特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

城下町白河の地域猫活動 寺猫ブッチーの去勢手術

2014-08-29 10:35:43 | 城下町白河の地域猫活動コミネコ
昨年の9月より野良猫のTNRを個人的に始め、現在は地域猫活動に進化させるべく励んでおります。大量の野良猫が生息していた地域では、土地管理者の了解を得て、糞尿被害対策のためにゴミを片付けた後に猫のトイレを設置する予定です。

昨日早朝、前回片付けた際に出た燃えるごみを指定のゴミ置き場に移動させました。不燃物が殆どですので、今回は一袋だけでした。

さて、この場所では、30匹近い野良猫の不妊去勢をしましたので、近隣の皆様からは「減ったね」と声を掛けていただきます。ただ、捕まえることのできなかった猫が数匹います。それもメスです。1匹は仔猫でしたが、もう成猫となっています。これを放置すれば、数年後には元通りです。

費用の問題もありますので、メス優先にしたいのですが、最強のボス猫が出現し、皆逃げ出してしまいました。この猫の手術をして、元の餌場に戻っていただかなければなりません。

昨夕、雨の中チャレンジしました。



ぶち柄の猫です。



まだ食べてます。名前はブッチーです。

早速、いつもお世話になっている地元の病院に搬送し、緊急去勢手術をお願い致しました。経験豊かなベテランの先生ですので、1時間ほどでお迎え可能の連絡をいただきました。かなり気の強い猫ですので、麻酔が効いている方が扱いやすい。

ということで、昨夜はブッチー様にご宿泊いただきました。



ご不満がおありのようで・・・新聞を引きちぎっています。「うぅーー」という不満の叫びも。



朝食を見た途端に、表情が変化しました。



しばらくして様子を見に行くと、キャリーケースの中にいました。お帰りいただく時には、ソーとドアを閉めて、そのまま移動します。威嚇は声だけで、引っ掻いたりはしません。本当は人懐こい猫なのでしょう。今まで、悲惨な体験をして、こうなったのかもしれません。

野良猫も飼い猫も同じ一つの命です。できる限り、大切に扱いたいと考えています

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