特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

11月子ども虐待防止推進月間 オレンジリボン運動参加

2013-11-05 12:16:39 | オレンジリボン運動
11月となりました。11月は、子ども虐待防止推進月間です。11月1日、オレンジリボン看板を花里花壇に設置しました。



1メートル80センチの大きな看板です。



毎年使用しているので、色が薄くなってきました。後で塗りなおします。

花里倶楽部は、この運動が始まった年より参加させていただいております。当時は、東北で唯一の参加団体でした。しかし、震災があり、活動は継続するのが精いっぱいの状況となりました。震災から2年半が過ぎ、やっと前向きに活動を考えることができるようになってきましたので、今後は、補助金・助成金なども積極的に活用させていただき、活動を拡大していきたいと思います。

震災後の福島県で、子どもの虐待が増えていると聞きます。その要因の一つには、「経済的困窮」があるそうです。悲しいけれど、お金に困るとイライラする人も多い。そのイライラが夫婦喧嘩となり、子どもへの虐待となる。一番大切にしなければならないはずなのに。

守ってくれるはずの親が守らないのなら、社会が守ってあげなければなりません。オレンジリボン運動を通じ、社会が子どもを守るという意識を高めていきたいと思います。

このオレンジリボン運動は、専門里親(虐待を受けた子どもを養育する里親)さんが始めた運動です。この運動への参加を通じ、たくさんの里親さんと出会うことができました。皆さん、本当に心の温かい素敵な人たちです。オレンジリボンには、里親さんの願いが込められています。

白河市役所1Fでオレンジリボンを無料配布させていただいております。本日午後、補充させていただきますので、ぜひリボンを胸につけてください。

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11月子ども虐待防止推進月間 オレンジリボン運動に今年も参加

2012-11-02 15:18:58 | オレンジリボン運動
11月です。11月は、子ども虐待防止推進月間です。花里は、毎年オレンジリボン運動に参加をしています。東北で唯一、初回より参加をしています。





オレンジリボン作りも慣れました。





市役所1FATM前には、オレンジリボンコーナーを置かせていただいております。ここでは、通年オレンジリボンを無料配布しておりますが、無料なのに、募金箱はないのに、硬貨を募金してくださる方々がいらっしやいます。本当に嬉しく思っております。有難うございます。

花里は、「もらえるものはもらう」的な考えはせず、できる限り補助金に頼らず活動しております。そのため、常に貧しい団体ですが、このような皆様のご厚意に感謝し、これを活動の励みとさせていただいております。

この活動を開始して、かなりの月日が経ちますが、残念ながら子どもへの虐待は無くならず、悲惨な虐待死報道を耳にします。先日の報道では、施設から戻ったばかりの子どもということで・・・里親研修で行った一時保護預かり所の子どもたちや児童養護施設の子どもたちを思い出しました。特に、一時保護預かり所から自宅へ帰る子どもたちの様子を思い出しました。もし、自分が出会った子どもが、帰った家で実の親から暴力を受け亡くなったら・・・。どうして帰したのか?救うことはできなかったのか?と一生苦しむことでしょう。

家庭という密室の中で行われる虐待を、早期に発見し、命を救うために、今年もオレンジリボンの輪を広げたいと思います。今年も白一小前の花壇に、1メートル80センチの大きなオレンジリボンを設置しました。とても目立ちます。今では有名になったオレンジリボンですが、一人の専門里親(虐待を受けた子どもを養育する里親)さんから始まりました。私は、その里親さんをとても尊敬しています。ボランティアでさえも名声を求める者が多い現在、何も求めず、ただ子どもの幸せだけを願う人たちがいることをオレンジリボン運動に参加して知りました。そして、実親ではなく里親に養育され、深い絆で結ばれ幸せに生きる里子さんたちがいることも知りました。このようなことが、全く知られていないという現実があります。11月、ぜひオレンジリボンを胸につけてください。関心を持ってください。

数年前、東京で行われたオレンジリボン運動に参加した帰りに、東京の山谷で路上生活者支援を行うキリスト教山谷修道所を訪ねました。炊き出しは終わった後でしたが、ボランティアの皆様とお話しすることができました。その時、路上生活者の中には児童養護施設出身者がいることを教えていただきました。山谷・・・路上に人が転がる様子に驚きました。そこで、毎週炊き出しをされるボランティアの皆様の活動に、感動しました。数百人分の用意をするというのは簡単ではありません。その時、お話させていただいた信者さんから毎年お葉書をいただきます。このブログも時々見てくださっているのかもしれません。オレンジリボンが縁となり、素晴らしい活動をされている方々と出会う機会に恵まれました。励みになります。今年も頑張ります。




