特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

いつの日か、白河にも演劇鑑賞会を・・・

2013-04-26 15:39:30 | イベント参加
石川県七尾市は、人口57,468人の市だそうです。白河市と同じ規模の市のようですね。そこに、「能登演劇堂」という劇場があるそうです。この劇場で、9月28日から10月27日まで無名塾の「ロミオとジュリエット」公演があるそうです。

これを知り、ビックリしました。白河市と同じ程度の人口の七尾市で、一カ月公演が行われるのです 一日公演でも人が集まらない場合もあるのに・・・。

その上、もっとビックリすることがありました。以前、やはり無名塾の「マクベス」公演を観劇された方のお話では、この劇場は設計段階から仲代達矢さん(無名塾代表)が加わっているとか。そして、劇場の特徴としては、舞台の奥が扉になっていて、全部開くんだそうです。開くと、森林のような景色が広がり、それを舞台セットとして利用できるとか。マクベスでは、森林の中から馬に乗った騎士たちが現れたんだそうです。ため息とともに素敵と叫んでしまいました。素晴らしいです。

昔、昨年他界された中村勘三郎さんのコクーン歌舞伎第一回目と二回目を観ました。その時も・・・同じように舞台の扉が開くという演出で、驚きました。また、観客席の前の方では、傘やカッパ等が渡されたことを覚えています。舞台から水が飛んで、も~う歌舞伎ではあり得ない演出に驚きました。その他、掃除に来た黒子さんが突然世間話を始めたと思ったら・・・それも演出でした。奇想天外。スタンディングオベーション、それも若い人たちの姿が目立ちました。本当に感動しました。

今年から、演劇鑑賞会に加入し、2カ月に1回、演劇を鑑賞しています。このキッカケは、中村勘三郎さんの死でした。たくさんの感動を有難うございましたと涙を流すファンの方々をテレビで見ましたが、私も同じ気持ちです。勘三郎さんは、とても小柄な役者さんでした。でも、舞台に立つと大きく見えるんです。それに、舞台が明るくなる・・・これが「華」なんだと天才役者を見て感じました。今までで、一番感動した舞台は、やはり歌舞伎座で見た勘三郎さんの舞台です。確か初日でした。まだ幼かった息子さん(勘九郎さん)と舞った連獅子に鳥肌と感涙しました。素晴らしかった。緊張感と迫力が場内に広がり、客席から声がかかります。それも、お決まりの「中村屋」ではなく、いろんな声がかかるんです。客席と舞台とが一体となり、感動で埋め尽くされる・・・そんな感じでしょうか。涙ボロボロ。表現しようのない感動でした。

勘三郎さん、一生忘れることのできない感動を本当に有難うございました。

そして、生きている間に、また感動に出会いたいと思うようになりました。



1月は文学座公演「くにこ」でした。3月は劇団民芸「カミサマの恋」でした。83歳の奈良岡朋子さんの若々しい演技に感動しました。2時間、殆ど出ずっぱりです。素晴らしい女優さんですね。そして5月は扉座の「アトムへの伝言」。ドラマ「相棒」に登場する六角精児さんが出演されます。

この演劇鑑賞会は、全国組織だそうです。県内では、福島市・会津若松市・いわき市・郡山市・須賀川市に会があるそうです。どうして白河にはないのでしょう?いつの日か、白河市にも演劇鑑賞会が設立されることを願います。

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オープンガーデンバスツアー参加報告

2010-04-22 14:38:43 | イベント参加
19日、郡山市NHK文化センター主催の「オープンガーデンバスツアーいわき」に個人的に参加してきました。オープンガーデンは個人の庭を一般に公開することで、英国ではチャリティーとして行われ、日本からも多くの愛好家が訪れているようです。イングリッシュガーデンという言葉が流行っていますが、英国のお庭は本当に美しく、園芸が一つの芸術となっているようです。また、チャリティーに関しても日本とは違った意識を持っています。これが組み合わされ、個人の庭を有料で公開し、そこで苗や自家製ケーキ・紅茶などを販売し、その利益をすべて寄付するという制度になっているそうですが、英国全土でのオープンガーデンの利益はものすごい額だそうです。また、ガイドブックに掲載されるということは大変な名誉だということです。このような文化・芸術とチャリティーがうまく組み合わされ絶大な効果をあげる・・・という制度は日本では難しいかもしれません。それでも、この福島でもチャレンジされている団体があるのです。


