、外が要らないんだ。
だけど、この世界も要らないんだ。
だから、中を求める。
中心の、もっと中心の、もっと中心の、心臓の鼓動の、奥にある俺の知らない心を求める。
それが強い重力で、誰も追いつけないほど、強い強い引力で、
おれの世界を、がんじがらめに縛る。
それでも、俺はそれに逆らえない。
俺は、中心の引力にずっと惹かれ続ける。
俺は、俺だけが、俺だけが、僕の事を知ってるってこと、知ってる。
僕だけが、もっとまえの、僕に似た何かをしってること、知ってる。
俺が好きだって言ってもいい。
でも違うんだ。
おれは、世界が嫌いなんだ。
すごく、世界の奥にある、見えない謎だけが好きなんだ。
この世界に無い、存在しない、どうしようもない終わりだけが好きなんだ。
この世界が閉じる、その瞬間だけが刺激なんだ。
俺は殺すよ。
俺は生きてる限り、お前らを殺すよ。
だから駄目なんだ。
俺が死ぬべきなんだ。
お前らを殺すか、俺が死ぬか、二つに一つしか無いんだよ。
終極は、いつも二つに一つしか無いんだよ!
自殺する事を、許してくれ。
誰でもいい、俺が死ぬことを、そろそろ許してくれ。
俺が死んでも泣かないって、誰か約束してくれ。
俺が死んでも葬式なんかしないって、誰か保証してくれ。
俺が死んでも知らないフリを続けるって、そう誰かに頼んでくれ。
俺は、俺のことを、誰にも憶えて欲しくないよ。
目が覚めるたびに、自分が失くなればいいって思ってるよ。
だから、許してくれ。
俺が死んでも、誰も怒らないでくれ。
頼むよ。
たのむよ…
好きな人が居ない。
大事な人が居ない。
大事な場所が無い。
それでも、知らない他人に縋って。
全く知らない、会ったこともない、違う世界の人を望んで、
今の日常をいつまでも繰り返す。
どんな人間にも、優しくする。
どんな他人でも、罵倒する。
どれだけ正しい奴でも、批判する。
どんな生き方をしていても、俺だけは、否定できる。
だけど、好きなものが無い。
この世界に、大事な物が無い。
この世界に、さよならの、挨拶だけを書き続ける。
どんな終劇なら、きみらを納得させられるのか。
どんな死に方をすれば、見知らぬ生物に許してもらえるのか。
どんな風に終わったら、物語は閉じるのか。
どんな完結なら、君たちは笑ってくれるのか。
どうせ俺のこと、許すつもりなんか無いんだろ?
なぁ、そうだろ?
お前だって、そこのお前だって、
これを読んでるお前だって、
俺のこと、なんにも知らなくて、
どれだけ知ったかぶりしても、絶対に分かり合えない、世界の境界線って、あるだろ?
どれだけ理解がすごくても、
どんなにしつこく想いをつらねても、
わからないことだけが、わからないことだらけで、
どうしてもわからなくて、
それで、俺に聞くんだろ?
どうしてそんな風に考えるの?」って お前は聞くんだろ!?
いいよ、訊ねろよ。
どんな質問でも受けて立つよ。
どんな馬鹿な質問にも、答えてやるよ。
それでもお前、俺を救わないだろ?
俺のこと、どうでもいいだろ?
わかってるよ。
俺もそうだ。
会ったことない奴どころか
家族だってどうでもいい。
自分の事もどうでもいい。
人間の事もどうでもいい。
世界っていう抽象的な言葉だけを追いかけて
ずっと世界の外について考える。
ずっと、この世界に無いものばかり求める。
ほとんどの人が、この世界の外を求める。
俺は違うんだ。
俺は弱い。
どうしようもなく弱い。
俺は、外が要らないんだ。
だけど、この世界も要らないんだ。
だから、中を求める。
中心の、もっと中心の、もっと中心の、心臓の鼓動の、奥にある俺の知らない心を求める。
それが強い重力で、誰も追いつけないほど、強い強い引力で、
おれの世界を、がんじがらめに縛る。
それでも、俺はそれに逆らえない。
俺は、中心の引力にずっと惹かれ続ける。
俺は、俺だけが、俺だけが、僕の事を知ってるってこと、知ってる。
僕だけが、もっとまえの、僕に似た何かをしってること、知ってる。
俺が好きだって言ってもいい。
でも違うんだ。
おれは、世界が嫌いなんだ。
すごく、世界の奥にある、見えない謎だけが好きなんだ。
この世界に無い、存在しない、どうしようもない終わりだけが好きなんだ。
この世界が閉じる、その瞬間だけが刺激なんだ。
俺は殺すよ。
俺は生きてる限り、お前らを殺すよ。
だから駄目なんだ。
俺が死ぬべきなんだ。
お前らを殺すか、俺が死ぬか、二つに一つしか無いんだよ。
終極は、いつも二つに一つしか無いんだよ!
自殺する事を、許してくれ。
誰でもいい、俺が死ぬことを、そろそろ許してくれ。
俺が死んでも泣かないって、誰か約束してくれ。
俺が死んでも葬式なんかしないって、誰か保証してくれ。
俺が死んでも知らないフリを続けるって、そう誰かに頼んでくれ。
俺は、俺のことを、誰にも憶えて欲しくないよ。
目が覚めるたびに、自分が失くなればいいって思ってるよ。
だから、許してくれ。
俺が死んでも、誰も怒らないでくれ。
頼むよ。
たのむよ…
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