老後の練習

しのび寄るコドクな老後。オヂサンのひとり遊び。

『Out of Africa』

2009-04-18 17:13:11 | 映画
天気がイマイチはっきりしないので、洗濯物は午後から干すことにして朝から散歩。旧市街にDVD屋街みたいなのがあって、何軒も並んでいるところへ。店によって音楽モノだけのところとか、映画がABC順に並んでいるところとか、いろいろあって、3、4軒回ると希望のものが買える。値段はだいたい1枚15,000ドン。あえて円に直さないでおこう。

今日買ったのはコレら。
メリル・ストリープさまとロバート・レッドフォードの超名作「Out of Africa」にペネロペ・クルスちゃんの「Volver」。ニッポン題はどちらもへんてこなので忘れた。映画館でとっくに観たモノだが精神の安定のために買っておこうと思った。特に前者は。
思えば20年くらい前にコレを見たワタシはかなりのインパクトを受けて、アフリカには行かずにインドへ行った。メリル・ストリープが一等車に乗って行ったように、そのころはお金があったのでビジネスクラスで。でもっていろいろあってもごもご。。

まだあまり太っていないメリル・ストリープが、なんというかこんなヒトにならもてあそばれたいと思わせるような強烈なオンナを演じていて、それをロバートさんが押し倒してヤッちゃったあげく、オレはそれでも一人で行くぜ、みたいにしてアフリカの空の彼方に消えていく。航空撮影で水鳥がいっせいに飛び立つシーンはトリハダもんですな。
まあだからこっちにいて一人で発狂しそうになったら、コレ見てロバートになったつもりで妄想しようかと。

ついでに、というわけではないが、「Volver」の監督のペドロ・アルモドバルのがほかにないかとお店の人に聞いたら、コレがあるぜ、みたいにして全作品集を出してくれた。なんと60,000ドン。牛丼一杯分!
当分不自由しない。