まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

日脚伸び 今日の散歩は 遠くなり

2018年02月05日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は、冬型の気圧配置となっているため概ね曇り、雪の降っている所があった。気温は0.4度から3.0度、湿度は75%から60%、風は6mから8mの西の風が強くて冷たかった。明日の6日は、引き続き冬型の気圧配置となるため概ね曇り、雪の降る所がある見込みらしい。

 

 さぬき市には雪などとっくにないのだが、高松市南部あたりに行くと道ばたに雪が残るようになった。香川県西部には雪が降ったようなニュースを聞いていたが。

 

 丸亀市南部の綾歌町に入ると、こんな雪景色になった。もっと西に進むと、もっと雪の量は多くなるのかしらん。ここまで来るのに2回のトイレ休憩が必要なのだが、途中の道の駅ではトイレの改修工事中。ここまで、ノンストップで来たから大変だった。

 

 今日の目的はここ。梵音山眞興院福成寺(ふくじょうじ)さんである。開基は、聖武天皇の頃、行基の開山と伝えられる。嘉承元年(848)真言宗に、応永28年(1421)、中興の祖、了圓により、真宗に改宗した。後小松天皇の応永元年(1394)、長尾大隅守の執権職であった幡多惣左衛門正家が68歳の時、出家し了圓と号し、この地に福成寺を再建した。了圓の後、長尾元高の第9子、高乗をその嗣とし、乗高と号し、当山第二世となった。以後、法灯連綿今日迄及ぶ・・・とある。諸堂宇も整い大いに盛んであったが、天正の兵火で焼失。以後再建され、天正14年には、羽柴秀吉から京都大仏殿供養に命ぜられている。

 

 ここは、「寒桜」が有名で、二月中旬になれば大勢のカメラマンや写生をする人たちが押し寄せる。もう、そろそろかなぁとやってきたのだけれど。

 

 ところが、今年は寒いのか、まだまだ、多くが蕾状態。来週でもまだまだかも知れない。

 

 去年の今頃は、すっかりと花が咲いていたのに・・と、引き返す。帰りもトイレ探しをしながらの帰途になった。

 

 今度は、東かがわ市の湊川沿いに植えられている川津桜を見に行った。昨年はこのような状態だったのだが、こちらは皆目の蕾状態・・・。来週でも無理かも知れない。

 

 家に戻ると、先日の勝覚寺へのお客さん、岡本智水さんの著書、「親鸞聖人の教えをいただいて」が届いていた。これも来週からの入院の時、じっくりと読ませていただこうと思う。おおきにです>智水さん。

 

 当面は、この論文を完成させておかねばと思う毎日である。今年が、英国士官レキ没後150周年。この夏には慰霊祭が行われる。そのときの配布用と保存版を用意しておかねばならないので大慌てである。

 

 まだ、15日の入院か、22日の入院かの連絡がない。今週8日が県立病院での予約診察日だ。この日に担当ドクターから連絡があるのかも。なんとなく落ち着かない毎日ではある。

 

 今日の掲示板はこれ。「人の数だけ鬼はいます。いえ、それだけ仏さまもおられるのです」という塩見行雄さんのことばから。「渡る世間は鬼ばかり」は実感するけれど、そんなにたくさんの仏さまがいるとは思えないけれど、家族にとってみれば、やさしい仏様なのかなぁとは思ってもみたり。塩見さんは京都府福知山市出身。昭和48年福知山市役所に入庁。長く福知山市史に携わり、城の管理や美術館の管理、教育委員会で公民館長・図書館長を歴任し平成20年退職。前館長の退職に伴い平成21年4月から鬼の交流博物館館長に着任。

日本の鬼の交流博物館HPはこちら

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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