米のとぎ汁発酵液と活性液の違いは何ですか?
EMは販売店でEM1型(定価2,100円)として入手できますが、EM1型はEMが休眠状態なのでそのまま使う事はできません。そこで、活性化(目を覚まさせる)させて使います。EM1に砂糖と水を加え発酵させて作るものを「EM活性液」、少しの砂糖と米のとぎ汁(水分の代用)で作るものを「米のとぎ汁発酵液」と言います。用途が同じなのに、何故、呼称が違うのでしょうか。本来ならば共に発酵液と言う言葉を使う方が分かり易い、です。発酵させて活性化する、ことだからです。思うに、米のとぎ汁発酵液が考案された背景には、米のとぎ汁をそのまま排水してしまうと河川の汚染に繋がるので、それを防止する狙いもあったのではないでしょうか。蛇足ですが、米のとぎ汁発酵液の方が、質の高い効果の持続性を期待出来ますね。更に生産コストも低いので、正に一石三鳥の発酵液です。発酵にはミネラル分が不可欠なので、精製糖を使用する場合には自然塩を少々(パラパラ程度)入れることを忘れずに。糖蜜はそのまま。
写真は左から、米のとぎ汁発酵液、精製糖(白糖)を使用した活性液、糖蜜を使用した活性液。くどいですが、効果は同じですよ。