れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ウメモドキ(梅擬)の実とイヌザンショウ(犬山椒)の実とユキムシ(雪虫)

2021-11-24 06:12:38 | 野の花と昆虫


ウメモドキ(梅擬)の実
<モチノキ科モチノキ属>
河口湖のペンションの前の林の縁に赤い実がなっていた。
これが解らなくて・・「教えてgoo」に写真入りで出した。
え?ウメモドキ?

ちょっと雰囲気が違うともう解らないのかと・反省。
そして、「教えてgoo」の選択肢に植物・昆虫が無い事を
知って、最初から花の名が解らない時には、頼みだったが、

もうそういうカテゴリーさえないことを教わり・
ショックだった。他のサイトで調べた方がいい事まで、
教えてくれた。もう野の花に興味を持つ子なんて
現代にはいないのか・。


落葉低木。山中や湿地に生え赤い実が枝にたくさんつく。
よく分岐し、葉は互生して長さ4~8センチの楕円形または卵状披針形で、
先は鋭く尖り、基部はくさび形。
縁には、細かい鋸歯がある。

表面にわずかに毛があり、特に脈状には長い毛が密生する。
雌雄異株。
果実は直径5ミリの球形で赤く熟し、晩秋から初冬にかけて
葉が落ちた後も枝に残る。


下はイヌザンショ(犬山椒)の実

イヌザンショウ(犬山椒)の実
<ミカン科イヌザンショウ属>
山野に生える落葉低木。
葉は奇数羽状複葉で互生する。


小葉は長さ2~4センチの長楕円形~広披針形。


7~8月頃、枝先に淡黄色の小さな花を多数開く。
雌雄異株。



果実は楕円状球形で2裂して光沢のある黒い卵円形の種子を出す。
サンショウに似ているが、花の数が多く花に花弁があること、
葉の香りが悪い事で区別する。

 

              休憩

天下茶屋の上を登っていくと御坂山だ。
あまり人は登らないのか?足場はしっかり作ってあるが、
それがかえって歩きにくい。枯れ葉落葉の中を歩いた。

★昆虫コーナーは安心して下さい。
今日はユキムシ(雪虫)です。

捕まえるのは楽なのだが・・

すぐつぶれてしまうので・優しく捕まえるのが難しい。

体長は5ミリほどで、全身綿毛に包まれたように見える実は
アブラムシです。

捕まえても、すぐ白い綿が落ちてしまいます。
このふわふわの物体は蝋(ろう)です。つまり油です。


寿命は1週間。熱に弱く、一度どこかに付着すると自力で飛ぶこと
が出来なくなり、そのまま死ぬ。
雪虫は春からメスの幼虫が生まれ、5月に成虫になり
そのメスが単独で子供を作り増やす。
成虫下雪虫は10月頃に飛び回りオスとメスが出会い、
成虫を産む。
白腺物質を分泌し、トドノネオオワタムシと言う。

    俳句は季語綿虫(わたむし)
  大綿(おおわた)・雪虫(ゆきむし)・雪蛍(ゆきぼたる)
  雪婆(ゆきばんば)とも言う。
  
  綿虫の綿の青さの日暮れくる  石田 響子

   綿虫(雪虫)は白い雪のように漂う・・
   深い秋の夕暮れの濃紺色に染まっている綿虫だろうか・・




コメント (2)
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