だいぶわかってきた
僕の側では
空気が柔らかいんだ
言葉に起こすとますます不思議さが増してくるのだけど
僕の中に硬い何かがあって
それが思考の固さとも関係があって
今はそれが柔らかくなってしまっていて
それが悲しいんだと思う
さみしいと思うことは出来る
けれどそのさみしさは自分探しの寂しさで
等身大の自分しか見えない今の僕では
そのさみしさが世界の絶望にも希望にもならない
だからあやういんだと思う。
たぶん、いつ殺されてもおなじことだ
社会の役に立つかどうかは
もう僕にはほとんど意味がない
これから先、僕はもうほとんどこの世界で必要とされなくなっていく
もう、僕は多分義務を遂行できない。
約束を、少しずつ果たしていこうと思う。
自分の中にある、見えない約束だけを。
あと少し、あとほんの少し、
借りた物を返しさえすれば。
もう僕はおしまい。
鳥が一羽、白い空を飛んでいく
僕にはもうそれが見えなくなった。
うすい青空だけが、みずいろの誤解を拡げていった。
白いしろい、みずいろの青さだった。
僕の側では
空気が柔らかいんだ
言葉に起こすとますます不思議さが増してくるのだけど
僕の中に硬い何かがあって
それが思考の固さとも関係があって
今はそれが柔らかくなってしまっていて
それが悲しいんだと思う
さみしいと思うことは出来る
けれどそのさみしさは自分探しの寂しさで
等身大の自分しか見えない今の僕では
そのさみしさが世界の絶望にも希望にもならない
だからあやういんだと思う。
たぶん、いつ殺されてもおなじことだ
社会の役に立つかどうかは
もう僕にはほとんど意味がない
これから先、僕はもうほとんどこの世界で必要とされなくなっていく
もう、僕は多分義務を遂行できない。
約束を、少しずつ果たしていこうと思う。
自分の中にある、見えない約束だけを。
あと少し、あとほんの少し、
借りた物を返しさえすれば。
もう僕はおしまい。
鳥が一羽、白い空を飛んでいく
僕にはもうそれが見えなくなった。
うすい青空だけが、みずいろの誤解を拡げていった。
白いしろい、みずいろの青さだった。
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