老後の練習

しのび寄るコドクな老後。オヂサンのひとり遊び。

ハノイB駅

2010-10-03 10:32:42 | ベトナム


今週、初めて鉄道を使って旅行に行くので、段取りが趣味のワタシは駅の下見に行ってきた。まずは朝に散歩がてら旅行会社に行って列車のチケットを受け取り。ソノ旅行会社が運営する特別車両の切符だが、切符そのものはベトナム国鉄のモノ。当然、車両は多少快適と思うが走りが快適かどうかはわからない。ニッポンでいえば新幹線が走る前の東海道線夜行列車のようなモノだから、注意書きにもあるように停車中はトイレ使用禁止、ということは、線路に肥料撒きながら走るアレ、だったりもするので。ま、どうなることやら。夜行列車の旅は20年前のインド以来だし。

で、旅行会社の、比較的好感を覚えたオネーさんにきつーく注意されたのは、ハノイ駅は二つあるので絶対に間違えないように、ということ。タクシーのウンちゃんにハノイ駅、って言うと、必ず違うほうへ行くから、住所の書いてあるところをよく見て、ソコに行くように言いなさい、って言われた。ハイっ、って答えまシタ。
ハノイ駅から歩いて5分のところに住んでいるワタシは、ということは東京駅から歩いて5分!っていうのとはまったく意味、というかフドー産的な価値は違うのだが、ソレを聞いてあのバロック調のメインの駅舎じゃなくて、裏にある通称、ハノイB駅ね、と思った。B駅なんて、B級グルメみたいでヒクツな呼び方だが、確かにメインの駅舎の裏側にひっそりとした地味な建物がある。で、ソレを下見に行ったというワケ。

駅の改札口は小さくて、西武新宿線の小平とか、田無とか、あんな感じ、って言ってもわからないと思うが。切符売り場だけがオヂサンがヒマそうに5人くらい並んで大井競馬場の自動売り場が使えない人向けの、アソコ、みたいに並んでいる。コレも言ってもわからないと思う。ま、こんなもんか、と思って外に出たら目の前に新しっぽい完全ローカルのビジネスホテルのようなものがあって、最上階にレストランがあると書いてあったので上がってみたら、田舎の会社の社員食堂のようなものがあって、でも駅の眺めはバツグンで、ビールを飲みながら眺めていた。左の写真のこじんまりしたのが通称B駅。右の遠景の中央奥に見えるのがバロック駅。バラック駅ではない。

でもって家に帰って切符をよーく見たら駅の住所はB駅のほうじゃなくて、家から5分のバロック駅のほうだった、というオチ。不安なので今日また下見に行く。



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