特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

2015年、お世話になりました。良いお年を♪

2015-12-31 21:57:02 | 福島県県南保健所 出所動物
今年も残り約2時間となりました。来年で、3.11大地震より5年が経ちます。震災時、福島県は全国の方々に助けていただきました。その恩返しがしたいと始めた「動物愛護」活動ですが、1年を振り返れば、また全国の方々に助けていただきました。本当にありがとうございます。ネットのご縁と言いながら、心のこもった応援をたくさんいただきました。感謝しております。皆様の応援がなければ、命を救うことができません。ありがとうございました。



大手術をした老犬夏次郎は、現在歯の治療中です。とても元気です。



こちらも老犬ウルフ。心臓が弱っており、少し前には「助からないかも」と先生に診断されましたが・・・元気です!心臓の発作を何度も繰り返し起こしています。いつお別れが来るかもしれませんが、とにかく一日を大切に楽しく生きてほしいと思います。ガス室で震えながら最後を迎えるなんて終わり方は絶対にさせたくありません。



先日出所した老犬ジェイクです。老犬です。なかなか可愛いお爺さんです。



こちらも先日出所した老犬オリヴィアです。骨盤骨折していたようで、今もよろめきます。ウンチの時、踏ん張ると後ろに倒れます。それでも、楽しそうにしています。



こちらも先日出所したアビーです。とてもフレンドリーな若い犬です。不妊手術・マイクロチップ装着を終えました。新しい飼い主様との出逢いを待っております。



TNRを開始した直後の2年前に手術したメス猫ラーラ。肝臓から大出血、3時間半もの大手術となってしまったため、長く生きれないと思いリターンしませんでしたが・・・今も生きてます。老猫です。いつ最後が来るかわからないので、一日を楽しく生きてもらう努力をしています。



小さな可愛い子犬が、25キロの大型犬になって戻されました。傷心のメアリー、サークルに入らず困っていましたが、ベテラン訓練士さんのアドバイスにより、心を通い合わせることができました。今では自分からサークルに入りお座りして待っています。心の傷をいやして、躾をしてから、新しい飼い主様を探します。



車に激突し、道の真ん中に倒れていた仔猫セーラ姫。堕天使セーラは、天国へ帰る時間が決まっているようです。1歳半の今も1.8キロのミニ猫セーラ姫。悪性リンパ腫・・・天国へ帰る日が近付いています。最後のお正月、たくさん想いでを作りたいと思います。

1年間本当にありがとうございました。登場しなかった保護犬猫、来年登場しましょう。

良いお年をお迎えください





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昨年夏に続き、また! 表郷地域で老犬が捕獲収容!!

2015-07-19 12:56:19 | 福島県県南保健所 出所動物
6月26日、白河市表郷地域で、1頭のミックス老犬が捕獲収容されました。昨年の夏、この犬に似た犬が表郷地域で捕獲収容され、8月に亡くなりました。首から大きな腫瘍をぶらさげていました。このような老犬や病気の犬の飼育を放棄する人が時々います。悲しいことです。



ペットも年を取ります。介護が必要となります。最後まで面倒を看れない人は、最初から飼わないことです。

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県南保健所出所犬「夏次郎」の腫瘍と病状

2015-07-19 12:45:42 | 福島県県南保健所 出所動物
先日、県南保健所で一番収容期間の長い老犬を引き取りました。名前は「夏次郎」にしました。



約1年4か月もの抑留をしてくださった保健所の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。通常であれば、とっくに殺されていた夏次郎です。



夏次郎は、皮膚疾患がありますが、伝染性はないそうです。



肩には腫瘍があり、破けたためか膿が出ています。その他、歯から腐った臭いが強烈にします。現在、抗生剤を服用しています。また、皮膚のお薬もつけました。ガリガリですが、食欲はあるので、できるだけ体力をつけさせて、1か月後に腫瘍摘出手術を致します。

老犬は、譲渡も難しいために看取りとなるでしょう。医療費もかかります。だからといって、簡単に殺す社会ではいけません。世の中には、飼い犬の最後を看ない人がいます。飼い主に恵まれず、1年以上もの間抑留されていた夏次郎にも「心」があります。保健所から来た犬たちは、最初は無表情です。ただ、オヤツが欲しくて甘えてきますが、ここが安心な場所で、愛されていると感じだすと、笑顔になります。オヤツがなくても甘えてきます。皆、心がある動物です。

当会は、貧乏な団体ですが、福島県の殺処分をゼロにしたいと頑張っております。老犬や病気の犬は、当会が出さなければ出る可能性はなく、今後医療費等も増えてくると思われます。また、良質なフードを与える必要もあります。

物資のご支援、ご寄附をお願い申し上げます。

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ゴールデン金太郎、幸せをつかみました!

