メグスリノキ(目薬木)
<カエデ科カエデ属>
この画像はたぶん、11月初めの
高尾山、十一丁目茶屋の付近の紅葉だったような気がする。
なんか・このサーモンピンクがいい感じです。
カエデ属なので、モミジと同じような実が、ちょっと大きめで、
なります。
山地に生える落葉高木。
灰色の樹皮を煎じて洗眼薬にするので、この名がある。
若枝には皮目があり、灰白色の毛が多い。
葉は3出複葉で対生。
小葉は長さ5~12センチの楕円形で、縁に不規則な鋸歯がある。
裏面、特に脈状には灰褐色の開出毛が密生する。
別名チョウジャノキとも言う。
下は珍しいテイカカズラ(定家葛)の実
テイカカズラ(定家葛)
<キョウチクトウ科テイカカズラ属>
花はよく咲いているのを見るが、なかなかテイカカズラの実に
出会うことは少ない。
後白河帝の第3皇女の式子内親王は、歌人の藤原定家と契りを
結んでいたが、出家して死んでしまう。
それから40年後に定家も亡くなるが、
式子内天皇の墓は定家の執念による蔓にまといつかれていた
と言う話が謡曲にある。それでテイカカズラと言う名がついたとか。
花は、5・6月、枝先や上部の葉脈にまばらな集散花序を出し、
直径2~3センチの芳香のある花をつける。
始めは白で淡い黄色になる。花冠は筒状。
花は少しスクリュー状に捻じれる。
果実は長さ15~25センチの線形の袋果で、熟すと縦に裂け、
種子を飛ばす。
種子は線形で、先端に長さ3センチの白い冠毛がある。
花が咲く割には、実に出会うことが少なく私もよく探してみるが、
実に出会うことが殆ど無い。
そういえば・・キョウチクトウもまた、
実に出会う事がなかなかありません。形はテイカカズラに似ています。
休憩
ガマの穂
綿毛が風に乗って飛んでいきます。
★昆虫コーナーは、ルリタテハですが、幼虫もいます。
アジサイの葉の上に地味な蝶が・・。
あれ?もしかして??
実は、ここでは、翅を広げてくれず飛んでいきました。
ここでは、暫く待って日差しが暖かいので、
翅を広げるのを待ちました。ラッキー!
チョウ目タテハチョウ科
ルリタテハ属唯一の現存種。
ちょっと、ボケましたが、ルリタテハの幼虫です。
ホトトギスの葉裏にいたので、楽しみにしていましたが、
公園内だともっていってしまう人がいるようで,ここまででした。
今年は、少し虫の目”になってきたので、
ルリタテハにも何度か出会えました。
俳句は季語息白し
息白しやさしきことを言いにけり 後藤 夜半
そのままの情景かしら・・・。