特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

現在6頭、愛犬と保護犬たち

2014-08-29 10:58:30 | 譲渡先募集中 犬・猫
現在、私の家には6頭の犬がいます。4頭は、一生飼育をするつもりですが、2頭は良縁を求めています。多くの犬を救いたいけれど、スペースや経済力や世話等を考えると難しいのが現状です。1頭を幸せにしていただけるご家庭に送り出すことができれば、1頭保健所抑留犬を出所させたいと考えています。



一番の古株になってしまった我が家のスーパードッグ「シュー蔵」です。スーパーの意味は、スーパーな能力ではなく、スーパーの前に遺棄されたから。とても性格が良く、赤ちゃんや小さな子どもを安心させるために、お腹を出して服従ポーズをする犬です。でも・・・今はしません。認知症気味ですので。成犬保護ですので、子ども時代は知りません。だから、子ども返りした今も可愛い。以前は、我が儘を言ったり、キュンキュンと手を叩いておねだりを執拗にしたりする犬ではありませんでした。仔犬の頃は、きっと甘えん坊だったのでしょう。

今も他の犬と散歩に行くのが大好きです。ただ、途中で歩けなくなることが多く、短め散歩となりました。今後、寝たきりになる可能性もありますが、最後まで看取ってあげるつもりです。当然ですけどね。



眉毛カットが必要ですね 我が家の貴公子「アスラン」です。ナルニア国物語に登場するライオンの名前を付けました。先日、アスランの強い要望で、一緒に銀行などを歩きましたが、ちゃんと銀行の前でお座りをして待っていてくれました。アスランは、女子高生に人気があり、「可愛い」と声を掛けていただくことがあります。アスランも放浪犬でした。手には罠にかかった痕があり、出会った時には前脚を引きずっていました。この傷は今も痛いようで、いつも気にしています。



白一小の子どもたちの間で有名な犬カチューシャです。昔は「ナッツ」と言いました。カチューシャと言うと、AKBの歌と思われがちですが、トルストイの「復活」のヒロインの名前です。大正時代、「復活」が日本では非常に人気があり、カチューシャの唄まであったそうです。「復活」のストーリーは、美しいメイドカチューシャに恋をした貴族は、すぐに彼女を棄て旅立つ。数年後に売春婦となったカチューシャが殺人罪で裁かれる裁判に陪審員として参加し、再会する・・・・・というドラマチックなストーリー。その後、自分がカチューシャを陥れてしまったと考え、すべての財産を処分し、シベリアに移送されるカチューシャを追いかけ求婚する・・・。彼を反省させ動かしたのは、信仰心。トルストイは、ロシア正教会から破門されていますが、痛烈な批判も見られ、面白い。

カチューシャは、社会性を学ぶ大切な仔犬時代の半年間をカトリック墓地で独り過ごしました。どうしてカトリック墓地なのか?十字架の台座に寝ている仔犬を見た時は驚きました。教会の皆様、近隣住民の皆様、学校関係者の皆様のご厚意により、無事に半年間を過ごし、やっと捕獲しました。極度の人間恐怖症のために、脱走の恐れがあり、私が飼育することとなりました。現在では、甘える素振りも見せるようになりました。



庭で遊んでいると、私の後をついて回ります。今も極度の怖がりですが、とても優しい犬です。



鼻の頭にオヤツをのせて「待て」させたいのですが、今は頭の上までです。

私は、カチューシャが人生最後の飼い犬だと考えています。



飼い犬ビーグル犬のびーと保護犬黒シバもみじです。「ビーグルですか?血統書はあるんですか?」と何も言ってないのに質問されることがあります。私は、ビーグルでもミックスでも一つの同じ命だと考えています。血統書付の犬・・・都会の保健所の多くは血統書付だそうです。そのブームが終わり、ミックスが再度増えているという話もあるようです。いくらで買ったか?に何の意味があるのでしょうか?



