まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

あれこれと 思案ばかりの 神無月

2016年10月02日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れているが、夕方からは湿った空気の影響で曇り、雨や雷雨となる所があるらしい。気温は22.2度から28.6度、湿度は96%から82%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の3日は、湿った空気の影響で曇りで、昼過ぎから時々雨が降り、雷を伴う所がある見込みらしい。

 

 今月は特にという行事も講演会も法話会もない。とりあえず、秋の文化祭の準備くらいなもの。

 

 そのための「俵札」の準備を少しばかりやっておいた。でも、一ヶ月も先のことだから、あんまりテンションは上がらない。

 

 昨夜の雨で、金木犀の花びらが散ってしまったらしい。華のいのちは短くて・・・だ。

 

 早めに家を出て、村の鎮守の八幡さんに行ってみた。12時過ぎだったから、まだ、境内は閑散としていたが、こうして獅子舞の奉納が行われているばかりだった。

 

 13時前から「お式」が始まった。神社の場合は何というのだろう。あ、秋の例大祭が始まった・・と言えばいいのか。大総代さんや神輿守などの関係者が拝殿に入ってお式をやっている。

 

 その後、市内の小学生による「浦安の舞」の奉納があって、大太鼓が出発する。

 

 この太鼓も重いらしい。太鼓を先頭にして・・・

 

 これも同じく市内の小学生による「鉄砲隊」である。お母さんたちがスマホやビデオカメラで取り囲むようにして前進する。

 

 で、挟み箱が続く。「御供櫃:ごくびつ」とも言うらしい。17Kgの重さだというが、もっと重いのではないかと思うほどの重さだった。

 

 で、西村奴、田面(たづら)奴という、奴さんが続き・・・

 

 ようやく、お神輿さんである。昨年からは台車に乗せて、それを押しながらの「御幸:みゆき」になる。これも、御神輿を担ぐ人がいなくなったせいもあるらしい。もしも、落として壊れたら困るかららしい。神輿守の当番に当たったら、神輿を担ぐ人を探して、よその自治会から雇う所も出たらしい。もう、昔のように重い荷物を担げる人は少なくなった。

 

 この方は「禰宜:ねぎ」さんかしらん。普段から神社のことにはうといのだ。

 

 この人が宮司さんであるのはわかる。第十五代宮司の六車さんである。まだまだ、「御幸式」は続くのだが、キリがないので、このあたりで失礼した。

 

 今日の掲示板はこれ。「人は もう戻れない昨日と まだ知らない明日の間に生きている」というもの。これまた、どこの誰の言葉かはわからない。私たちは、昨日という過ぎ去ってしまった昨日と、まだやってこない明日という、まだ知らない世界の間に生きている。と言うことは、昨日のことは考えても仕方がないしどうしようもない。そしてまた、掴みようのない明日という日を、あれこれ考えても仕方がないということになる。それでも、私たちは昨日のことをあれこれと考え続け、明日のことをあれこれと思案してみたくなるのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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