特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

オレンジリボン無料配布袋

2009-11-14 12:59:25 | オレンジリボン運動



11月も半ばとなりました。今月は児童虐待防止推進月間です。厚労省の窓にはオレンジリボンの形の模造紙が飾られたそうです。私たち花里でも広く多くの人にオレンジリボン運動を知っていただきたいと考えています。





先日は合併後白河市となった表郷・大信・東の各地区支所や公民館や図書館にポスターの掲示をお願いしてきました。また、ポスターには上の写真のような袋をつけオレンジリボンを無料配布できるようになっています。他、市内病院や銀行などにも掲示をお願いし、快く承諾していただきました。ご協力に感謝します。

11月となれば来年の事業計画もしなければなりません。また、失業者の方々から相談を受けることもあり、早急に何とかしなければと考えていますが、本当に難しい問題です。昨年は失業者支援ということで公道の美化活動などを行いましたが、管理者の存在が絶対に必要になります。支援する人と一日同じ仕事を無償でするスタッフが必要なのですが、皆が仕事を持っている場合大変に難しい。今後、有償で常時働くスタッフを配置する必要が出てくると思います。優秀な若者の中で社会貢献意識のある方に働いていただけたら嬉しいのですが、問題は財源です。


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市役所オレンジリボンコーナー

2009-11-11 16:54:16 | オレンジリボン運動


白河市役所の1Fロビーにはオレンジリボンコーナーがあります。





講演会が終わったのでポスターをはがしに行くと、すでにはがしてありました。早速、新しいポスターを掲示してきました。ついでに、ラティスに絡んだフェイクツタをきれいに飾りつけしておきました。

また、今年10月1日から開始された「児童相談所全国共通ダイヤル」の案内も掲示しました。ちなみに下記番号です。

0570-064-000

秘密厳守、匿名可だそうです。

花里倶楽部では、市役所・中央公民館・図書館に常時オレンジリボン配布箱を設置していますが、それを広く伝えるために、ポスターの下に説明書きを貼っています。誤解をさけるために、皆さまの寄付により作成し無料配布していると書き入れました。当然のようですが、知らない人も多いと思います。


オレンジリボン運動も5年目となりました。もう5年という感じです。当時、日本中がホワイトバンドを詐欺のような目で見ていたことを思い出します。私自身、ネット等を通じて多くの人に紹介していましたし、自分も身につけていました。ホワイトバンドに関して苦情を言った多くの人たちは、代金の殆どが寄付だと誤解したそうです。現在、NGO団体の重要な活動である「アドボカシー活動」を理解していなかったこともあるでしょう。政策提言は現場を知っている人にとっては大切な活動だと思いますが、5年前の日本では理解されていませんでしたね。その騒ぎの後にオレンジリボンキャンペーンをネットで知り、早速参加申し込みをしました。この活動は「無料配布」が基本ですので、政策提言が広がっていない日本にはピッタリだと思ったわけです。現在、オレンジリボンや各種リボンには「バッジ」もあり、オレンジリボンバッジは500円で購入することができます。私も持っていますが、活動としては「無料配布の布リボン」に固執しています。バッジにしてもリボンにしても付けなくなる人は付けなくなる。行政の方々は、ネームに布リボンを入れてくださっていますが、これなら通年付けていただけます。事実、県南保健所の担当課の方は5年前のリボンをネーム入れに。。感激した当会代表は、新しいリボンをお渡ししなかったそうです。

また、やたらにリボンを渡すのはどうかと・・・考えています。環境問題についても深く考える花里としてはゴミを増やしたくない。このような理由から関心のある人の手に渡るように設置箱を用意しています。また、今月からはリボンに啓発の紙をつけています。これには上記児童相談所共通ダイヤルも書き入れました。今月は、ポスターにリボンを入れた袋をつけるなどしていきたいと思います。




コメント (2)
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里親講演会『里親という生き方』報告

2009-11-09 15:34:40 | 養育里親制度



11月9日(土)、白河市中央公民館で白河花里倶楽部主催により里親講演会『里親という生き方』を行いました。講師は福島県里親連合会副会長幕田ご夫妻です。幕田様とは、県主催の里親講演会で初めてお会いし、その人柄に魅かれ、白河市で講演をしていただきたいと願っていました。2年前、そのようなお願いをしながら、こちらの勝手な事情で叶わず、今回また無理なお願いをさせていただきました。断られても仕方ないような状況の中、本当に快くお引き受けいただきました。本当に素敵なご夫妻です。

福島県各地に里親会がありますが、県南地区(須賀川を除く)にはありません。また、長年里親不在(養子縁組目的ではない)であったために、里親制度を理解しない風土となっているようです。その中、各関係機関などにポスター掲示をお願いし、市内各地に掲示して歩きましたが、反応は良くありませんでした。「?」という表情を何度されたことでしょう。残念ながら、里親制度を知っていただかないと困るというような立場・職業の方までもが「?」です。これは30年前の都会と同じなのではないでしょうか。県北から起こしいただくご夫妻に申し訳ない気持ちでいっぱいで、ご夫妻の優しい笑顔を見た時には涙が出そうになりました。本当に里親さんは心の温かい方ばかりなんです。





講演会参加者の人数は少なかったのですが、真剣にお話に耳を傾けてくださる方ばかりでした。そして、講師の優しさあふれるお話に皆さん心和んだようです。こんなに優しい人がこの世にいるのか・・・いるんです。血のつながらない子どもを実子と同じように育てる人たちがいるんです。感動しました。素敵な講演でした。

