まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

木村海産物店・・・。

2007年04月14日 | 自然
 牛島でも・・・お墓は見つかりません・・・。

 そこで・・・今度はわかめ採り・・・です。自治会長さんの船には・・わかめを採る道具が積んであります・・・。それをお借りして・・・よっくんが・・・わかめを巻きつけて引き抜くのです。私もボートフックを使って・・・・巻きつけて採ります。沖の一文字堤防には・・・わかめが・・・びっしりです・・。

 時期的には・・・少し遅いのですが・・・たっぷりと・・・採りました。しかし・・・、食べるのは・・・わかめの軸・・・幹の部分だけなんです・・。葉っぱの部分は・・・たけて硬くなっているので・・・すべて・・・廃棄です・・。もったいないですよ・・・八割がたは・・・捨ててしまうのですから・・・。

 木村わかめ店みたいやなぁ・・・とか、木村海産物店やなぁ・・・とわぁわぁ・・・いうとったのですが・・・、軸だたけに分ける作業になると・・・飽きてきて・・・飽きてきて・・・寡黙になってしまって・・・。

 こうして・・・島の土曜日は・・・あっという間に終わってしまうのでありました。

極楽寺の無間(むげん)の鐘・・・。

2007年04月14日 | 自然
 土曜日は・・・周囲の草刈りからです。自治会長さんが燃料を持ってきてくれたので・・・周囲をさっぱりと草刈り・・です。母のさっちゃんは・・・室内のお掃除・・・。よっくんもお手伝いして・・・別荘の周囲のお掃除です。

 それが終わると・・・よっくんが暇そうです・・・。この子は・・・暗闇でしかつりをしないのです。明るい間は・・・釣れないのだそうです・・。

 そこで・・・咸臨丸乗組員のお墓探しに茂浦(もうら)という集落にある・・正福寺の墓地を捜し歩いたのですが・・・見つかりません・・・。森さんという・・・三人のお墓が見つからないのです・・。

 仕方がないので・・・マイボート・・・「あかつきⅡ」の燃料を補給しておきます。この前・・・お布施が入ったので・・・(内緒ですよ)、それで軽油を満タンにします・・・。一万円以上もお支払いしました・・。

 「じゃぁ・・・船に乗ろうよ・・・」ということで・・・牛島へ・・。この牛島というのは・・丸亀市沖にある・・・塩飽本島(しわく・ほんじま)の近くにある小さな島なんです・・。ここにも二人の乗組員のお墓があることになっているんです・・。

 そこで・・・よっくんに操縦をまかせて・・・のんきに海のたびです。手には・・・缶ビールが・・・しっかりと・・。

 この島・・・今は・・・六人しか住んでいませんが、江戸時代には・・・数百隻の千石船がいたのだそうです・・。その頂点が・・・丸尾五左衛門という廻船問屋のおっちゃんです・・。

 このおっちゃんも・・・元は九州から流れてきた・・・漁師だったそうです。その漁師の青年が・・・絶対に鳴らしてはならない・・・撞いてはいけない・・・といわれた・・・この極楽寺の鐘を鳴らしたんだそうです。この鐘を撞いたものは無間地獄に落ちる・・・といわれておったそうです。

 ところが翌日からは・・・豊漁に次ぐ豊漁で・・・あっという間に大金持ちに・・・。ところが・・・三代目あたりかは没落し・・・今は礎石が残るばかりです・・・。栄耀栄華・・・というものは・・・そんなものかも知れません・・・。

 内緒ですが・・・うちのケイコおばも・・・この鐘を鳴らしたのですよ・・・。

 我が家も・・・まもなく・・・没落でしょうか・・・??

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