まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

一人だと 一人のままの 夏の花

2017年05月26日 | 今日はすっかりとアートの世界

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は18.7度から25.6度、湿度は94%から60%。風は1mから6mの西の風が一時は強かった。明日の27日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 さて、昨日に借りた本はこどもさん向けだったので、今日は検索システムで、それらしい本を探し出して借り直してきた。

 

 こういう本とか・・・

 

 とか・・・、

 

 こういう、難しい本などを借りてきた。

 

 こういう小説まで出ていたのか・・・。

 

 お昼からは、隣町、寒川町(さんがわまち)にある、「21世紀館さんがわ」という施設で行われている「絵画展」を鑑賞してきた。

 

 というのも、昨日の民児協の総会に行くバスのなかで、この案内状をもらったからである。

 

 「木画会」というのは、毎週木曜日に、町内の画家だった「十河安則」先生の指導の下、絵画を学んだ人たちの集まりで、こうした絵画展を行っているらしい。

 

 この人も、同じ民児協に入っている同級生だった「黒田画伯」。こうした絵を描くのだという。

 

 こうした絵とか・・・。

 

 中学校を出てからは会うこともなく、同じ町内に住みながら会話を交わすこともなかったけれど、民生委員になって、こんな彼を知った・・・。ほかにも2人の女性会員も民生の方だった。

 

 ほかの方々も「体協」とか「文化財保護協会」とか「いきいきクラブ」とかの地域活動をやっているらしい。そのいずれにも入っている猛者もいるのだとか。私は会社一筋で、暗いうちから出勤し、暗くなってから自宅に戻る生活で、地域のことなど何一つしていなかったから「浦島太郎症候群」。

 

 今日も「たまちゃんアイス」がおいしかった。

 

 今日の掲示板はこれ。「人の悪い所はよく見える 自分の悪い所は見ようともしないこの私」というもの。どこの誰の言葉かもわからない。江戸時代の終わり頃から昭和の始めにかけて、讃岐の国に山地願船さん(1859~1941)という方がいたそうな。この願船さん、同じ讃岐の庄松同行に並ぶ程の妙好人であったとか。ある時、願船さんが「眼が悪くて困っておりますが、この私の眼を診てくれますまいか」と親しい眼医者を訪ねたそうな。ところが、いろいろと調べてみても、どこにも悪いようにはない。「診たのじゃが、どこも悪くないようじゃがな」と眼医者が言うと、願船さんが言うことに、「私の眼は人の悪いとことばかり見えて困るんですわ・・・」。なるほど。私たちの眼というのは、他人さまのことはよく見えるもの。「あの人、また、スマホを変えたなぁ・・」、「あの人は外車に乗って景気がええなぁ~」などと。それでは、そのよく見える眼でもって、自分の顔を見ようとすると、さあ、どうだ。頑張っても、せいぜい鼻の頭が見えるくらい。鼻が低いとそれさえもむつかしい。一番近くにありながら、見ることできないのが自分の顔なのである。蓮如上人は、「人のわろきことはよくよくみゆるなり、わが身のわろきことはおぼえざるものなり」と、仰せだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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