閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ガガンボ

2013-07-17 | 昆虫
図鑑でよく似たのを探したら、キイロホソガガンボに近かったが、このブログでは、同じガガンボの仲間を去年の12月1日11月13日、一昨年の5月13日などにも載せたことがあるので、もしかしたら同じ種類なのかもしれない。いずれにしろ、ガガンボで間違いないと思うが、ガガンボの仲間はどれも脚が非常に長いのが特徴だ。他の大きな動物に比べれば遥かに弱い昆虫の世界では、この長い脚が生きていく上で不利になるのではないかと思う。ガガンボは飛ぶことはできても動作が鈍いから、同じように脚が非常に長いザトウムシのように、翅がなくても素速く逃げられる訳でもないし、脚が長いことの長所は何だろうかと思ってしまう。













脚の長い虫のついでに、2年前の秋に撮った在庫画像のザトウムシも一緒に載せておくことにする。設楽町の面の木園地の林の中でたまたまこのザトウムシに出会った時には、名前も分からないまま「クモのようなこの変な虫は何だろう」と思って、コンデジで急いで1枚だけ撮ったものだ。逃げ足が素走っこくて直ぐに逃げられてしまったから、このブログには載せなかった筈だ。目はあってもが殆ど見えないそうだから名前が「座頭虫」となったようで、体長は1cmもないくらいなのに、針金のような脚はどれも数センチから10cm近くあったように思う。目の代わりになる一番前の脚で進む方向を探ったり、餌となる獲物を感知しているという。

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