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県の放射線低減化事業とオレンジリボン運動参加

2011-11-03 18:19:06 | オレンジリボン運動
 11月1日、花里花壇の草や周辺道路の落ち葉を一時仮置き場に運びました。この軽トラックは白河市所有のもので、申請を出し借ります。一時仮置き場に草を運ぶのにも申請書が必要となります。枯葉はこれからも泉が湧くように湧いて来ますので、この作業は今後も続きます。





 この日は、2往復しました。軽トラックのガソリン代は、県の補助金からの支払いとなり、花里が建て替えをしました。





 ガレキなどが搬入される山の一角に、草や枯葉の一時預かり場があります。ここは、個人宅の草を搬入することはできません。また、町内会などでも低減化事業に参加していないところは持ち込めないそうです。ちょっと理解に苦しみます。福島県民は被害者ですから、様々な条件を言われてまで除染したくないですね。道路の草は、本来は行政が管理するものです。





 奥には、いろんなガレキが山となっていました。旗宿にある採石場ですが、別世界です。意外に、この場所の環境放射線数値は低いものでした。





 さて、11月は子ども虐待防止推進月間です。毎年、花里では花壇に1メートル80センチの巨大なリボンを設置します。ベニヤを切りぬき、ペンキを塗った手作りのオレンジリボンです。





 道路に沿って長く続く花里花壇ですので、広々使って啓発活動しています。本日3日、全国一斉配布デーのようですが、今年は参加しませんでした。オレンジリボン事務局の皆様、申し訳ありません。そして、参加された全国の方々、ご苦労様でした。

 この時期、このリボンを考えた里親さんや里子さんたちの想いを感じます。また、一時預かり所で出会った子どもたちのこと、児童養護施設で出会った子どもたちのこと、「親子です」と笑顔で私に挨拶してくださった里親さんと里子さんのこと、いろんな出会いを思い出します。この運動に参加して、本当にいろんな方々と出会うことができました。
 11月、ぜひ皆さんも胸にオレンジリボンをつけてください。虐待が疑われるような家庭があれば、児童相談所に相談をしてください。秘密は守られます。


 オレンジリボンは、白河市役所1Fロビーで通年無料配布しています。

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11月子ども虐待防止推進月間 オレンジリボン運動参加

2011-10-31 16:01:00 | オレンジリボン運動
 明日から11月。11月は「子ども虐待防止推進月間」です。今年も花里倶楽部は、オレンジリボン運動に参加します。

 といっても、管理している花壇の除染作業もあり、毎年参加している全国一斉配布には不参加です。申し訳ありません。
 昨年、壊れてしまった等身大のオレンジリボンは、ペンキを塗れば完成というところです。これを花壇に設置します。市役所1Fロビーに設置している無料配布箱が空なので、明日補充します。

 県の補助事業の申請許可は今も来ませんが、先にガイガーカウンターが来ました。まずは、花壇の草を片付け(市役所に草の処理申請を出し、トラックを借りる申請を出し、許可が出てから自分で運ぶ)、土を削り、オレンジリボンを設置し、来年に向けてチューリップの球根を埋め込みます。
 その後、補助事業の認可が出れば、友月山から白一小前までの道路の除染をします。この周辺は、この時期は枯葉の山です。時間をみては片付けをしていますが、ものすごい量ですので置き場所にも困ります。

 国は、国の責任で除染をすると言ってますが、もっと具体的に何をするのか示していただきたいものです。我々県民が、被曝しながら、疲労しながら、例年は自然の恵みであった枯葉を、マスクをして片付けているのです。本来ならば、国が雇った業者等が来てサッサと運ぶべきものではないでしょうか。土を削る作業は、重労働ですし、土を吸い込む危険もあります。どうして私たちが除染しなければならないのでしょうか。「国の責任」とは何でしょう。

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オレンジリボン運動支援団体更新と今年の予定

2011-03-05 10:12:06 | オレンジリボン運動
 花里倶楽部は、子ども虐待防止の全国運動オレンジリボン運動に初回より参加しています。現在は、支援団体として登録参加。今年も参加の手続きをさせていただきました。

 現在は、市役所1Fロビーにて常時ポスターを掲示・リボン配布をさせていただいています。ちょっとしたオレンジリボンコーナーです。その他、一昨年より、児童虐待防止推進月間の11月中、白一小前の市有地(花里ガーデン)に1メートル80センチの巨大なオレンジリボンを設置し、子ども虐待の通報先などの啓発活動をしています。
 また、やはり一昨年よりオレンジリボン全国配布デーに参加し、昨年は市内スーパーさんのご協力を得て店舗前で無料配布をさせていただきました。

 今年も全国配布に参加します。できれば、福島市や郡山市でも無料配布されるといいのですが。それも含めて、今後の予定を考えたいと思います。

 花里は、春から秋が活動の季節。今年も忙しくなりそうです。


 



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