嘘の吐き方(うそのつきかた)
人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。
 



最近、風邪をひいて初めての突発休を使ってしまった。
有給休暇とは違うので、使ってしまった、と表現するのは変かもしれないけど。

人と会うために一か月前から申請していた計画休暇で休んだ事は過去に二日あったけれど
自分の体調管理が至らなくて突然休んでしまったのは今回が初めてだ。

それでも、休みを使ったのは一日だけで済んだし
飲み会の時に風邪でゴホゴホやっていた人は今も長引いているので
風邪の引き始めに風邪薬(漢方薬)を飲んで
一日中家で静かに寝ていた判断は正解だった。

相変わらず仕事では失敗を繰り返している。
以前に注意された事を何度も指摘され、
そのたびに、俺は忘れっぽくなってしまったなぁ、と思う。
老化には勝てないが
もう少し記憶力を保持する事は努力次第で出来るだろう。

だいたいからして
僕は印象深い事以外を忘れすぎる。
あまり反省していないと思われているようだが
そもそも、自分で気付いた事以外は
ほとんどすり抜けていってしまっているような気がする。
「自分で直そうとしないと直らないよ」
とよく言われるが僕は仕事の改善を望んでいるのであって
別に若返りたいわけでもなければ別人になりたいわけでもない。
ただとにかく上司から指摘される様々な問題点がありすぎて多すぎて
正直覚えきれない。

それでも。
一つずつ、少しずつ直していくしかないんだろう。
「お客様の方を向いていない」
「無責任だ」
「一辺倒に考えすぎだ」
「難しく考え過ぎなんだ」
というのはよく言われる
僕は僕自身で自分の欠点に気付けていないようだ。
根本的になんの話をしているのか、
一時間ほど説教くらっても、
時には数時間とくとくと教育的指導を受けても
結局要点はなんだったのか、さっぱりわからないことが度々ある。
相手と同じ感覚を持つことが出来ない事はたびたびある。
その違いは、経験によってしか埋まらない気がするときもある。
異なる経験を、僕自身の想像力によって補う事が出来ていない。
相手への思い遣りがない事が原因だと言われるけれど
別にお客さんのことを考えていないわけではない。
「お客さんの言う事を真に受けて信じ過ぎ」という怒られ方をすることもある。
結局のところ、判断力のマズさを後になって振り返って説教受けているので
理由はあっちだったりこっちだったり、一つの原則に安定したりはしない。

要するに、正しさの無いところで、判断力や匙加減のマズさを怒られているのだから
そんなものに正論で向き合ったって仕方ないんじゃないか?
という感じがしてくる。
大事なことは1と0の間にある、というのがBUMPの歌詞に出てきた気がするが
(>知らなきゃいけない事は どうやら1と0の間)
僕は白黒思想がヒドイらしいので
その指摘があっているかどうかはわからないが
もっとグレーの部分での相手の感情に沿った適切な判断力を養わなければならないんだろう。

それにしても人から言われたことを素直に受け入れられないという欠点の指摘は
一朝一夕で直らないからやっかいだ。
「そもそも直す気があるのか?」
というのを何度も怒られるが
僕が別人のように変身することを望んでいるわけではない。
どちらかといえば仕事上では+αの足し算を続ける事で改善していきたいと思っている。

もっとも、そのプラスαのやり方でさえも、
きっちりと失敗を記憶して次回の改善に繋げられていないのだけれど。
付箋紙をモニタ画面の隅に何枚も貼っているが
そもそも視界に入って気付くのは最初のうちだけで
毎日の慣れた視界になってくると、付箋紙の効力も薄れてしまうという酷さだ。
仕事上で大きな嘘を吐くことは要求されていないが、
たまに小さな嘘を吐くことが要求されるので
そういった会社のやり方がこのまま悪化していかないか
少しだけ心配になることもある。
本音と建前の二枚舌を使うように激しく上司から要求されるようになってしまったら、
きっと僕にはこの仕事は続けられないだろうと思う。

今のところ、僕に大きな課題としてのしかかっているのは
「お客様相手に対しての思い遣り、
 周りのみんながハッピーになるように、
 出来るだけ周りの負担を減らすように、
 もっと自分で考えて他人の気持ちに気付ける人間に成長して下さい!」
ということなので、すぐに反論してしまう癖や
「でも○○… 「だって●●…
という感じに出来ない事の言い訳をして自己保身に走ってしまう癖をやめるようにというのが
当面の目標である。

正直言って難しい。
頭でっかちな空論で生きてきた人間に
感情的な気持ちの汲み取りや思い遣りの話を何度もされるのは
正直キツイ。
はっきり言えば説教の最中でさえも
ぐるぐる頭のなかを言葉が巡って
無意識に反論を開始してしまうためだ。
「考えるな、感じろ!」みたいな話は
そもそも僕にあまり適合しないので
結局上司がわかりやすく噛み砕いて
僕にわかるように欠点を具体的に要点を抑えて説明することになるわけだけれど
その説明が、何回聞いてもほとんど意味がわからない事がある。
一人前のオペレータになる道はまだまだ遠い。
特に諦めてるわけではないが
たまにこっぴどく叱られると仕事場に向かう気持ちが沈んで後ろ向きになることもある。
それでも多分、この地域では僕はずいぶんと恵まれた職場にいるので
当面は課題の克服に向けて頑張らないといけない。

サボってきた人生の宿題を一気に片付けないといけないようなものだろう。
そんな予感は、以前からずっとしていたのだから、まぁ仕方ない。
割り切れるような性格ではないけれど
割り切って頑張るしかないんだ。
そう言いながらも、ずっと余りを計算し続けるような僕がいる(笑)


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