れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

サンザシの花

2013-05-10 05:38:30 | 野の花日記

サンザシ(山樝子)の花
<バラ科サンザシ属>


中国原産で江戸時代に薬用木として渡来した。
よく枝分かれし、小枝の変形した棘が多い落葉低木。
本来は白色の花だが、
これは園芸種。
は倒卵形で基部はくさび形
春、枝頂に白色の五弁花を散房状につける
果実は赤または黄色に熟し健胃・整腸剤とする

キリストの荊冠はこの木で作られたと伝説にある
冠をかぶせられたとき飛び散ったキリストの血は山査子を清めたとして、
この木は厄除とされるそうだ。

<俳句歳時記>春
山樝子(さんざし)の花
(メイフラワー・花さんざし)

さんざしの花の樹頭に朝の空気   山城 達子

少年の牙はさふらんそしてさんざし 阿部 完市


花さんざし近くて遠き子の心     丸山 海道

山樝子の赤が誠を責めてをり    後藤比奈夫

花さんざし斧のこだまの消えてなし 神尾久美子

 

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