まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

晴れもせず 雨にもならず セミしぐれ

2017年07月30日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26.8度から33.6度、湿度は92%から76%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の31日は、引き続き、高気圧に覆われて概ね晴れるが、昼過ぎから湿った空気の影響で雨や雷雨となる所があるらしい。

 

 今日も朝から蒸し暑い朝になった。暑いのはいいのだが、この蒸しっとした空気では呼吸困難になってしまう。ということで、今日もドライモードのエアコンを動かせてのお勉強。

 

 昨日に続いて、画像ファイルの整理である。たくさんの紙くずを丁寧に開いて、それを電子ファイルに張り込んでいく。

 

 時々、読めない字や、見たこともない字に出会うので、手書き検索をやることになる。例えば、「攸」のような文字。通常の辞書では出てこない。これは、「ところ」という意味らしい。

 

 こうして、珍しい紙切れなどを記録しておくわけである。こどもの習字のお手本だとか、習字の練習したものとか、九九の覚え方とかというものもあったし、死亡通知の覚書とか領収書だとか通達だとか・・。

 

 時には、なんだかわからん物まで入っている。ま、紙であればなんでもかんでも押し込んだという印象。断片だとか意味不明のものは記録には残さない。

 

 新聞のきれはしとか、観光パンフレットみたいなものまで出てきた。

 

 こういう御札が多かった。宗派もさまざまで、浄土宗の御札も入っていたし、真宗の領収書も入っていた。天台宗から日蓮宗からと宗派もさまざま。お参りに行ったのか、誰かに頂いたものかは不明。

 

 画像ファイルも、今日でおしまい。残ったものがないか、忘れたものがないかを再確認。

 

 文字情報ファイルもできているし。あとは論文をどのようにまとめるか・・・だ。

 

 少しずつ、完成に近づいてきた。夏休みは始まったばかり。中身を確認しながら、作業を進めていくことになる。

 

  今日の掲示板はこれ。「出発は足下からなのに ひとはすぐ頭で歩こうとする」という平野修さんのことば。私達はものごとを起こすとき、ああだこうだと理由やら事実を並べ上げてからで行動を起こしたがらない。よく言えば堅実型というか理論武装型というか。悪く言えば、単なる「あたまでっかち」なのかも知れない。本当に歩き出しのは足の筋肉からなのだが、そのことには気づいていなくて・・・頭が先に行動してしまう。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたらいいね。



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