まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

静けさを 春の寒さと 言ってみる

2018年02月17日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となり、概ね晴れていた。気温は4.4度から8.5度、湿度は78%から52%、風は5mから8mの西の風が強かった。明日の18日は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 今日は春のような朝だなぁと遠出をしてみた。

 

 遠出たって、県外や海外に行くわけではない。今月初めにもやってきた、丸亀市綾歌町にある福成寺さんである。あれから、もう、10日も経ったから少しは花も膨らんだかなぁとやってきた訳。

 

 まずは山門で一礼して本堂にご挨拶する。

 

 その脇においでになる親鸞聖人さまにも合掌礼拝する。昨年の今頃、「ここにもお大師さんがおるなぁ~」と言う方がおいでたが、この方はお大師さんでもなく空海さんでもないのだが、知らぬ方から見れば似たようなものかも知れない。

 

 寒桜は10日前と全く変わらない。

 

 ここは、浄土真宗本願寺派梵音山真興院福成寺と称す。開基は、聖武天皇の頃、行基の開山と伝えられる。嘉承元年(848)真言宗に、応永28年(1421)、中興の祖、了圓により、真宗に改宗した。

 

 後小松天皇の応永元年(1394)、長尾大隅守の執権職であった幡多惣左衛門正家が68歳の時、出家し了圓と号し、この地に福成寺を再建した。了圓の後、 長尾元高の第9子、高乗をその嗣とし、乗高と号し、当山第二世となった。以後、法灯連綿今日迄及ぶ・・・とある。

 

 寒桜の開花はまだまだ・・というところ。

 

 それでは・・・と、綾上町(現綾川町)の山手にやってきた。10年ほど前には、この辺り一帯でふきのとうが採れた。しかしのかかし、今回は1本も見つけられず。山手の何カ所を回ってみたが、ふきのとうなんぞどこにも見えない。

 

 数年前の2月17日の写真である。もう、すでにとうがたってしまっている。今年はまだなのか、もう、生えなくなってしまったのか。

 

 昨日夕方、香川医大の心臓血管外科から電話があって、今月22日に入院が決まった。で翌週の26日にオペだとのこと。そこで、奥方の休暇を変更して貰って、21日と22日を休みにして、21日の午後から奥方の友人を呼んでカラオケパーティーをすることになった。

 

 そのために、ホームセンターで備長炭を買って来た。外は寒いので、リビングの囲炉裏でバーベキューをするのだそうだ。

 

 まぁ、これでパワーをつけて・・・みたいなことらしい。最後の晩餐ならぬ、最後の午餐にならないことを念じるのみ。

 

 今日の掲示板はこれ。「それもこれも みんな当たり前だと思った時から 私の不幸は始まる」というもの。いつもお世話になっている町内の善楽寺さんの掲示板から。

自分の今の幸運を、
当たり前と思った時に、
不運は始まる。

自分と付き合ってくれている人が、心優しい。
そのことを当たり前と思った時に、
不幸は始まる。

気がついた時には、
酷い人に囲まれている。

自分のことを良くしてくれる人がいる。
それでずにのった時に、
地獄の入り口にきている。

一度去ったその人は、もう戻らない。
なぜなら、
その人は、さる前に、できる事を精一杯しているから。

(加藤諦三 金のたまごを生むから)

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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