オヤツのためなら何でもする2頭。可愛いです。



最後は、4頭の仔犬を一人で育てていたママ犬グレースです。フランス・パリ在住のA様よりいただいたオヤツを見て興奮しています。食いしん坊ですが、不妊手術したので太りすぎないようにしなければなりません。

認知症のシュー蔵は、保護して10年推定年齢約12歳。ビーグル犬のびぃーちゃんはヘルニアの持病持ちで保護して7年半、推定年齢10歳超。アスランは、保護して3年半、推定年齢約5歳。カチューシャが2歳半。ここまでが飼い犬。飼い犬も保護犬でした。

黒シバ犬の「もみじ」とミックス犬グレースは、良縁を求めています。中でも「もみじ」はトイレの躾も終わり、いつでもという状況ですが、遠方からのご希望または室外飼育希望が多くマッチングしていません。残念。きっと、待った分だけ素晴らしいご家庭とのご縁があると信じています

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城下町白河の地域猫活動 寺猫ブッチーの去勢手術

2014-08-29 10:35:43 | 城下町白河の地域猫活動コミネコ
昨年の9月より野良猫のTNRを個人的に始め、現在は地域猫活動に進化させるべく励んでおります。大量の野良猫が生息していた地域では、土地管理者の了解を得て、糞尿被害対策のためにゴミを片付けた後に猫のトイレを設置する予定です。

昨日早朝、前回片付けた際に出た燃えるごみを指定のゴミ置き場に移動させました。不燃物が殆どですので、今回は一袋だけでした。

さて、この場所では、30匹近い野良猫の不妊去勢をしましたので、近隣の皆様からは「減ったね」と声を掛けていただきます。ただ、捕まえることのできなかった猫が数匹います。それもメスです。1匹は仔猫でしたが、もう成猫となっています。これを放置すれば、数年後には元通りです。

費用の問題もありますので、メス優先にしたいのですが、最強のボス猫が出現し、皆逃げ出してしまいました。この猫の手術をして、元の餌場に戻っていただかなければなりません。

昨夕、雨の中チャレンジしました。



ぶち柄の猫です。



まだ食べてます。名前はブッチーです。

早速、いつもお世話になっている地元の病院に搬送し、緊急去勢手術をお願い致しました。経験豊かなベテランの先生ですので、1時間ほどでお迎え可能の連絡をいただきました。かなり気の強い猫ですので、麻酔が効いている方が扱いやすい。

ということで、昨夜はブッチー様にご宿泊いただきました。



ご不満がおありのようで・・・新聞を引きちぎっています。「うぅーー」という不満の叫びも。



朝食を見た途端に、表情が変化しました。



しばらくして様子を見に行くと、キャリーケースの中にいました。お帰りいただく時には、ソーとドアを閉めて、そのまま移動します。威嚇は声だけで、引っ掻いたりはしません。本当は人懐こい猫なのでしょう。今まで、悲惨な体験をして、こうなったのかもしれません。

野良猫も飼い猫も同じ一つの命です。できる限り、大切に扱いたいと考えています

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不法投棄されたゴミから犯人の荒んだ生活を推測

2014-08-29 06:14:22 | 環境保護活動・グリーンカーテン
先日の日曜日7時過ぎ。犬の散歩に出ようとすると、自宅前に車が止まっていました。何だろう?と見ていると、ゴミを窓から出している様子驚いて追いかけようと出て行くと、慌てて走り去りました。

車種も人も見ました

わざわざ車を止めて、窓からゴミ袋を2つも出し、歩道に放置したわけです。

かなり悪質ですね。市内のアチラコチラ、このようなゴミの不法投棄があります。本当に迷惑な犯罪行為です。



捨てられたゴミです。中を確認し、誰かわかるものがあれば警察に届け、犯人に注意をしていただきます。



タバコ愛好者です。車のタバコを飲み物の容器に入れ、ゴミと一緒に捨てたようです。また、ジャスコで購入した割引価格の食パンやコーヒー牛乳などの飲料水が多い。賞味期限近くだから割引なのですが、食べきれずに2枚の食パンが残ったまま捨てました。

この食パンは、鳥さんに与えました。もったいない。

このような遺棄犯は、荒んだ生活をされている方が多いように感じます。ご自分では、節約してるんだ!頑張ってるけど生活が苦しいんだ!!と思われていることでしょう。

しかし、タバコとアルコールを止めることができない場合が殆ど。

遺棄犯のゴミ袋からは、ネガティブな臭いが漂います。それは汚物だからではなく、持ち主のオーラでしょう。きっと、運にも見放されることでしょう。なぜなら・・・・・

ゴミと一緒に、運も捨てているからです!

肺だけでなく、心までも、真っ黒かもしれませんね

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