まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

たけのこを 掘ってようやく 夏が来る

2013年05月01日 | 自然ありのままに

 香川県地方は高気圧に覆われて晴れていたが、寒気の影響で雲の広がる所があったし、北西の風が4mから5mと吹き荒れて、日陰にいると肌寒いくらいだった。気温は10度から16度。湿度は84%から55%。明日の2日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日は移動日・・・ということで、慌てなくてもいいのだが、気分はすっかりと帰宅準備。朝の5時半から掃除機を掛けたり、食事の準備をしたり・・・。食器とかも早くに片付けたくて。午前8時前にはすっかりと準備完了。

 

 ここに来るときには「早く行きたい・・・」と思うのだが、今度、帰る時には、「早く帰りたい・・・」と思うのは何故なんだろうか・・・。早く帰っても、したいこと、やりたいことが待っている訳でもないし、待ってくれている人が居るわけでもないのに・・・。

 

 8時半のフェリー「しわく丸」に乗って丸亀港に向かう。このしわく丸、船舶検査の時に、派手な「ガンダム・カラー」を塗り替えて、「びさん・カラー」にしたらしい・・。

 

 二階の客室に入ったら、島の女性の「みちこさん」が隣にやってきて、「前からお話がしたかったの・・・」と、「英国士官レキの墓研究会」についてのお話を話し始めて・・・。会の運営のこととか、これからのこととか・・・そのほかのこととか・・・。なかなかに、同じ会のメンバーであっても、会が終われば・・・ハイ、それまでよ・・・と帰ってしまうもの。個人的な話はできないというもの。なるほどね・・・。

 

 9時半には丸亀港を出て・・・さぬき市を目指して走る。

 

 途中の綾川町の「本格手打ちうどん・はゆか」に寄った。ここも有名店入りしてるんだろうか。愛媛ナンバーとか岡山ナンバーとかの車が止まっていて、若いカップルが何組もうどんを写真に撮ったり、相互のおうどんを食べ比べしたりしている。

 

 テレビのグルメ探訪みたいに・・「わぁ・・おいしぃ・・。コシがあって、しかもマイルド・・・」なんてやっている。あんたはレポーターなんか・・・・。

 

 で、肝心のおうどんだが、これで「釜玉ぶっかけ小の温いんの濃い出汁」というメニューになった。生たまごをどんぶりに入れて、釜からあげたばかりの麺をその上に載せて、熱い濃いぶっかけ出汁(付け麺用出汁)を上からぶっかけて食べるもの。これで380円だった。麺のエッジが立っているのがわかる・・・。

 

 我が家には11時過ぎに着いて、お接待でいただいたあんパンやらお赤飯やらの生ものをけいこばぁにお土産として渡すと、それが今日の昼食になったらしい・・・。

 

 お昼からは山の旧宅の周辺の竹藪をのぞいてきた。相変わらず、あなぼこだらけだったが・・・。

 

 この時期にはこういうものが見つかる。イノシシは地上に出たタケノコは食べない。全く食べないのか、たまには食べるのかは知らないが、イノシシは食べないと思う。それを、サルは頭をかじるが、それ以外は食べない・・・。このあたりが不思議なところだ。

 

 それを掘って帰るとこうなる・・・。頭をかじった・・・というても、肝心の中身までには到達していないものが多い。

 

 そうして、お鍋の中で湯がかれて・・、今夜の夕食のおかずになった。煮物・木の芽和え・天ぷら・・・。

 

  今日の掲示板はこれ。「苦しくて当然 悪くてあたりまえと思っていれば どんな人生もなかなかいいものです」というもの。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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