れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

サクラタデ(桜蓼)とボントクタデ(凡篤蓼)

2020-10-13 06:05:17 | 野の花日記

サクラタデ(桜蓼)
<タデ科タデ属>
今の時期、タデ科に会いたいと思うのだが、
なかなか思うようにいかない。
いまだにタデ科はよく解っていない。
サクラタデはタデ科の中でも、華やかなのですぐ解ります。

水辺にはえるとあるが、私は家のプランターに植えているが、
今年はあまり元気に咲いていない。

イメージがちょっと違うが、これは水辺に生えていたサクラタデです。
葉は披針形で長さ7~13センチ、短い葉柄がある。
両端は尖り、両面に短い毛がある。
鞘状の托葉は短い筒形でふちに長く堅い毛がある。

白色に写っているが、実は淡紅色。花穂は細長く、やや密に花をつけ、
上部は垂れ下がる。

萼は深く5裂し、長さ5~6ミリで淡紅色を帯び、花が美しいので
サクラタデの名がある。

ボントクタデ(凡篤蓼)
<タデ科タデ属>
植物学者の牧野富太郎はボントクタデのボントクは
ボンツク(愚鈍者)の
意味で、薬味として食べるタデに似ているが、
葉に辛みがなく、間が抜けていることからこの名があると解説しています。

茎は高さ50~100センチになり、紅紫色に染まる。

ヤナギタデに似て同じ水辺にはえるが、見分けるのが厄介だが、
葉を食べてピリリと辛い方がヤナギタデで、ボントクタデは、
辛くないし、細かくて伏せた毛が生えている。

花がまばらにつく花序はは長く垂れさがる。

花は外側は紅色で内側は白い。
草丈は70~100センチ。葉に八の字の形の黒斑があることが多い。

アキノウナギツカミ、ヤナギタデ、ハナタデ、オオイヌタデ等々、
今年こそ、違いを覚えたいと思いながら終わってしまう。

 

 

 

 


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