特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

バラの下草に最適な植物たち アルケミラモリス&ゲラニウム&エリゲロン

2014-06-11 13:36:32 | 花図鑑 ~日陰の植物~
この季節、ガーデニング・節電関連ブログ記事へのアクセスが多いようです。ガーデニング・・・奥が深いです。最近では、お庭を見ると、その庭主の人生観のようなものが・・・伝わってくるような気がします。私の庭からは・・・何が伝わるものやら

さて、ガーデニングを趣味としてから試行錯誤の日々を過ごしてきました。経験は何よりも貴重です。経験に基づき、おススメできる植物もありますので、紹介したいと思います。

バラの下草に最適な植物です。同じテーマブログで、ホスタとオルレイアとワイルドストロベリーとペニーロイヤルミントを紹介しました。今回は、それ以外の植物で、実際に我が家の庭にあるものです。





アルケミラモリスです。植えて3年目となり、大株に育ちました。場所が適さないと育たずに消えます。この場所は、砂利が埋まっており最適ではありませんが、どうにか適していたようです。美しい花が咲くわけではありませんが、葉や形が美しい植物です。イングリッシュガーデンでは、お決まりの植物でもありますね。





こちらエリゲロンです。毎年咲きますし、どんどん広がっていきます。密集して生えますので、他の雑草が生え難くなります。広がった時に、根を出すので、そこから切って移植すれば、簡単に増やすことができます。また、こぼれ種からも増えます。どうしても雑草に負けてしまう場所などに生やすといいかもしれませんね。最近では、あれこれと欲張らずに、エリゲロンのみというコーナーがあってもいい・・・と考えております。あれこれと欲張っても、なかなか理想通りにはいきません。これって・・・人生と同じですね





ゲラニウムです。いただき苗の・・・こぼれ種から広がっています。ゲラニウムは、たくさんの種類があり、我が家にも何種類か植えてあります。その中でも、このゲラニウムは便利です。花も優しげで、日陰にも強い。バラの下草として適した植物たちですね。

あれこれと欲張らずに・・・。湿気の多い日本の、湿気の多い山に住んでおりますと、植物が根腐れすることもあります。また、テッポウムシに食われバラが死ぬこともあります。傾斜地(山)ですので、風当たりは強いけれど、風通しは悪い。土は最悪。そんな中でガーデニングを人生最良の趣味としてきました。試行錯誤の結果、得たものがあります。それは・・・

「空スペース&マイナスの美学」

植木鉢が並ぶ庭。歩く場所もないほどに花が植えてある庭。いろんな庭がありますが、湿気の多い日本・土地には、風の通り道が必要だと思うに至りました。現在では、「空スペース」を大切にしています。また、増やすのではなく、毎年頼んでもいないのに律儀に登場してくれる義理堅い植物を大切に育てたいと考えるようになりました。春なら、紫花菜やオダマキ、水仙でしょうか。





群生すると美しいです


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バラ色の時間を労を少なく得る方法 ナマケモノ&大雑把な人必見!

2014-06-05 15:55:29 | 花図鑑 ~日陰の植物~
今、毎日がバラ色です 庭を見ては、ウットリ&ため息の日々。幸せを感じる毎日です。



実際は、もっとキレイです。イングリッシュローズ「コンスタンススプライ」とクレマチス「ジョセフィーヌ」とオールドローズ「ポールズヒマラヤンムスク」と「バエリガータデボローニニャ」たちが、このシーンの出演者。今年の大雪で、ポールズヒマラヤンムスクは、花を前に大剪定をしなくてはなりませんでした。アーチが重みで倒れたのですが、それでも残った枝にキレイな花が咲いてくれました。

有難う。来年は、もっと上手に剪定するからね。そして、EM生ゴミ堆肥もあげるからね。

そんな言葉をかけています。このバラたちは、無農薬・無化学肥料栽培です。有機肥料もなし。それでも、これだけ美しく咲いてくれました。

さて、様々な用事で、日々忙しくしておりますが、そんな生活の中で、手間をかけずに美しい庭を保つには?という難問に取り組んでおります。そして・・・ある意味成功しました。



小路をカーブさせていますので、奥行きのある場所もあります。一番奥は、壁面につるバラを這わせています。手前にもバラがありますが、高さは低めに剪定しています。この間を埋めるのは、各種ホスタです。



一番奥のホスタは、背丈が高いもの。手前は、それよりも低いものです。



手前には、アルケミラモリスが並びます。どれも日陰に強く、バラの下草に最適です。ホスタもアルケミラモリスも、みっしりと咲くので、雑草が生えません。時々飛び出してきた雑草を抜けばいいだけです。

ものぐさ&大雑把な性格の人にピッタリですね



アチコチ、バラが咲いた後、手が届かないような奥地には、ホスタを植えています。とても丈夫で、毎年株が増えます。春に株分けすれば、大きさを保つこともできます。葉っぱも様々な色柄形があります。

乾燥した日が続く時は、抜いた雑草を植物の間に置きます。すると、カリカリになりますので、少し土を掛ければ、立派な肥料です。お金も労力も、化学肥料も農薬も要らないのです

