ハゼ(黄櫨)の実
<ウルシ科ウルシ属>
所々は紅葉していて綺麗だ。
羽状披針形の葉は緑色と紅色と混じっている。
白い実は少し扁平で愉しい。
山野に生える落葉高木。
葉は奇数羽状複葉で互生する。
小葉は4~6対あり、長さ5~10センチの披針形または
卵状披針形で先端は長く尖る。
裏面は白色を帯びる。雌雄異株
春に黄緑色の小さな花を多数開く。
核果は直径1センチの扁平形で白っぽい。果皮からロウをとる。
下はウバユリの実
ウバユリ(姥百合)の実
<ユリ科ユリ属>
花盛りの頃に、根元の葉が枯れることから、
歯無しにかけて、ウバユリの名があるが、
花の時に葉がある時も多くある。
ドライフラワーにしても愉しい。
中に翅のついた種子が折りたたまれてはいっている。
果実は茶色で3つに裂け種子は風に吹かれて飛んでいく。
休憩
いちょうは、黄葉に・・。
★昆虫コーナー
アカサシガメ
アカサシガメだろうと思います。
身体が朱赤色で黒い紋がある。
小さな昆虫を捕らえて汁を吸う。
横から見ると、結構精悍な感じで刺されたら痛そうな気がしたが、
人を指すことは少ないそうだ。口のあたりの曲がったもので刺して
体液を吸うのかしらと思った。・・
俳句は季語櫨の実(はぜのみ)
はじの実・櫨(はぜ)ちぎりなどとも言う。
櫨紅葉農夫に没日とゞまれる 赤尾 兜子