まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

愚かさを 高笑いする やぶつばき

2014年02月02日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、雲がかかっていたように思った。気温は8度から16度、湿度は94%から64%。風は0mから2mの南南西の風が少し。だから春のような暖かい一日になった。明日の3日は、次第に冬型の気圧配置となるため雲が広がりやすく、雨の降る所がある見込みとか。立春寒波がやってくるとかの情報もあったぞ。

 

 さて、そろそろと宿題に手をつけないといけないぞ・・ということで、法話の原稿を推敲してみたり、「しわく広島・島案内人用のガイドマニュアルに「手島・小手島」も追加して欲しい・・」という依頼がメールで飛んできたので 、基礎資料を集めたり、過去記事からデータを探してコピペしたり・・・。ま、一応、画像なしで40頁のマニュアルができた。これから、画像探しもしなくてはならん・・・。

 

 今日はお天気がいいものだから、棚岩(たないわ)サル軍団が出没ちう。ちなみに、「棚岩」というのはこのあたりの地名。近くにあるお不動さんは「棚岩不動尊」と言い習わしている。そのサル軍団が我が物顔でのしあるいている。「オレさまの領地だ、文句あっっかぁ~」などと逆ににらみ返すのだからどうしようもない。云うと云わないと、サルが本気でにらみつけて歯を見せたら怖いでぇ~。「ゴメンナサイ!」と、逃げるしかない。イヤ、ホンマに・・。

 

 最近は、カメラを向けても逃げたりしないで、逆にポーズを取ったりするんだから・・・。うちのポチ(ごん)は、尻尾を巻いて、私にぴたりとくっついて身動きしない。ここで一声、吠えてくれたら、サルだって逃げるだろうに・・・。

 

 ま、一時、サルを追い出しても、すぐに戻ってくるのだから、好きにさせておくしかないってことだな。中国の海軍さんみたいだな・・・。今日もけいこばぁが、「大根、それも大きいものを食べられた・・・」と怒っていたが、サルだって生活しないとアカンのだから、無駄な抵抗みたいだな。

 

 で、今日のお昼はここになった。高松市香川町川東上にある「こだわり手打ち・はな庄うどん」というセルフのお店。ここはぶっかけうどんとか肉うどんがおいしいのだが、冬期限定版の「しっぽくうどん小」をお願いした。480円と少々高めの」おうどん。

 

 その分、具材がてんこ盛り。どうやって食べればいいものかと思案する。ヘタしたら野菜の具材がはみ出して落ちてしまう。丹念に「積み木崩し」みたいに少しずつ具材を片付けるしか手立てはない。

 

 ここのおうどんは、レスラーみたいなお兄さんが打った麺だから、すこしばかり硬い。コシがありすぎ・・・みたいなおうどん。だから、小のおうどんを食べたら汗が流れたほど・・・。うどんを食べるのも重労働なんだ・・・。

 

 午後からは、「レキ墓研究会」の研究報告会の「案内用ポスター」のラフ・デザインをやってみた。どこに画像を入れて、どういうキャッチをどう入れて、キャプチャーはどうする・・・みたいなことで、五つほどをデザインしてみた。こういうセンスは全くないなぁと思うばかり・・。

 

 そのポスターに使わなかったデザインの中から・・「案内用のチラシ」を作ればいいかなぁと、安易な発想ばかりで・・・前にはなかなか進まない。しかしのかかし、冬場のせいか、ドライアイが進行しとるようで眼が痛い・・。眼科にも行きたいのだけれど、なんだかこわくて・・・。

 

 そそ・・。そのレキ墓研究会の事務局から、「二月中に、一度、相談したいことができたので、来島くだされたし・・・」というメールが飛び込んで来た。やれやれ・・・。二月の11日~14日までが京都の本山でのお勉強。戻ってきて一休みしたら16日が母の一周忌法要。17日が県立病院での予約診察日。それが終わったら、しわく広島に向かって、18日に会議・・・というスケジュールになった。あと、三月半ばに、レキ墓研究会の報告会と、「イギリス士官レキ研究会」が予定されている。それ以降は・・・五月の連休まで、全くの予定はない・・・。

 

 ともかく、二月の20日までは予定がみっちり。それより何より、14日の年金支給日が待ち遠しい。「本当に忙しい人は忙しいとは云わないもんだ・・」と云う人がいるが、忙しい時は忙しいもんなんだ・・・。

 

 と云うことで、二月の多忙な18日間がスタートする。今日は、嵐の前の静けさ、開戦前のリラックスみたいなことか。明日からは、本気でお勉強にも遊びにもアルバイトにも本気で取り組まなければ・・・・と、いいながらのリラックスタイム。

 

 今日の掲示板はこれ。今日も節分に合わせての「鬼・福」話題。「人間は自分の都合で鬼といい福という」というもの。さて、明日の3日は節分である。「鬼は外、福は内」と大きな声を出しながら福豆を撒いて、厄除けを行う光景がテレビで放送されることだろう。これは、季節の変わり目には邪気が生じると考えられており、それを追い払うために、昔、宮中で行われていたものが一般化して残ったものだそうだ。一見すると、楽しくほほえましい風景で、また伝統行事なのだからと大切にすべきかもしれないのだけれど、お念仏のみ教えを聴聞されるご門徒の多くは、昔からその行事を行おうとはしなかった。

 

 それは、「鬼は外、福は内」という生き方に問題意識を持っておられたからだと思うのだ。ここでいう鬼とは、自分にとって都合の悪いもの、逆に福は都合のいいものを指している。先輩念仏者の方々は、自分にとって都合の悪いものは外に、都合のよいものは内にという自己中心的な人間の有り様を、常々、自らの生き方の中に問うておられたからだと思うのだ。つまり、本当に怖い鬼は外にいるのではなく、自分自身の心の中に住んでいるということである。私たちは、自分にとって都合のいい事柄や得をすること、自分の思いに賛同してくれる人はすぐに取り込もうとし、逆にそうでない事柄や損をすること、自分の意見に反対する人は避けようとする。自分さえよければいいという思いは、裏を返せば他人はどうなってもいいという姿勢に他ならない。まさに鬼の姿ではないか。仏様のお心は、自他共に分け隔てなく、平等に救ってくださる世界である。その智慧の光に照らされたとき、私たちは初めて自らの恥ずかしい有り様に気づかされる。そして、その真実の教えに導かれたときに、まことの生き方が開かれて来るというものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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