まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

蜘蛛の糸 嵐の前に 手を洗う

2012年09月29日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 大型で非常に強い台風17号が西日本に接近しているというもので、丸亀市沖にある「しわく広島」にやってきた。島に係留してあるマイボートが心配だからだ。

 

 いや、私の船はどうせ動かないのだから、それはそれでいいのだが、私の船のロープが切れて、隣の船を壊したら数百万円もの損害賠償をしなければいけない・・・。それが心配なだけだ。漁師さんの船でも壊したら大事(おおごと)になる。島にいられなくなっても困ることだし。

 

 ということで、朝うどん。丸亀市土器町東にある「さぬき麺輝屋」にやってきた。ここは朝の6時半からオープンしているのがありがたい。で、かけうどんが午前10時までは100円というのもありがたい。

 

 だから、あげ(100円)を乗せても200円でいいのはうれしいことだ。あとのネギやノリはフリートッピング。これでおなかをおこしておいてから島に入る・・・。

 

 ここは元は本屋さんだったというので、お店は広い。まるで学校みたいだ。近くのおじいさんらしき人は、おでんや天ぷらをアテに朝から缶ビールをおいしそうに飲んでいる。

 

 で、今日の作業は船尾から太いロープを出して、堤防に結んで船を引きつける作業。つまり、この操縦席のキャビンが袋状になって、風を受けて前の岸壁にぶつかるのを防止する。

 

 こうして、ロープを引き出して後部側の堤防に結びつける。本当はアンカーが入っているので動かないはずだが、アンカーが抜けても動いても困るし、ロープだって信用はできないし・・。

 

 ということで、お隣の実さんと共同作業でロープを張った。

 

 とにかく、キャビンに風が当たっても船が前に激突しないようにきつく結んでおかねばならない。で、台風が過ぎれば、このロープは外さないとほかの船の航行に支障が出るし、邪魔になる。だから、台風前から台風一過まで、船から目が離せない。 

 

 さらに後部の揺れを防止するロープも張っておく。ロープだらけになっているが、これで安心だという保証はない・・・。

 

 ま、今夜は、発表会の練習でもしながらゆっくりと飲んで寝て、明日のお昼が勝負かなぁとは思っている。お昼時が満潮だしということで海面上昇が心配だとか・・。

 

 今日の掲示板はこれ。過ぎ去った過去は私の人生の深さであり、来るべき明日は私の人生の広さになるのだという。今というこのひとときの積み重ねが深さとなり、広さとなるのである。だからこそ、丁寧に丁寧に歩きつめて生きたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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