れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヒメコウゾ(姫楮)・ナツハゼ(夏櫨)・ヤマモモ(山桃)の実・ヤブムラサキ(藪紫)・ハナイカダ(花筏)の実・ムシヒキアブ・ヨツスジ花カミキリ・俳句鑑賞

2024-06-20 15:14:38 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞


ヒメコウゾ(姫楮)
 <クワ科カジノキ属>
落葉高木。
和紙製造の為品種は改良されている。
葉は互生し、卵形または卵円形で先は尖り、基部は丸くて浅く縁は鋸歯がある。
表面はざらつく。


果実は球状で、赤く実が熟し、甘味がある。





ナツハゼ(夏櫨)
 <ツツジ科スノキ属>
落葉低木。
大好きな木の実の一つ。秋の紅葉も美しい。
葉は卵状長楕円形または卵状楕円形で長さ4~6センチ。
縁と両面に粗い毛がある。


本年枝の先に長さ約6センチほどの総状花序をだし、淡黄褐色の花を多数開き
液果は直径7~9ミリ球形で萼の後が大きく、黒褐色に熟す。
酸味があり食べられる。




大好きな秋の紅葉と黒く熟した実


ヤマモモ(山桃)
 <ヤマモモ科ヤマモモ属>
常緑高木。
葉は互生し、長さ6~12センチの倒披針形。
雌雄異株。


果実は直径1~2センチの卵形で突起が多く、夏に赤く熟す。



ハナイカダ(花筏)
 <ミズキ科ハナイカダ属>
落葉低木。
葉は互生し、長楕円形で、葉の表面の主脈の中央に淡緑色で4弁の小さな花をつける。
雌雄異株。
果実は直径7~9ミリの球形で黒く熟し甘みがある。






ヤブムラサキ(藪紫)
 <クマツヅラ科ムラサキシキブ属>
何と言っても、葉を触ってみればすぐ解ります。
ビロードのようにすべすべした感触の葉です。


ヤブムラサキの実は、毛がビツシリと生えた萼が残ります。


11月のヤブムラサキの実

※昆虫コーナー

※ムラサキシキブの花にヨツスジハナカミキリ


※残念ながら食われていたヤマトタマムシ


※交尾中のムシヒキアブ

アングルを変えて♪


※ハバチの一種


※丸まるとハバチらしくなります。


※アベリアの花にオオスカシバ


※ぷりぷりのオオスカシバ


※大切に友人からパセリの一株を戴いて、育てたつもりの
キアゲハは、脱皮不完全により、翅が中途半端のまま乾いてしまい、
身体の方を糸を引っ張って脱皮の手伝いをしたが、
人間になれなかった人魚のようでした。
一日、綿棒の水分と蜜で永らえていましたが・・残念ながら
儚くなりました。
食欲の細い子だったので心配していたのですが・・
残念でした。
今は、パセリの鉢に静かに眠っています。

《俳句鑑賞は夏の季語蛇(へび)》
     くちなわ・ながむし・青大将などと使う。
         


       結界へ昏睡の蛇かへしけり    柿本 多映





コメント (5)
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