不思議ですが、里親さんとお会いするたびに優しさに圧倒され、涙が出るほど感動します。優しさがオーラとなって数メートル四方に漂っているような感じ。優しさって人を感動させるし、心を癒すパワーがあるんですね。また、県北から応援に駆けつけてくださった里親さんご夫妻もいらしゃいました。どれだけ里親さんたちに慕われているのかがわかり、またまた感動。こちらの里親さんも優しい方で、ご縁に感謝しています。

里親制度は里親さんに会えば簡単に理解できます。優しいんです。とにかく優しい人たちなんです。講演会終了後、里親会への加入を申し込まれた方が。まずは里親登録をと説明させていただきましたが、この気持ちわかります。また、他にも里親に関する問い合わせがあり、今後白河の里親が増える気配を感じました。白河里親会も夢ではなくなりました。

オレンジリボン発案者の里親さんに出会ったことから長年里親不在の土地に里親が生まれました。そして、また里親さんの講演により里親が生まれそうです。里親さんの優しさが伝われば里親は増えることを確信しました。全国各地でこのような里親講演会が行われたなら日本の里親制度も前進するのではないでしょうか。小さな講演会が白河児童福祉史上、画期的な1歩となったことに勇気を得て、今後も活動に力を入れたいと思います。また、行政機関もこのような活動に協力をしていただきたいものです。他のイベントや講演会では行政から電話でお誘いを受けます。「共催」でなければ動けない。「共催」となるには規定がある。等など、難しい問題もあるようですが、これこそ行政が力を入れる問題であると信じ、関係各所に陳情をしていきたいと思います。この日の講演会には地元県議が会議を抜け出し参加してくださいました。県議には里親制度及び児童虐待問題の重要性を理解していただけたようです。今後の県議会に期待したいと思います。昨年は犬猫殺処分場を視察していただきましたが、今度は里親家庭の視察を陳情したいと思います。





小さな講演会も活動も多くの方々の協力があってこそできます。講演会のポスターは、グラフィックデザインを仕事とする知人がボランティア価格で引き受けてくれました。格安の上にダメだしありの我儘団体です。でも、こんなに素敵なポスターになりました。心から感謝しています。また、後援をくださったオレンジリボン事務局(NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク)の皆さま、行政の皆さま、ボランティアの皆さま、心より感謝申し上げます。




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11月1日オレンジリボン全国一斉配布参加報告

2009-11-06 17:56:33 | オレンジリボン運動


11月1日、オレンジリボン全国一斉配布に白河花里倶楽部は参加しました。配布場所のマイタウンでは「食と職の祭典」が行われており、普段はシャッター街となっている中心市街地にも大勢の人が集まりました。





オレンジリボン事務局からオレンジリボンマスク・チラシ・ポスターを無料提供していただきました。この運動が始まった時にはすべて自費でしたので、本当に嬉しく思います。





厚労省のホームページにはオレンジリボン運動のことが載っています。また、今年も厚労省発行の児童虐待防止月間ポスターにオレンジリボンの説明があるようです。草の根運動時代(オレンジリボンキャンペーン)には、屈辱的な扱いを受けたこともあります。今となっては懐かしい思い出・・・でもないですが、悔しさをバネに頑張ってきました。また、何より大切なのは「小さな命」を守ることです。内閣府と厚労省の後援をいただいた活動となったことに感謝し、この運動を県内に広げていきたいと思います。

本日の国会テレビ中継で、長妻厚労大臣の胸にオレンジリボンがあったように見えました。他の方々もつけてくださるといいですね。





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オレンジリボン運動 1メートル80センチのオレンジリボン制作

2009-11-06 17:15:55 | オレンジリボン運動


11月は児童虐待防止推進月間です。

全国各地で様々な団体がオレンジリボン運動をしています。私たちは人口6万程度の財政難の小さな市の小さな団体ですので、大きなイベントなどは難しいのが実情です。それでも、広く多くの人にオレンジリボンを知ってほしいとの思いから、低予算でできることを考えました。

まずは、オレンジリボン運動公式ホームページにあった他団体の活動を参考に「オレンジリボンツリー」を作成しました。このツリーは白河市役所と白河市中央公民館に設置しています。写真は白河市役所1Fロビーのオレンジリボンコーナー。市担当課のご厚意でコーナーまでつくっていただきました。ラティスは以前からあったものですが、リボン配布箱を置くために、担当課の方々がラティス両側に台をつくってくださったそうです。ご協力ありがとうございます。





また、私たちは市内小学校前の約100坪ほどの土地の管理を委託し、花壇としています。狭い道路ですが通行量も多く、花壇は道路沿いに長いもので・・・





ベニヤ板にペンキを塗って看板を作りました。費用は約3千円。





ベニヤ板を縦に全部使ったオレンジリボンです。1メートル80センチありますので、かなり目立ちます。小学校の子どもたちが「オレンジリボン運動だってー」と叫んでいました。

啓発・・・まずは注目を集め関心を持ってもらうことだと考えました。「あれ何?」から始まり、オレンジリボンのことを知ってもらう。それから虐待について考えてもらう。近所などで虐待が疑われる家庭があれば通報してもらう。

早期保護は重要だと思います。しかし、保護された後のことを考える人は少ない。ぜひ、保護された後のことにも関心を持ってください。







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