老後の練習

しのび寄るコドクな老後。オヂサンのひとり遊び。

トンガ日記③ 星空、普通に500gのステーキなど

2006-09-20 23:54:16 | 旅行
トンガではもう少しゆっくりしたかったが、一緒に行った人がもう何度目かで。初めての旅行者の気分など忘れてしまったのだろう。
やはり鯨の回遊も見たかったし、いかにも地元、というような料理も一度くらいは食べたかった。日曜日が間に入ればいやでもゆっくりできたのだろうが。なにしろ日曜日は絶対に働いてはいけないことになっているので。

それでもやはり、初めての土地で見るものはすべて新鮮に感じた。きれいな花や珍しい鳥を町中で見ることができた。
それにしても人だ。トンガの人々はホントに体がでかい。中学生くらいまでは日本人と同じくらいなのだが、17、8才頃から急に大きくなるらしい。男女とも。
男性は平均で185cm、120kgくらい。女性も175cm、90kgくらいか。妊婦も多いのだがただ単に太っている女の人も多い。全体的に顔の彫りが深く、唇の形が完璧に美しい。

写真はイタリア風レストランで食べたステーキ。
普通、日本のレストランのステーキといえば、200gとかせいぜい300gではないかと思うのだが、トンガのレストランのメニューには500gからしかなかった。値段は400トンガ$=2000円ちょっとくらい。うまかったので全部食べた。以前アメリカで食べた、ただでかいだけのステーキとは違い、肉そのものがうまかった。
一緒にいたトンガ人の若者は700gをうまそうに食べていた。

このほかに食べたのはキリスト教会の食堂で昼定食など。ハンバーグと魚のフライにご飯、キャベツがついて80トンガ$=500円弱。以前、日本人女性が経営していたとのことで、カレーライスやオムライスなどもあった。
ほかに気付いたことをメモしておこう。またいつか行くので。

魚は重さで売っている。鯛だろうが鰯だろうが。台所付きのアパートを借りれば買って料理ができる。1泊1600トンガ$=9000円くらい。居間+2ベッドルーム、トイレ・シャワー付き。
島には山と川がない。信号がない。道路は人が右側通行。猫がいない。犬ばっかり。犬はクック船長がお土産においていったものが増えたらしい。由緒ある犬だ。
空がきれい。木々にはパンの実がなっていた。

そしてなにより、星がきれいだった。天の川を生まれてはじめて見た。