2015-07-19 12:10:40 | 福島県県南保健所 出所動物
昨年の大晦日に、矢吹町で捕獲され、保健所に収容されたゴールデンの金太郎。血尿が続いてるということで、当初予定していた古株の犬ではなくゴールデン金太郎を引き取りました。衰弱した犬を想像していましたが、意外に元気。食に貪欲で、ご飯が待ってると思うと、思いっきり引っ張りダッシュ!2度ほど転倒しました。道路の真ん中で抱き着いてくる金太郎。後ろから痴漢のように抱き着いてくることも度々ありました。大型犬だけど心は小さな子どもです。

そんな金太郎は、どの犬とも仲良くなりました。本当に優しい犬でした。5月13日に出所した金太郎は、6月14日に、東京都民となりました。長くイギリスに住んでいたというセレブなママさんが、新しい飼い主様です。東京の一戸建て住宅で、フリーで家の中を走り回っています。問題行動も多々ありますが、すべてを受け入れていただきました。新しい飼い主N様には、感謝の気持ちでいっぱいです。



食いしん坊の金太郎は、こうやってご飯を待っていました。トリミングして毛玉をカットしてからは・・・



心なしか嬉しそうな表情の金太郎。



後ろから見た姿です。



金太郎には人を笑顔にさせる力がありました。



誰とでも仲良くなれました。バンビは金太郎が大好きでしたよ。



弱虫カチューシャは、最初は金太郎を怖がって逃げ回っていました。そんな時は、大切な自分のオモチャをカチューシャの前にポンと置くんです。優しい優しい金太郎です。



オモチャ大好き



小型犬びぃが大好きな金太郎でしたが、びぃは逃げ回っていました。犬達の表情が面白い。



そして、たくさんの思い出を残して、金太郎は東京へと旅立ちました。当日は、ボランティアさんのWさんとSさんに搬送をお願いし、3人で東京へと向かいました。



搬送ボラのSさんにリードを持っていただきました。女性の力では本当に辛い引っ張りでした。



ところが、新飼い主様のアドバイスに従うと、突然賢くなってしまった金太郎坊や。



室内犬です山ほどのご馳走をご用意していただき、帰りにご支援品までいただきました。ご自宅は、高級家具に囲まれていましたが、家具が壊れようが家が傷もうが覚悟の上とのお言葉に、大感激しました。

やはり、都会の方は意識が違いますね。あの金太郎をフリーで飼育していただけるとは・・・。その上、職場にも一緒だそうです。24時間、金太郎と一緒の生活をしていただいてます。こんな良いお話は、ネットのご縁でした。ネットってすごいですね~

現在、最高の医療を受けていただいてます。今度は精密検査をするそうです。とても難しい病気の可能性もあるそうで・・・医療費を考えると本当に申し訳ない気持ちになります。その上、食事は手料理!あの金太郎が、食べ残すようになったそうです。どれだけ食べさせていただいたのか・・・格安食パンを与える時、手まで食べそうになり怖くて投げ与えていた金太郎が

現在、N様とは親しくメールの交換などをさせていただいております。本当に良い方です。飼い主様とは、犬が生きている間、できればその後も、長いお付き合いをさせていただきたく思っております。渡して終わりの団体ではありません。常に、当会から出た犬は、何かあれば引き取る覚悟をしております。それをお伝えしましたら、家の玄関を入った犬はお戻ししませんとの強い決意をお聞きしました。動物保護活動は、地方では理解者支援者も少なく本当に大変ですが、1頭を幸せにしようとするボラと新飼い主様と・・・熱い想いで団結できた時、言葉にできない感動があります。

そして、N様より、「早く次の犬を出してあげてください」の有難い言葉をいただきました。都合により遅くなりましたが、先日、一番抑留期間の長い犬を引き取りました。N様は、金太郎だけでなく、次の犬「夏次郎」も助けてくださいました。感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。

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2015年5月31日(日) 保健所出所犬の譲渡会

2015-05-30 08:44:35 | 福島県県南保健所 出所動物
明日、2015年5月31日(日)、午前10時~12時(12時終了というよりも12時撤退です)、当会主催の譲渡会を開催致します。

当会の保護犬メンバーは、



イケメン聖夜



仔犬から成犬へと成長してしまったバンビ



柴犬メイ



ミックス犬パンチ!



ゴールデンの金太郎です。

金太郎は、治療中のため、不参加となります。

コメントをいただいた郡山市の大学生さん!来場いただけるとのこと有難うございます。ただ、コメントいただいたのが、昨年の保健所主催譲渡会記事でしたので、心配しております。当会主催の譲渡会は、仔犬はおりません。もし誤解があれば申し訳なく思いますが、ぜひ来場いただき、犬達に会っていただきたいと思います。

人との出逢いもご縁ですが、犬との出逢いもご縁です。運命の出逢いがあるかもしれませんし、ないかもしれません。当会は、愛する子どもを養子に出すような気持ちでありますので、譲渡した後も、天国へと旅立つ時まで、ご縁を大切にしたいと考えております。

犬がいる生活は愉しいものです。犬なしの生活なんて考えられません!毎日笑わせてくれます。困らせてもくれます。犬を助けたようで、実は人間が助けられているように思います。犬が運ぶ皆様とのご縁を楽しみに、本日は、犬達のシャンプーデー

※当日連れ帰ることはできません。
※譲渡に関しては、誓約事項・医療費の一部ご負担があります。
※犬が興奮するといけませんので、犬連れのご参加はご遠慮ください。

●猫に関しては、明日は不参加となるかもしれません。もしご希望があれば、連れに戻ります!
今後は、猫の性質を考え、別の方法を検討していきたいと思います。譲渡会場では、猫が可哀想。譲渡目的の猫カフェも真剣に検討したいと考えております!

当日のボランティア募集中です。
9時45分までに現場集合でお願い致します。

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