まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

柿の実を もぐ人もなし 里は暮れ

2016年10月11日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で概ね曇っていた。気温は今期最低の15.3度から22.1度、湿度は84%から58%、風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の12日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 朝、洗面台で水道の水が「冷たい」と感じた。いつの間にか秋になったようである。だから、朝の迷犬ごんの散歩にも上着がいるようになった。そうそう、昨夜の夕食時にはエアコンを暖房モードに切り替えて動かせた。

 

 昨日が休日だったから頭がおかしくなったが、今日は確かに「火曜日」である。で、いつもの「おへんろ交流サロン」に出勤した。ここに出勤しても何も出ない。最後にコーヒーとお菓子が出るくらいなもの。ま、お年寄りの暇つぶしみたいなものだ。

 

 おお、さすがにセーターを着込んでいる。今日もいつものメンバーでの作業になる。先週に引き続いての「紙くず」の調査である

 

 少し前に、「大師像」ということで整理をしたのに、それを、「掛け軸」だということで返品されてしまった。分類する人の主観で、「掛け軸」になったり、「大師像」になったり、「お御影」になったり、「仏画」になったり・・・。信仰心というものも関係するかもしれない。弘法大師さまさまならば、「お御影(みえ)」になったり、「大師像」になったりするが、信仰心がなければ、タダの紙くずでしかない。

 

 このおねえさんはすっかりと秋冬モードのセーター姿。

 

 しわくちゃになったお札をスプレーをかけてしわ伸ばし中・・・。なにせ、二百年近くも俵の中に押し込まれていたものだから。これまた、たいへんなお仕事。

 

 それでも、もう、数週間で、このお仕事も終わりそう。

 

 寒川家担当の会長さんも、飯田家担当の中島先生も忙しいらしくて研究が進んでいないらしい。そこで、私の田淵家のものを先に発行することになったらしい。

 

 で、三月を目途に、私の「娘遍路研究」と片桐先生の「島四国研究」を抱き合わせで発行する計画だとか。その後で、寒川家と飯田家をセットにして印刷・発行の計画だとか。来年もずっと、ここに出勤することになりそうだ。

 

 わが家のテレビも10年目。少し前から、こういうエラーメッセージがテレビ画面に出るようになった。だから、テレビの音声も止まってしまう。普通ならば、カードを正しく装着すれば治るはず。

 

 こういうことで、カードを抜いて、差し直せばいいのだが・・・。

 

 でも、わが家のテレビはこんな場所にある。「壁掛けテレビ」になっていて、テレビには手が届かない。

 

 しかも、電子オルガンの上に乗ってみても、テレビの裏側には手が入らない・・・。はてさて、どうしたもんじゃろうかいのぉ~。テレビがなくても困りはしないのだが、なんだかさみしい。

  

 今日の掲示板はこれ。「人は 幸運の時には偉大に見えるかもしれないが 真に向上するのは不運の時だけである」という、フリードリッヒ・フォン・シラーの言葉から。フリードリヒ・フォン・シラーは「シルレル」とも読まれている。18世紀ドイツの詩人・戯曲家・思想家で、1759~1805。
人は、幸福期の絶頂にあるときには偉人にも見えるけれど、人が成長するのは不運の時期にどう生きるかであると言うているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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