会長さんの自宅前 カフェをされているそうです。

NHK文化センター主催のバスツアーは3年目だということですが、案内役は毎年「オープンガーデンいわき」の代表の方だそうです。この会は設立して14年だそうですが、4年前より一般公開に踏み切られているそうです。今回、ガイドブックを購入しましたが、その中には公開に参加される会員さんの住所と電話番号が掲載されています。直接連絡し、そのお庭を訪問できるのだそうです。これは簡単なようで大変に勇気の要ることだと思います。会長さんの言葉の一つ一つに重みがあり、私は感動しました。その中で、「単なる庭自慢ではなく、社会貢献という意識がなければ長く続けることは難しい」というような言葉があり、家に戻ってからも何度も言葉の意味を考えました。体験から得られた大変に深い言葉だと思います。全く知らない人を自宅の庭に招き入れるということは、勇気が要ることです。嫌なこともあるでしょうし、素晴らしい出会いもあるでしょう。嫌なことがあった時には、続ける意味、公開する意味を考えるかもしれません。それが社会貢献でなければ続ける必要もなくなるでしょう。

今回は、会員さんのお庭を5つ訪問させていただきました。どのお庭も本当に素晴らしく、感動しました。似たお庭は一つもなく、どの庭も庭主さんの溢れる愛情と情熱を持って造られていました。大きな公園や植物園も良いですが、個人のお庭にはオリジナリティがあります。そして、一つの庭を造るにもバイタリティが必要であり、当然皆さんは生気に溢れて輝いていました。そのパワーを浴び、こちらまで元気になりました。また、大変に安い値段で苗や種を販売されており、その代金は寄付されるそうです。素晴らしい活動だと思います。

福島県内では、行政が設立したオープンガーデンの会が福島市に。また、須賀川市には移住されてきた方が設立された会があるようですが、こちらは会員さんだけに公開されているようです。白河市には、もちろんありません。

今回のツアーで、オープンガーデンいわきの会長さんのお人柄に感動しました。花への愛情、花を愛する人たちへの愛情、包容力、素晴らしい方だから県内一の会となっているのだと思います。できることならバラの季節に行ってみたい。

事務局も「花バカ」は有名になりつつあるようです。現在、必死で庭に畑を造っていますが、出来上がったら密かに公開したいと思います。造った人の情熱は植物から来場者に伝染することを実感し、勇気を得ました。それだけはあると思います。



今日の白河は雪。雪!? 5月も近いというのに。
写真は桜です。桜シャーベットですね。

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「ふれあいウォークin白河」参加

2009-10-10 19:02:03 | イベント参加


本日10月10日(土)、白河市お城山公園で「ふれあいウォークin白河」が開催され、花里倶楽部も参加しました。





今回の実行委員長は、白河花里倶楽部代表です。写真は開会式での実行委員長から挨拶。スポーツウェアですので実年齢より少し若く見えます(笑)





他に、白河市教育長の挨拶とスポンサー代表としてロータリークラブ会長の挨拶がありました。





10月10日は晴れることで有名な日ですが、本当に晴れました。先日の台風が嘘のようです。午後、少し雨が降りましたが、殆どのイベントが終わった頃でした。
写真は小峰城です。このお城のあるお城山公園で開催されました。





白河花里倶楽部は、オレンジリボンのポスター及びリボンの掲示配布と、来月主催する講演会のポスターを掲示しました。また、当会の代表及び理事には長年ボーイスカウト活動を通じて青少年の教育に携わってきた者が何人もおります。今日は、ボーイスカウト出身の若者もボランティア参加し焼そばを焼きました。写真右のオレンジのジャンパーの方は地元市議で、飛び入りで焼きそばを焼いてくださいました。ありがとうございました。

事務局及び関係者の方々は、この日のために何度も会議を重ね、また数日前から大変な作業をされていました。ご苦労様でした。本日の参加者は市民約300人とスタッフ約200人だそうです。盛大なイベントとなりました。

皆さま、ご苦労様でした。代表は現在お疲れ様会に出席中です。

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