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バラの下草に最適!丈夫で日陰に強い植物たち

2014-05-21 14:17:18 | 花図鑑 ~日陰の植物~
バラも野菜も・・・すべて無農薬無化学肥料で栽培をしておりますが、何も問題なくスクスクと成長してくれています。無農薬だと昆虫も多く、それを観察するのも楽しいものです。

さて、バラには棘があります。できるだけフェンスやアーチに這わせて育てていますが、花壇の奥になると、草むしりも大変。できるだけ手間要らずで花壇の管理をしたいものです。試行錯誤の末、バラの下草に最適だと思うに至った植物たちがあります。



まずは、ホスタ各種。とにかく、ホスタ大好きなので、たくさんの種類のホスタを植えております。丈夫で、広く葉を広げるので雑草も生えません。日陰にも強いので、下草に最適です。これは、ホスタ3種。皆美しい葉です。



大人気のオルレイアです。毎年こぼれ種から咲いてくれます。とても丈夫でキレイ。



ワイルドストロベリーです。イチゴと同じでランナーをだし、ドンドン広がります。丈夫です。



桜が舞い散る季節に撮った写真です。「ペニーロイヤルミント」です。とても良い香りがします。この香りが虫除けになると言われています。ペット用のノミ避け首輪等の中にポプリが使われていることがありますね。ミントですので、とても丈夫に広がります。



懐かしい光景です。もう2頭は譲渡して・・・4頭揃うことはありません。梅の木の下でお昼寝したことを記憶していてくれるかなぁ?大変でしたが、とても楽しい経験でした。といっても、まだ2頭いますので、日々仔犬育てに奮闘中です

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バラの下草たち ~ホスタとオルレイア~

2013-06-20 09:52:01 | 花図鑑 ~日陰の植物~
私の家の庭には、たくさんの種類のホスタがあります。ホスタ(ギボウシ)は、日陰に強く、とても丈夫です。バラとバラの間や手前など、なかなか雑草取りに行けない場所などに植えると、お手入れが簡単になります。なかなか行けない=行くと「ちょっと待て!」とばかりに棘に引き止められる




これも少し前の写真です。バラが蕾ですので。。





実は、ホスタマニアです 花ではなく、葉の魅力。微妙に違う葉の色・カタチ・開き具合・立ち方・背丈等など。

そして何より、植えっぱなしでイイところが、合理性を重視する(大雑把?)な私にピッタリ。数年で大株になりますので、クリスマスローズ同様に、株を分けて植えればドンドン増えます。ただ、芽が出たばかりの頃でないと、キレイに葉が広がりません。冬には葉は消えますが、ちゃんと春には出てきます。病虫害にも強い、最高の植物です。

昨年、数種追加しましたが、その中で期待の新人は、有名な「寒河江」と「グァバモール」です。素晴らしい葉っぱです





写真は、オルレイアです。こぼれ種で増えて増えて・・・庭中オルレイア?のような感じです。繁殖力はすごいですね。また、キレイですし、清楚な白がバラを引き立ててくれます。

この他、宿根草のゲラニウムも下草にピッタリですね。

過去、いろんな花を植えましたが、日当たりの悪さや粘土質の土壌など悪条件のためか・・・消えてしまった花も多い。最近では、そんな悪条件の中、毎年律儀に飛び出してくれる丈夫な花を大切にしようと思うに至りました。年・・・でしょうか

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堅実な花、水仙の魅力

2012-05-03 07:55:26 | 花図鑑 ~日陰の植物~
もし水仙銀行とチューリップ銀行があるとすれば・・・どちらを利用しますか?

最近、そんな変な質問を投げかけていますので、ご注意ください

チューリップは、形も色も可愛らしく変化に富んでいます。春には、可愛い姿を見たくなります。水仙は、いろんな種類があるとはいえ、チューリップほどではありません。でも・・・植えっぱなしで増えてくれます。チューリップは球根を掘り上げないと数年で消えてしまいます。花里花壇のような土の良くない場所では翌年も出ない。ターシャ・デューダ―さんは、掘り出さずに、毎年追加していたそうですが、合理的に考え、このような手法をとる人も増えているようですね。

ということで、もし水仙銀行とチューリップ銀行があるとすれば、私は迷わず水仙銀行を利用します 植えっぱなしで確実に毎年増えるのです。でも・・・チューリップ銀行も魅力的ですので、多少のリスクを覚悟の上で、少々利用しますか。そんな説明の仕方を考え一人喜んでいます。





今、一番のお気に入りの水仙「アイスキング」です。アイスキング 見事なネーミングです。




南国気分にさせてくれる水仙「タヒチ」です。色が鮮やかで花壇でも映えます。




「オレンジフルグレス」です。オレンジ色がとてもキレイ。





「アプリコットホイール」です。淡い色合いが素敵な水仙。





名前を記憶するのって大変です。写真は、ブログにアップして保存すると便利です。





これは、全部自宅の水仙です。労コスト(ローコスト&手間をかけない)なガーデニングを目指していますので、必ず生えてくる水仙は強い味方です。ミッシリと増えた時には球根を分けて、ちょっと離して植えれば水仙ガーデンをつくることができるでしょう。堅実で必ず約束を守る・・・それが水仙の魅力。

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