特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

里親のためのレスパイト・ケア

2009-10-12 15:56:52 | 養育里親制度



レスパイト・ケアをご存じですか?
これは、児童を委託養育している里親のための制度だそうです。里親にレスパイト・ケアが必要になった場合に、委託児童を児童養護施設や他の里親(あらかじめ定めておく)に委託するもので、期間は年間7日間だそうです。ちょっと少ないですね。

里親に関しての暴言を何度か耳にしたことがあります。悲しいことに、児童福祉のプロと称される肩書きを持つ人からでした。「手当がでる」とか何とか言ってましたが、何も知らないことがわかり別の意味で驚きました。また、いまだに養子縁組目的だと思っている人も多いようです。
一般的に、里親さんはボランティアとして子どもを預かりますが、現在は虐待などで保護される子どもが多く、昔と違って養育も難しいようです。心の傷からくる問題行動もよく耳にしますが、里親さんたちは勉強会を開くなどしており、知識も豊富な方ばかりです。以前、児童福祉関係者数人に質問し、具体的な回答を得られなかったことについて、ある専門里親さんは即座に的確な回答をくださいました。その経験と知識は大変に貴重なものであると思います。これを社会は理解していないようですが。

里親には手当が支払われますが、多くの場合、子どもの塾代や進学費用の積立などに充てられると聞きます。実子同然に育てた場合、塾や習い事にも通わせたいでしょう。私立の学校を選択するケースもあるでしょう。このような場合、足りない部分は「持ち出し」だと聞きます。本当に人生をかけたボランティアです。

ボランティア・・・様々な分野のボランティアがあり、この世界にも権力闘争があることを知り驚きましたが、ボランティアをする人の中には「1円も出費したくない」人や「暇だから友達を探したい」人や「解雇され仕事がなくお弁当を食べれるので」という人など様々な人がいろんな思惑を持って参加することもあるようです。これと里親さんを一緒に考えた場合、理解不能となるでしょう。理解できないから除外する・・・これが現在の状態であると感じています。自分のお金を使ってまで、24時間他人の子どもを育てるなんて何のために?と理解できない人が殆どなのです。それには、宗教の違いもあるでしょう。日本は血縁を重んじますから。しかし、そんな日本にも社会貢献として里親をしている方々が存在します。この大変な社会貢献をする方々に、もっと休暇をあげてもいいのではと思います。行政も社会も政治家も、里親さんを「利用」「活用」するばかりではなく、もっと実情を知る必要があると思います。時々、「里親制度を活用する」という言葉を耳にし、心のない表現だと感じ悲しくなります。





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子ども虐待防止のオレンジリボン運動

2009-10-10 19:39:13 | オレンジリボン運動




子ども虐待防止のためのオレンジリボン運動をご存知ですか?
私たち白河花里倶楽部は、この運動に参加しています。毎年、市内各地にポスターを貼りリボンを配布しています。現在は、市役所や図書館・公民館に常時配布箱を設置させていただいております。

リボンを通しての啓発活動は、様々な分野で行われています。拉致被害者のブルーリボン、エイズの赤いリボン、乳がんのピンクリボンなど。
いつも思うのですが、本人や家族の問題は啓発も進み、行政や政治も動きます。しかし、オレンジリボンは、この問題だけは、本来は動いてくれるはずの親が加害者なのです。誰かが代わりに動かなければ問題は解決しないし改善されません。
自分や家族の命も大切ですが、弱い命は社会が守らなければなりません。ぜひ子ども虐待防止のオレンジリボン運動にご協力ください。
この問題を何とかしてほしい。その意思表示はオレンジリボンを胸につけることです。政治を行政を動かすには、たくさんの人の声が必要です。誰もが温かい家庭で育つべきだと知りながら、里親制度は軽視され普及しません。子育て支援(親がいる子どものための)には、たくさんの予算が組まれます。しかし、親から虐待を受け保護された子どもたちにはどうでしょうか。満杯の施設で過ごすだけで心の傷が癒えるのでしょうか。
この問題に関心を持ってくださるようにお願いいたします。10月11月、ぜひオレンジリボンを胸につけてください。

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「ふれあいウォークin白河」参加

2009-10-10 19:02:03 | イベント参加


本日10月10日(土)、白河市お城山公園で「ふれあいウォークin白河」が開催され、花里倶楽部も参加しました。





今回の実行委員長は、白河花里倶楽部代表です。写真は開会式での実行委員長から挨拶。スポーツウェアですので実年齢より少し若く見えます(笑)





他に、白河市教育長の挨拶とスポンサー代表としてロータリークラブ会長の挨拶がありました。





10月10日は晴れることで有名な日ですが、本当に晴れました。先日の台風が嘘のようです。午後、少し雨が降りましたが、殆どのイベントが終わった頃でした。
写真は小峰城です。このお城のあるお城山公園で開催されました。





白河花里倶楽部は、オレンジリボンのポスター及びリボンの掲示配布と、来月主催する講演会のポスターを掲示しました。また、当会の代表及び理事には長年ボーイスカウト活動を通じて青少年の教育に携わってきた者が何人もおります。今日は、ボーイスカウト出身の若者もボランティア参加し焼そばを焼きました。写真右のオレンジのジャンパーの方は地元市議で、飛び入りで焼きそばを焼いてくださいました。ありがとうございました。

事務局及び関係者の方々は、この日のために何度も会議を重ね、また数日前から大変な作業をされていました。ご苦労様でした。本日の参加者は市民約300人とスタッフ約200人だそうです。盛大なイベントとなりました。

皆さま、ご苦労様でした。代表は現在お疲れ様会に出席中です。

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サルビア・アズレア

2009-10-09 11:35:46 | 花図鑑 ~ハーブ~


「サルビア・アズレア」は、シソ科サルビア属の耐寒性多年草。耐寒性ですが、園芸店の本には-12℃とあります。今年庭入りした花ですので、初の年越しとなりますが、この温暖化ですから大丈夫でしょう。別名「スカイブルーセージ」の名の通り、花は澄んだ空の色をしています。花期は夏~秋、草丈は約1メートル。





枝は柔らかく細いので、支柱が必要です。現在、自宅花壇で桃色のクレオメと一緒に咲いていますが、空色と桃色は相性も良く、素敵な光景となっています。「世界にひとつだけの花」という歌がありますが、本当にどの花も個性的で美しい。その中でも、ド派手な一人勝ち!みたいな花よりは、他の花と互いに引き立て合うような色合いの花が好きです。アズレア・・・本当に素敵な花色ですね。

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クレオメ

2009-10-09 11:18:18 | 花図鑑


「クレオメ」は、フウチョウソウ科の春まき1年草。花期は7~9月、草丈は約1メートル。日当たりと水はけの良い土を好みます。加湿は苦手。





これは現在の事務局庭に咲くクレオメ。今年になり大規模な改造を一人で行っていますが、そのため植え場所がなく種まきが遅れました。それでも咲いてくれましたので嬉しさも倍増しています。ちなみに、花里ガーデンでは昨年のこぼれ種から発芽し、夏に咲きました(終わっています)。こぼれ種というのは不思議です。自分の咲き時期に現れるのですから。





事務局は間引くのが苦手です。これでも他の場所に移植したんですが、まだ密集しています。直播しましたが、たくさん芽を出してくれました。土が合えば楽な花です。それにきれい。これはピンクですが、どの色もきれいです。主張しすぎず、それでいて個性的な花。大好きです。あぁもっと広い庭があったら・・・と思います。



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