まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

白木蓮 手放してもいい 今日明日

2015年03月29日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で、終日曇っていて小雨の降る一日だった。気温は6度から13度、湿度は78%から92%、風は2mから4mの北東の風が少しばかり。明日の30日は高気圧の覆われて晴れる見込みらしい。

 

 今日は神戸のおじいさん(けいこばぁのお父さん)の七回忌法要だというので、午前5時起きの5時半出発。屋島の娘の家に寄って、娘家族3人と私たち2人の五人が神戸目指して高松自動車道に乗って走る。

 

 鳴門海峡を渡って淡路島に向かう。小雨が止んだり降ったり・・・。

 

 淡路島を南から北へひた走る。7時から8時あたり。途中でトイレ休憩も含む。

 

 サービスエリアの桜も曇りでは色がさえない。9時にJR垂水駅で娘婿を出迎えて、その後、名谷でよしつぐさん家族3人と合流して、けいこばぁの実家に向かう。9時半過ぎのことだった。

 

 11時からの法要だったが、15分、前倒しで読経が始まった。余宗のお作法は知らないのだが、この尼さん、式衣も五条袈裟も着けない。普段着でのお勤めである。この方は若い頃から、お勤めに来るのだが、いつもこのスタイル。

 

 お昼は「餃子の王将」でのおときになった。

 

 法要が終わってから、自宅あるいはお寺の一室、またはレストラン、料理屋などで、僧侶・参会者に食事をふるまわれる。これをお斎(おとき)と呼んでいる。お斎は忌日法要・年忌法要のいずれもふるまうことが多い。ふつう、お斎は精進料理がよいとされているが、いまは別にこだわることはなくなってきている。

 

 ま、土地それぞれの味があり、家庭家庭の思惑もあるし、「正客」であるお坊さんを招かないところも多くなった。時代の流れだなぁと感じることが多い。

 

 こちらにはわが家のメンバーが並んだ。右の男の子が神戸のたつや君。今年、高校生になる。はやて君と一緒にサンフランシスコに行った子である。

 

 こちらはお施主さん側。総勢で15人。ま、七回忌ほどになると人数も少なくなってくる。

 

 お食事のあと、女性陣はお買い物に出かけ、私たち男性陣は二次会をしながら女性陣を待つ。

 

 娘はお肉をどっさりと買い込んでいた。とかく、女性はお買い物が好きみたい。

 

 16時過ぎに神戸を出て、18時前にわが家に着いた。娘家族はそのまま屋島へと帰って行った。法要には行ったのだけれど、なんだか、行楽に行って来た・・・という印象だけが残ったことだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「弱いから強くなれる 持っていないから何でも持てる」という城たいがさんの言葉から。コップの水が一杯の状態であれば幾ら水をいれてもこぼれてしまうように、頭の中が思い込みで一杯であれば幾ら教えても身につかない。何も持っていないから、何もないからと卑屈になるのではなく、何もないから一杯詰める事が出来る、と考えると元気になる。私も要らない物がたくさん持ちすぎているかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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